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フォナック製ロジャーおよびロジャー対応補聴器の助成金と自己負担する時の価格

フォナック製ロジャーおよびロジャー対応補聴器の助成金と自己負担する時の価格

すべての難聴の方にとって、時には補聴器以上に便利なアイテムが、フォナックのワイヤレス補聴援助システム“ロジャー”です。

ロジャーは、学校の授業で先生の声を聞くとき、何人かで集まる会議のとき、講演で講師の声を聞くときなど、幅広い場面で言葉の聞こえ方を改善してくれます。

ロジャー助成金の手続きを知りたい方はこちら

ロジャーは安い価格ではありません。しかし一部の難聴の方は補聴器と一緒にロジャーを購入すると助成金が出る可能性があります。

※自費で購入した後に助成金を申請することは出来ません。補聴器およびロジャーの購入前に助成金の申請手続きを始めて下さい。

ロジャーとセットで
補聴器もお試しできます

ロジャーシステムを使うには、対応した補聴器が必要です。

最長3ヶ月間、ロジャーと補聴器が無料レンタルできます。

ロジャーとは?

ロジャーとは、話し手が使う「音の送信機(ワイヤレスマイクロホン)」と、聞き手が使用する「音の受信機」で構成されるシステムです。
音の受信機には、教室や会議室などに設置して使用する「線音源スピーカー」の他に、難聴の方が耳に付けて使う「受信機能付き補聴器」「受信機能付き人工内耳」など様々なモデルがあります。

出典:ソノヴァジャパン株式会社様。当社にて一部改変。

ロジャーのメリット

ロジャーのメリットは2つあります。

第一のメリットは、ワイヤレスマイク送信機を使うことで、補聴器や人工内耳のマイクだけでは拾いきれない遠くの声を聞き取ることができる点です。

第二のメリットは、周りの雑音の対策になることです。
話し手の近くにマイクを置くことで、話し手と聞き手の間に騒がしい場所があっても、そのノイズがほとんど入りません。遠くの聞きたい人の声だけがしっかり入ってくるのです。

遠く離れた人の距離を聞きたい方、周りがうるさい場所で会話したい方にとって、ロジャーは補聴器以上に強力な補助になることがあります。

ロジャーの開発元であるフォナックの調査によると、非常に騒がしい環境ではロジャーを使った難聴者の方が、健聴者よりも言葉をよく聞き取れたというデータがあります。

講習会の様子

講師にロジャーマイクロホン(送信機)を持ってもらえば、この距離でも言葉がしっかり届きます。

※出典:Thibodeau, L. (2014). Comparison of speech recognition with adaptive digital and FM wireless technology by listeners who use hearing aids. American Journal of Audiology, 23(2), 201 – 210.

ロジャーシステムの価格(助成金なしで全額自己負担の場合)

ロジャーシステムは、送信機と受信機のセットで使います。送信機だけ、もしくは受信機だけでは機能しません。ご予算は送信機と受信機をセットでご検討ください。

ロジャーマイクロホン(送信機)

■ロジャーオン 140,800円(税込)

ロジャーオン

長さ10cmほどのスティック形状のマイク。使い方はカラオケマイクのように握る、卓上に置く、首にかけるの3つが選べます。

ロジャーオンは、その時々の状況に合わせて、相手の近くに置いたり、テーブルの真ん中に置いたり、話し手の襟元にクリップでつけたりして使います。
マイクには、プレゼンターモード、卓上モード、インタビューモードの3つがあり、聞きたい声の方向の音声を重点的に拾うよう、自分で選ぶことができます。

■ロジャーセレクト 140,800円(税込)

ロジャーセレクト

直径5cmの小さいサイズで持ち運びが簡単。主に卓上で利用。

ロジャーセレクトには、会議の卓上に置いて使う卓上モード、話し手の首にさげてもらって使うプレゼンターモード、2種類の使い方があります。

上記のロジャーオンと異なる点として、インタビューモードは無くなっていますが、操作は簡単・シンプルになっており、ご高齢の方にはこちらが好まれています。

ロジャーセレクト使用例

話し手の声をロジャーセレクトが拾い受信機に届けます。



■ロジャーテーブルマイクⅡ 173,800円(税込)

