当社は補聴器専門店です。他店で補聴器を買ったお客様から「よく聞こえない補聴器」の相談も多数いただいており、有償で調整サービスを提供しております。本記事では、補聴器を買い替えずに、調整で聞こえが改善した事例をご紹介します。 ※以下のケース紹介は実際の事例を基にしていますが、個人の特定を防ぐために、詳細や背景情報、聴力測定の結果等は変更を加えています。 「音が小さい」「言葉がハッキリ聞こえない」「補聴器を付けても効果がない」 上の写真は、お持ち込みいただいた補聴器と同じものです。ご持参いただいたときのお客様の評価は「音が小さい」「言葉がはっきり聞こえない」「補聴器を付けても効果がない」というものでした。 高額な補聴器だったこともあり「なんとか、この補聴器を聞こえるように出来ないでしょうか?」と調整の依頼をいただきました。 「よく聞こえない補聴器」をお持ち込みいただいた場合の対応 「よく聞こえな […]
私たち大塚補聴器は、補聴器の専門家として、
一人ひとりのお客様に合った補聴器を選ぶお手伝いをしています。
補聴器に関してよく読まれている記事をまとめています。
「よく聞こえない補聴器」の原因と改善:耳せんを調整した事例
聞こえの不自由さ(難聴)があったら、みんな補聴器を使っているの?
補聴器所有率:難聴者の約15%が補聴器を所有 このグラフは、JapanTrakという聞こえのお困りごとに関しての全国規模のアンケートです。難聴があると自覚している方々のうち、何%の方が補聴器を持っているかを調べた結果です。 2022年の調査では、難聴があると自覚している方のうち、15.2%の方(おおよそ6~7人に1人)が補聴器を所有していました。15.2%というと、あまり多くはないように感じますが、過去7年間の変化を見ていくと、年々補聴器を利用する方の割合が増え続けていることがわかります。 日本の補聴器所有率と、自覚する難聴レベルの関係 15.2%の補聴器所有率は意外と低いと思ったかも知れません。実際、補聴器を使っている人はどんな人でしょうか?やはり難聴レベルが重い人になると補聴器所有率が高く、軽い難聴だと補聴器の所有率は低くなります。 このグラフはアンケートの結果から難聴の度合いを推定し […]
片耳難聴への経済的支援や障害手当金、補聴器を買うときの助成金
片耳難聴の助けになる経済的な支援 片耳難聴の方が受けられる可能性のある経済的支援は主に4種類です。 難聴の程度が重い方は身体障害者手帳、中程度でお仕事をされている方は障害手当金が該当する可能性があります。程度には関係なく、難聴になった原因の病気の種類による助成もあります。 助成金の制度① 片耳難聴は「身体障害者手帳」の対象になるの? 一定以上の難聴になると、自治体から身体障害者手帳をもらうことができます。持っていると国や自治体もしくは企業の様々な支援を受けることができます。 障害者手帳を持っていれば、補聴器の購入費用や修理代の補助が支給され、交通費など日常生活に関わる出費の補助も受けることができます。 聞こえにお困りの方を支援する障害者手帳ですが、軽度の難聴は対象になりません。片耳難聴の場合、身体障害者手帳を取得するには、聞こえの良い方の耳にも一定の聴力低下が必要となります。 […]

【片耳難聴用】クロス補聴器のメーカー比較!
クロス補聴器(CROSシステム)は、病気などが原因で片耳の聴力が極端に悪くなってしまった方向けのものです。もう片方の耳にも難聴がある方にはバイクロス補聴器(BiCROSシステム)が有効です。クロスもバイクロスも同じ送信機が利用できます。しかし、バイクロスの場合は組み合わせて使用する受信機側の補聴器のグレードや機能によって聞こえが変わってきます。 片耳難聴の人におすすめ! 聞こえない側の音を聞こえる耳に伝えるCROSシステム CROSシステムは、クロス送信機を難聴側に着け、受信器(補聴器)を聞こえの良い耳に着ける方法です。難聴側の音は難聴側の耳につけたクロス送信機のマイクに入力されます。クロス送信機に入力された音は、電波で聞こえの良い耳に着けた受信機に送信されます。電波で届けられた音を受信機から流し、聞こえの良い耳に届けます。これで、難聴側の音も聞こえの良い耳で聞き取ることがで […]
片耳難聴によるお困りの事例と対策、補聴器の活用
片耳難聴の主な原因 片耳難聴の多くは病気や先天性の難聴によるものです。加齢性の難聴では片耳難聴になることは少ないでしょう。片耳難聴になる主な原因は5種類です。 ①突発性難聴 片耳の聞こえが急激に悪くなる病気です。難聴と同時にめまいが起きることもあります。治療によって改善する可能性がありますが、そのためには一刻も早く治療を開始する必要があります。急に聞こえが悪くなったと感じる方は、一刻も早く医療機関に受診してください。 ②メニエール病 めまいと片耳難聴が繰り返し起こる病気です。めまいが発生すると、聴力が低下しますが、めまいが治まると聴力が回復します。しかし、めまいが起きるたびに聴力が低下し、最終的には片耳難聴になってしまうことがあります。つまり、この病気では、めまいが重なる度に聴力が低下し、やがて完全に回復しなくなるという特徴があります。 メニエール病には、めまいだけのタイプ・難聴だけのタイ […]

