ここ近年、補聴器は充電式タイプが増えています。従来の電池式は電池交換の手間があり面倒に思う方もいました。また、いつ電池が切れるか分からないという不安が解消されるなど、使い勝手の良さで人気を得ています。 充電式タイプは、メーカーにより仕様が異なります。この記事では、プロショップ大塚がお取り扱いしているメーカーの充電式タイプを補聴器の形状別にご紹介していきます。(2021年4月時点での最新シリーズでご紹介します。) 耳あな型の充電式はスターキーだけ マスクやメガネに干渉しないオーダーメイドで作成する耳あな型補聴器で、充電式が発売されているのはスターキーだけです。聴力や使いやすさに合わせて、大きさも3種類選べます。 器種名 充電方式 充電池バッテリー内蔵 フル充電時間 急速充電時間 バッテリー交換時期 リビオAI/リビオ 接触型 あり(3回分) 3.5時間充電で23時間 30分の充電で4.5時間 […]
私たち大塚補聴器は、補聴器の専門家として、
一人ひとりのお客様に合った補聴器を選ぶお手伝いをしています。
補聴器に関してよく読まれている記事をまとめています。


充電式補聴器メーカー比較

【Q&A】補聴器をしている祖母がテレビがよく聞こえないみたい。テレビがよく聞こえる機器ってどうですか?
ご質問 補聴器をしている高齢の祖母ですが、テレビがよく聞こえないみたいです。 そこで、試せるみみ太郎※はいかがでしょうか?感想を知りたいです。教えてください。 ※弊社補足 「みみ太郎」は、インターネットでも広告が掲載されている集音器で「テレビがよく聞こえる」と趣旨のキャッチコピーが書いてあり、無料で試せるサービスがあるようです。 ご回答 みみ太郎については音を聞いたことがありませんので分かりません。 すでに補聴器をお使いなら、それぞれの補聴器メーカーからテレビの聞こえを改善する別売りのオプション機器があるので、そちらをおすすめします。 なお補聴器とは別に、無料での試聴体験ができる聞こえの改善装置としてはコミューン(comuoon connect Type TV)がおすすめです。 弊社では取り扱っていませんが、音量を上げずに言葉の聞き取りを改善する機能が組み込まれています。 コミューンは、補 […]

言葉が聞き取れない時は「語音明瞭度(語音弁別能)」の検査
困るのは音ではなく、言葉が聞き取れないこと 一言に難聴と言っても、人によって症状や困りごとはさまざまです。しかし、ほとんどの方に共通している困りごとは「何を言っているか、言葉が聞き取れない」です。 これは決して珍しいことでなく、難聴の方の多くは音ではなく、言葉の聞き取りに悩みを感じています。 困っているのが音の聞こえではなく、言葉の聞き取りであれば、どれくらい言葉を聞き取れるのか?もしくは聞き間違えるのか?まずは、これを検査することが必要です。 言葉の聞き取りが分かる『語音明瞭度検査』 一般的に行う聴力検査(音が聞こえたらボタンを押す検査)では、どのくらいの大きさの音なら聞こえるかのみを調べます。 これとはまったく別に、言葉の聞き取りを調べる「語音明瞭度検査」があります。病院や補聴器店によっては「語音弁別能検査」と呼ぶ場合もありますが、同じものです。 言葉が聞き取れない方の場合は、こちらの […]

補聴器店の選び方、取扱商品が全然違う!
あなたが欲しい補聴器を取り扱っている補聴器店を選ぼう 補聴器を取り扱っているお店は、メガネ店、家電店、量販店、ドラッグストアなど様々あります。 しかし補聴器には種類があり、それぞれ取り扱っているお店(業態)がまったく異なります。フルオーダーメイドな補聴器が必要な時に、家電店に行っても取り扱いがありませんし、通販と同じような5,000円の格安品が欲しい時に専門店へ行っても、取り扱っていません。 補聴器は価格だけ見ても、片耳数千円の簡易な補聴器から、50万円以上のフルオーダー品まで、種類がとても多いです。 自分が欲しい補聴器の種類によって補聴器店の選び方は変わります。 この記事では補聴器の種類と、それを取り扱っている補聴器店をご紹介します。あなたが補聴器を買うときの参考にして下さい。 補聴器は大きく分けて3種類。簡易な既製品からフルオーダーメイドまで 補聴器には、大きく分けて3種類あります。 […]