ロジャーテーブルマイクⅡ

ロジャーセレクトを高機能にしたもの。業務用としておすすめ。サイズは7cm×7cm。

10人以上の中規模会議・大規模会議におすすめのマイクが、ロジャーテーブルマイクⅡです。
複数台のマイク送信機を接続することができます。

誰か一人が話すと、その人に一番近いマイクだけが声を拾い、聞き手の受信機に音を届けます。

ロジャーテーブルマイクⅡの使用例

複数の送信機(ワイヤレスマイク)から音を拾い、受信機(補聴器)に音が届いています。

補聴器に対応したロジャー受信機

ここまでに紹介したマイクロホンは話し手が使う装置でした。
難聴になっているご本人(聞き手)に使っていただく装置が「受信機」になります。
「受信機」にもいくつか種類があり、多くは補聴器や人工内耳に接続して利用します。

■フォナック補聴器の最新モデルは受信機能が内蔵!
ロジャーセレクトIN,オーデオP
ロジャーは補聴器メーカー“フォナック”が販売している製品です。
フォナックから発売されている一部の補聴器は、最初からロジャー受信機能が内蔵されています。
追加で受信機を購入する必要がなく、マイクロホン送信機だけ購入すれば、すぐにロジャーシステムを利用可能です。

2022年現在、フォナックのカタログに掲載されている半数以上の器種に受信機能が搭載されています。受信機能が内蔵されていない器種は、極小サイズの耳あな型などです。

詳しくは、店頭までご相談ください。

ロジャー開発元の
フォナックについて

フォナックは補聴器も開発しており、ロジャーとの相性バッチリです。

フォナック補聴器の特徴と評判についてまとめました

フォナックの総合支援法で受給できる補聴器の場合は?
  • 補聴器メーカー各社は、補聴器購入の助成制度に合わせて、身体障害者手帳を持っている方向けに特別に安い補聴器を販売しています。
  • 2022年9月現在、フォナックの総合支援法モデルでは、小児用、成人用ともに受信機いらずでロジャーが使える器種(スカイM30,ナイーダP30,M30)が対象となっています。つまり、ほとんど公費負担のみで買える補聴器で、ロジャー受信機としても使えるということです。

■ロジャーを耳掛け型補聴器で使うためには「オーディオシュー」&「ロジャーエックス」

ロジャーエックス

左、ロジャーエックス単体。右、補聴器とロジャーエックスとオーディオシューを接続した状態。

フォナックの最新モデル以外の耳かけ型補聴器をお使いの場合は「ロジャーエックス」という受信専用装置があります。
フォナック以外のメーカーの補聴器でも大丈夫です。
通常の耳掛け型補聴器には、ロジャーエックスを接続するための差込口が無いので「オーディオシュー」というアダプタも必要になります。

オーディオシューの価格は補聴器メーカーによって異なりますが 5,000円から10,000円ほどです。

ロジャーエックス本体の価格は101,200円(税込)になります。

■Tコイル内蔵補聴器には「ロジャーネックループ」77,000円(税込)

ロジャーネックロープ

一部のオーダーメイド耳穴型補聴器と一部のRIC型補聴器では、こちらがご利用いただけます。

Tコイル(磁気コイル)を内蔵している補聴器をお持ちの場合、ロジャーネックループが使用できます。
ロジャー送信機で拾った音がネックループに伝わり、補聴器内部の磁気コイルを経由して音声が届きます。

人工内耳用のロジャー受信機

人工内耳の方がロジャーを使う場合、人工内耳プロセッサに合わせたロジャー受信機が発売されています。

■ロジャー17 113,190円(税込)

Roger_17

アドバンスト・バイオニクス社 人工内耳プロセッサ
ナイーダCIサウンドプロセッサ専用デザイン一体型受信機。

■ロジャー20 113,190円(税込)

Roger_20

コクレア社 人工内耳プロセッサ
Nucleus7(CP1000)サウンドプロセッサ専用デザイン一体型受信機。

■ロジャー14 113,190円(税込)

ロジャー14

コクレア社 人工内耳プロセッサ
Nucleus6(CP910)/5(CP810)
サウンドプロセッサ専用デザイン一体型受信機。

■ロジャー21 113,190円(税込)