使って良かった補聴器の口コミが少ない理由& 自分に合った補聴器の見つけ方
補聴器の口コミや評判、体験談の情報が見つかりにくい理由 補聴器の口コミが見つかりにくい理由は、補聴器の効果が一人ひとりの聴力や使用目的によって異なるためです。インターネットの情報から「自分に良さそうだな」と思った希望する器種が見つかって、買ってみて、実際にご自分の聴力や生活に適していれば大丈夫です。 しかし補聴器は器種によって、対応できる聴力が違います。生活環境に合っている器種、合わない器種というのもあります。 もし自分に合わない補聴器を選んでしまうと、雑音を多く感じる原因や、音や言葉がよく聞こえない原因になっています。たとえば、お友達の方が「この補聴器を使って良かった」と言っていても、自分とは耳も生活環境も異なります。そのため同じ器種が合うとは限らないのです。口コミや評判の良い補聴器であっても、一度は専門家のカウンセリングと聴力測定を受けてから購入していただくのがおすすめです。 さて補聴 […]

充電式補聴器の全メーカー共通デメリットと解決方法
充電式補聴器が急速に普及、その画期的なメリットと災害時のデメリット 補聴器は以前までボタン電池を交換するタイプが一般的でした。 2010年代後半以降、各補聴器メーカーが充電式の補聴器を続々と発表。現在ではほぼすべてのメーカーから充電式の補聴器が発売され、世の中に普及しています。 充電式の補聴器が人気になった理由は、以前までの電池交換式の補聴器と比べて、3つの大きなメリットがあるためです。 ①わずらわしい電池交換が不要で、取り扱いが簡単なこと。 ②日中、電池切れの心配がなく、安心感があること。 ③消耗品の電池を買わなくていいので、お金もかからず、買いに行くために外出する必要もない。 しかし便利な充電式補聴器にもデメリットはあります。 災害などで長期間の停電が起こると、使えなくなってしまうということです。 過去、このようなお客様がいらっしゃいました。 episode01:台風による停電 プロシ […]

対話支援スピーカー「comuoon(コミューン)」の評判と価格
comuoonは、補聴器とまったく違う、新しい対話支援機器。 人と人との会話は、話し手と聞き手がいることで成り立ちます。 comuoonは、聞き手ではなく話し手が相手に配慮して使う道具です。 耳のいい人同士の会話でも、聞き手が耳を傾けることと、話し手が聞き取りやすい声で話すことの両方が大切です。 特に難聴の方は、話し手の声によって聞き取りづらくなることがあります。 難聴の聞き手だけが「補聴器を使う」という形で一方的に努力するのではなく、話し手の方が聞き手に配慮して、聞きやすい音声を届けるために使うのがcomuoonです。 comuoonは、マイクとスピーカーがセットになっています。 comuoonを使うときには、まずスピーカーを聞き手の近くに置き、向きは顔の方向にします。 これは話し手がやってあげると良いでしょう。 その後に、話し手がマイクに向かって話すと、話し手の声が明瞭に聞き手の耳に届 […]

フォナック製ロジャーおよびロジャー対応補聴器の助成金と自己負担する時の価格
ロジャーとは? ロジャーとは、話し手が使う「音の送信機(ワイヤレスマイクロホン)」と、聞き手が使用する「音の受信機」で構成されるシステムです。 音の受信機には、教室や会議室などに設置して使用する「線音源スピーカー」の他に、難聴の方が耳に付けて使う「受信機能付き補聴器」「受信機能付き人工内耳」など様々なモデルがあります。 ロジャーのメリット ロジャーのメリットは2つあります。 第一のメリットは、ワイヤレスマイク送信機を使うことで、補聴器や人工内耳のマイクだけでは拾いきれない遠くの声を聞き取ることができる点です。 第二のメリットは、周りの雑音の対策になることです。 話し手の近くにマイクを置くことで、話し手と聞き手の間に騒がしい場所があっても、そのノイズがほとんど入りません。遠くの聞きたい人の声だけがしっかり入ってくるのです。 遠く離れた人の距離を聞きたい方、周りがうるさい場所で会話したい方にと […]