【Q&A】イヤモールドを着けているのに、なぜ補聴器からハウリングが起こるの?
回答:圧迫感があっても、耳とイヤモールドの間に隙間が出来ている可能性はあります。補聴器内部の故障で、ハウリングが起こることもあります。これらの他に、イヤモールドにひびが入っていたり、イヤモールドと補聴器の接続箇所に隙間があってもハウリングの原因になります。 質問者さんは、すでに補聴器をお持ちの方で、ハウリングについてお悩みのご様子です。 この記事では質問の中にあるハウリングとイヤモールドについての簡単な説明と、ハウリングが起こる4つの原因について解説します。 ハウリング(ピーピーという雑音)について 補聴器を使用していると、補聴器から「ピー」とか「ジー」という音が聞こえることがあります。 この現象はハウリング、もしくはフィードバックと呼ばれています。ハウリングは補聴器に限らず、カラオケやホテルのセミナー会場など、マイクとスピーカーがあれば、どこでも起こりうる現象です。 スピーカーから出た音 […]

【Q&A】難聴の母が補聴器を拒否!どうしたら使ってくれるの?
Q .娘さんからのご相談 5年ほど前から母は難聴気味でした。最近さらに悪化して、耳鼻科の先生からも「補聴器をつけるしかないね」と言われました。 以前から私も補聴器を勧めていたのですが、補聴器の話題になると「聞こえているからいいわ」とまったく聞き入れてくれません。何度も言うと本人のストレスになりそうなので、最近は補聴器の話題を出さないようにしてました。 しかし、会話していても聞き違いが増えているなど、どんどん悪くなっているようにみえます。 娘の私としては、メガネと同じで必要なんだから補聴器を使ってくれればと思うのですが、本人は恥ずかしいのか話題にしても嫌な顔をするだけです。 どうしたら補聴器を使ってくれるでしょうか? A .お母様の気持ちを考えて、心理的ハードルを下げよう! お母様の難聴、心配ですね。質問者様のように「親に補聴器を使って欲しい」と考える方はたくさんいらっしゃいます。 しかし、 […]

【Q&A】聴覚過敏で補聴器を使用中。騒がしい場所での会話を楽にするにはどうしたらいいの?
回答:聴覚過敏については、まず「UCL」という特殊な聴力測定が必要です。その上で補聴器は、突発音抑制や指向性機能に優れたメーカーを選ぶのが良いと思います。なお聴覚過敏の方が補聴器を使う場合、既製品のゴム耳せんではなく、オーダーメイド耳せんが必要です。 ①聴覚過敏とUCL、②補聴器の突発音抑制と指向性機能、③耳せんの種類についてご説明します。 聴覚過敏とUCL 質問者さんのおっしゃる「聴覚過敏」が、どの程度の不快さかは分かりませんが、難聴になった一部の方は、小さい音が聞こえづらいだけでなく、聞こえた音に対して「響く」「割れる」「エコーがかかる」などの不快さを感じる場合があります。こういった音に対する不快さであるため、一部では聴覚過敏のことを音過敏と言ったりもします。 こういった健康上の問題がある場合、まずは最寄りの耳鼻咽喉科をぜひ受診して下さい。 さて、すでに補聴器はお使いということなので、 […]

伝音性難聴と原因になる病気、完治しなかった場合の対策
伝音性難聴の特徴は(ほぼ)治療可能なこと 加齢などによる難聴と比べて、伝音性難聴は「耳の穴を強く塞いだような聞こえ方になるものの、大きな声はハッキリ分かる」という特徴があります。また治療で聴力が回復することが多いのも伝音性難聴の特徴です。 なお加齢などによる難聴の場合は「音は小さく聞こえるし、大きな声で話しかけられても言葉がハッキリしない」「大きすぎる音に強力な不快感を感じる」などの症状が加わります。 二つの難聴には大きな違いがあります。 伝音性難聴になる仕組み、原因になる病気、治らなかった場合の対策について紹介します。 加齢などによる難聴の原因はこちらをご覧ください。 耳には音を効率よく伝える仕組みがある 人間が音や言葉を最終的に感じ取るのは脳になります。耳には、脳へ音の刺激を効率よく伝える役割があります。 人間が音を聞く仕組みは、様々な器官の組み合わせで働いています。 ①「外耳道(耳の […]

骨伝導補聴器4種類、特徴やデザイン、価格について
骨伝導補聴器とは?通常の補聴器と比べたメリット 骨伝導補聴器のメリットを理解するために、通常の補聴器と比べてみましょう。 通常の補聴器は耳の穴に入れたり、耳の上に掛ける形になっています。どちらであっても耳せんを使い、耳の穴を塞ぎます。音は、一般的なイヤホンやヘッドホンと同じように空気の振動によって鼓膜に伝わります。 骨伝導補聴器は、通常の補聴器と異なり、耳の穴を塞ぎません。また鼓膜が無くても聞こえる仕組みになっており、鼓膜を振動させません。骨伝導補聴器は、頭蓋骨を直接振動させることによって音を聞くことができる「骨伝導」という仕組みを利用しています。 骨伝導補聴器は、耳の後ろの骨に密着した部品(振動子といいます)から頭蓋骨へと音を伝えます。 骨伝導補聴器も補聴器の一種ですから、内部には振動子の他にも、音を感じ取るマイク、音を増幅するアンプ、これらが動くための電池などが入っています。 骨伝導補 […]