Roger_21_

メドエル社 人工内耳プロセッサ
SONNET/SONNET2/SONNET EAS/SONNET2 EAS
オーディオプロセッサ専用デザイン一体型受信機。


■ご自分の使っている人工内耳プロセッサが無い場合
すでに使っている人工内耳プロセッサに合わせた専用のロジャー受信機が無い場合でも、ロジャーシステムを使うことは出来ます。
先にご紹介した「ロジャーエックス」「ロジャーネックループ」は、ほとんどの人工内耳プロセッサで、ご利用いただけます。

ロジャー購入に使える助成金と金額

近年、ロジャーの効果が公的に認められつつあり、購入に際して助成金を利用できるケースが徐々に増えてきました。
助成金の最高額は225,000円で、ロジャーの送信機と受信機、両方のほぼ全額をまかなえます。

人によって使える助成金は変わります。また助成金の種類によって手続きや窓口も異なりますので、本記事を参考にしてください。
なお、どの助成金も原則として“購入前に許可を取ること”となっています。自己負担で慌てて購入しないようにしましょう。

ご利用を急ぐ場合にはレンタルサービスをご利用ください。

聴覚の身体障害者手帳2級のロジャー助成金は最高225,000円

ロジャーの助成金をもらえる可能性が一番高いのは、聴覚の身体障害者手帳「2級」をお持ちの方です。
補聴器の支給制度を利用して、ロジャーの支給を申請します。

もともと聴覚の身体障害者手帳をお持ちの方は、普通の補聴器を購入する場合に助成金が得られる制度があります。

これを「補装具費支給制度厚生労働省:補装具費支給制度の概要)」と言います。

義手や義足と同じように、補聴器も支給が受けられることになっているのです。

補装具費支給制度に該当する物品は、補装具種目一覧(平成18年厚生労働省告示第528号)にまとめられています。この一覧に補聴器は掲載されていますが、ロジャーは載っていません。

ところが令和4年3月に改正された「〇補装具の種目、購入等に要する費用の額の算定等に関する基準」の備考欄の中には、次のように記載されています。

修理代金は、同じ資料の別表3修理基準(5)その他(pp.104-105)に掲載されています。

・ワイヤレスマイク交換 128,000円
・受信機交換 92,000円
・オーディオシュー交換 5,000円
この3点の合計が先にご紹介した金額225,000円になります。

●2級の方がロジャー購入の助成を申請するときの注意点
ロジャーの購入助成を申請するには、いくつか注意点があります。

1)重度難聴用耳かけ型の補聴器の助成をセットで申請していること。
身体障害者手帳の等級が2級であっても、聴力によっては高度難聴用耳かけ型が支給されるケースがあります。厚生労働省の資料には“重度難聴用耳かけ型で”と書かれていますから、手帳が2級であっても補聴器の助成申請が重度難聴用耳かけ型でない場合、ロジャーの助成金は認められにくくなる可能性があります。

2)地方自治体の担当者のご理解があること。
先に紹介した資料は、令和4年3月31日厚生労働省の告示で、つまり最新情報です。
新しく出来たばかりの制度の場合なので、まだこの情報が周知されていない可能性があります。

3)地方自治体の制度が整っていること。
上で書いた通り、本制度は2022年3月末日の告示からスタートしています。地方自治体によってはまだ運用体制が整っていないかもしれません。
前例がない場合もありますので、申請書の書類の書き方などよく確認しましょう。

過去に補聴器の助成を申請したことがある方は特に注意して下さい。初めて申請した時と同様に、改めて申請書類一式を用意する必要があると思います。自治体によりますが、書類の特記事項の欄などに「ワイヤレスマイク、受信機の必要を認める」と耳鼻科医に書いてもらう必要があるでしょう。

いずれにせよ手順としては、まずお住いの自治体の福祉課などに相談し希望を伝え、自治体の定める手続きに則って、医師やロジャーを取り扱う補聴器店に相談しながら進めていくことになります。