値段が安い補聴器のまとめ、それぞれの特徴から自分に合った器種の選び方
値段が安い補聴器を選ぶときは、選び方がとても重要 補聴器は、値段が安いからと言って低機能とは限りません。それぞれに特徴があり、得意な機能があります。 本記事で紹介する補聴器は、どれも聴力・困りごと・ご要望に合ったものを選べば、お値段が安くてもご満足いただける器種です。 そうは言ってもお値段が安い補聴器は、それぞれ機能が絞られています。そのため補聴器の選び方がとても重要になります。 補聴器は、そのデザインで耳あな型と耳かけ型に大きく分かれます。 耳あな型の補聴器は、メガネやマスクと一緒に使っても邪魔になりません。 耳かけ型の補聴器は、同じ値段で比べた場合、耳あな型の補聴器より少しだけ高機能になる傾向があります。 マスクやメガネの邪魔にならない“耳あな型”の補聴器から選ぶ 耳あな型の補聴器の多くはオーダーメイド品です。外からまったく見えないような極小サイズ(IICサイズ)から、取り扱いがしやす […]
よく読まれている記事
フォナック補聴器が新製品「インフィニオ スフィア」を発表。AI専用チップ搭載で、騒音下での聴覚の新境地を目指す
オーデオスフィア インフィニオは、音声と雑音を分離する専用AIチップを搭載した世界初の補聴器 フォナックの新製品「オーデオ インフィニオ スフィア」は、音の増幅や雑音抑制を効果的に行うため、2種類のコンピュータチップを搭載しました。 ERAチップは、旧来の補聴器からあった機能をさらに進化させ、サウンド・クオリティの進化、スマホやテレビとの接続性の向上が図られています。 インフィニオ スフィアから初めて搭載されるDEEPSONICチップは、AIによる言葉と雑音の分離だけに特化した専用チップです。 近年、AIとDNNを用いた補聴器はメーカー各社から登場していますが、完全にAI雑音抑制に特化した専用チップを搭載した補聴器は、インフィニオ スフィアが世界初。 10 dBのS/N比改善という強力な効果が報告されており、騒音下での言葉の聞き取りの大幅な改善が期待できます。 オーデオ インフィニオ スフ...

骨伝導イヤホン/骨伝導補聴器の仕組みとは?難聴になるの??
骨伝導とは鼓膜を通さず、骨を伝わって音が聞こえる人体の仕組み 近年、一般の方向けに「骨伝導」という仕組みを利用した骨伝導イヤホンや骨伝導補聴器が発売されています。一体、骨伝導とは何なのでしょうか? 人は「カタツムリ(蝸牛)」で音を聞いている 骨伝導の仕組みの前に、人間が音を聞く仕組みについて簡単に説明します。 私たちの身の回りで起こる様々な音は、空気の振動として耳に伝わります。この振動は耳の穴を通り、鼓膜を振動させることで耳の奥にある「蝸牛(かぎゅう)」という部分に届きます。蝸牛はその名の通りカタツムリのような形をしていて、音の情報を脳に伝える役割を担っています。 しかし人は耳の穴を使わずに音を聞くこともできます。それが骨伝導です。 骨伝導で音を聞くときの仕組み 「骨伝導(骨導とも)」は、耳の穴や鼓膜を使わず、耳周辺の骨を振動させて、その振動が蝸牛へと届く仕組みです。私たちは鼓膜ではなく、...
補聴器の購入は補助金がもらえる?申請は耳鼻科と自治体への相談が大切
※プリントしてご利用したい方は、下のボタンから概要をまとめた「資料:申請手続きの流れ」(A4資料)がダウンロードできます。資料は、A4の紙1ページにまとめてあります。ご自由にご利用ください。 「資料:申請手続きの流れ(2025年1月更新)」(A4資料)をダウンロードする あなたの聴力は、手帳が該当する? 1.聴覚の身体障害者手帳を申請する流れ! 1-1 耳鼻咽喉科の身体障害者福祉法指定医師を見つける。 「指定医師ってなんだ?」と思いますよね。身体障害者手帳の発行は、行政の制度です。そのため手帳発行については、地域の行政機関と連携している医師に相談する必要があります。市役所の福祉課などへ相談すれば、耳鼻咽喉科の身体障害者福祉法指定医師を教えてもらえるでしょう。自治体の窓口を訪れるのが難しい場合は、電話やFAXで、自分の住所を職員に伝えて、一番近くの指定医師を教えてもらいましょう。 ※本人の体...
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