感音性難聴の原因と今日からできる予防習慣
耳の仕組みと、耳へのダメージ 耳は大きく分けて3つの部位(外耳・中耳・内耳)に分けられます。さらに、その奥にある蝸牛神経が、脳へ音を届けています。 耳の仕組み 人間が音を聞く構造は複雑で、さまざまな器官の組み合わせで音を聞いています。 ①「耳介」が音(空気の振動)を集め、効率よく耳のあなに音を届けます。 ②「鼓膜」が空気の振動を受けて震えます。 ③「耳小骨」が鼓膜の振動を蝸牛へ伝えます。 ④「蝸牛」は、振動(音)を電気信号へ変換し、神経を通して脳に伝えます。 感音性難聴の症状 難聴にはいくつか種類がありますが、ここでは感音性難聴でよくみられる症状をご説明します。 小さな音が聞こえにくくなる、音に気付きにくくなる 会話などの声は普通に聞こえるような方でも、体温計の音や時計のアラームなどが聞こえず、仕事や生活でお困りになる方がいます。 会話は一部聞こえない部分があっても他の音や文脈から推測 […]
よく読まれている記事

難聴レベルってなに?聴力検査の結果(オージオグラム)の見方
聴力検査の結果は、オージオグラムという図で表します。病院で聴力検査を受けた方は、もしコピーをいただけるようならお願いしてみて下さい。 オージオグラムからわかること まずはオージオグラムの基礎や、オージオグラムからわかることについて、ひとつずつ見ていきましょう。 オージオグラムの基礎 オージオグラムとは、あなたの聴力検査の結果を図で表したものです。聴力検査を受けるときにはヘッドホンをつけて、音が聞こえたらボタンを押す、または手を上げる方法で行います。この検査では、あなたが聞こえるギリギリの音の大きさを調べ、これを数値で表しているのです。 上の図はオージオグラムの一例です。表の見方と記号を説明します。記号の「○」は右耳、「×」は左耳を表しています。 縦軸は、音の大きさ=聴力レベル(dB:デシベル)を表しています。表の縦軸の目盛りをみると、-20dB〜120dBまで数値があります。音の大きさは数...

フォナック補聴器が新製品「インフィニオ スフィア」を発表。AI専用チップ搭載で、騒音下での聴覚の新境地を目指す
オーデオスフィア インフィニオは、音声と雑音を分離する専用AIチップを搭載した世界初の補聴器 フォナックの新製品「オーデオ インフィニオ スフィア」は、音の増幅や雑音抑制を効果的に行うため、2種類のコンピュータチップを搭載しました。 ERAチップは、旧来の補聴器からあった機能をさらに進化させ、サウンド・クオリティの進化、スマホやテレビとの接続性の向上が図られています。 インフィニオ スフィアから初めて搭載されるDEEPSONICチップは、AIによる言葉と雑音の分離だけに特化した専用チップです。 近年、AIとDNNを用いた補聴器はメーカー各社から登場していますが、完全にAI雑音抑制に特化した専用チップを搭載した補聴器は、インフィニオ スフィアが世界初。 10 dBのS/N比改善という強力な効果が報告されており、騒音下での言葉の聞き取りの大幅な改善が期待できます。 オーデオ インフィニオ スフ...

Signia ActivePro IX/Active IX発売。お洒落なイヤホン型補聴器!
前作の「Signia Active Pro/Active」は本格補聴器メーカーで初めての充電式レディメイド耳穴型補聴器として好評を博しました。 そんな「Signia Active Pro/Active」で最新チップIXを搭載したモデルが発売されます。シンプルな見た目と高機能を兼ね備えた、カジュアルに使いやすい器種となっています。 Signia Activeは補聴器がはじめての人におすすめ! Active Pro IX/Active IXは、補聴器の使用が初めての方にとてもおすすめです。 「最近、少し聞こえにくく感じる」「常に装着しておきたいが、見た目に違和感がないものが良い」「補聴器を装用していると分かりにくいデザインで、イヤホンのようにカジュアルに使いたい」といったお悩みやご要望に応える製品です。 装着のしやすさとデザイン性、そして聞き取りサポート機能を備えているため、初めての方でも安心...
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