聴覚の身体障害者手帳4~6級なら特例補装具

聴覚の障害手帳が4~6級の方もしくは高度難聴用耳かけ型の支給を受けている方でも、ロジャー購入の助成金がもらえないと決まったわけではありません。

「特例補装具」という形でロジャーを助成してもらえる可能性があります。
特例補装具とは次のように規定されています。

特例補装具でロジャーを申請する場合、支給が決定されるかどうかはお住まいの自治体の判断によるところが大きくなります。

自治体が、何を根拠に支給するか決めるかというと、更生相談所、指定自立支援医療機関、保健所の判定や意見にもとづき決定する、とされています

難聴のご本人にとって特例補装具の良いところは “自治体がOKを出せば、身体障害者手帳の等級は関係なく、ロジャーが支給される” ということです。

●特例補装具の助成申請する時の交渉ポイント
かつてロジャーシステムに似た商品としてFM型補聴器というものがありました。使い方はほぼ同じで、違いは通信方式がデジタルかアナログかというだけです。

今では、FM型補聴器の生産は終了されてしまいましたが、元々は補装具の助成制度に「FM型補聴器」というものがしっかり記載されていたのです。
生産終了と合わせて補装具の助成制度からもFM型補聴器は消えてしまいました。

このFM型補聴器に関する質疑応答について、厚生労働省は「補装具費支給に係るQ&Aの送付について」という資料を公開しています。

まったくの個人的な想像ですが「FM型補聴器の修理申請等」には、FM型補聴器の生産終了にともない仕方なく新規購入せざるを得ない人の申請、FM型補聴器の代わりとしてのデジタル方式の機器(つまりロジャーシステム)の申請も含まれているのではないかな、と思います。

ロジャーの助成金を希望する方は、本ページで紹介した厚生労働省の資料などを元に、自治体窓口に相談してみて下さい。

申請書類について

本記事は2022年9月に書いていますが、厚生労働省の決定と地方自治体の対応にはタイムラグがありますので、助成金の申請に関する書式が、まだ新しくなっていないことがありえます。

申請書を受け取ったら「ロジャー」について、何かしらの記載欄があるか、聞いてみましょう。ロジャーは従来記載があったFM補聴器の置き換えですので、その旨を伝えれば役所の福祉担当の方にも伝わりやすいかと思います。

大学に通っている場合に助成(貸与)を受けられる可能性

近年、ハンディキャップがある人に対して、代替手段を用いて情報を提供し、障害者の知る権利を守る「情報保障」という考え方が広がりつつあります。

目の見えない人には音声で情報を伝える、視力が極端に低い人には大きな文字や分かりやすい色で伝えるなどのように、相手に合わせて情報を届けるのが情報保障です。

情報保証には上手くいっているか、もしくは上手くいっていないかという“程度”の問題もありますから、情報へのアクセシビリティが良い(高い)とか、悪い(低い)といった表現もあります。

情報保障の考え方が比較的早くから浸透しているのが、大学など高等教育の現場です。

大学の講義

たとえば大学の大きい教室で後ろの席に座ると、耳がいい人でも先生の声が聞こえづらくなります。

それだけでなく大教室では、前の席に座っても先生の声が反響して聞きとりにくくなってしまうことがあります。

こういった聞き取りづらい環境は、アクセシビリティが低いのです。耳が良くても人によっては小さな困りを感じます。

アクセシビリティが低い状況は、難聴の方にとっては、とても大きな困りごとになります。

先生の言葉が極端に聞き取りづらくなり何を言っているか分からなくなれば、学ぶ意欲は減ってしまうでしょう。
そうなれば知識の習得は難しくなってしまいます。

●ロジャーを大学の設備として導入してもらえるケース
大学の教室などではロジャーは特に有効で、すでに一部の教育機関では学校の設備としてロジャーシステムを導入しています。

あくまで大学が所有する備品という形になりますが、大学側がロジャー送信機を設備として持っていると、その大学の学生は在学中、ロジャーシステムを借りることができるのです。

もし大学がまだロジャーを購入していなかった場合でも、大学の学生支援課などに相談すると、比較的スムーズに導入してくれるケースがあります。

相談を持っていく学生の方は、実際の事例やロジャーの使い方を説明することになるかと思います。その際にはレンタルサービスでロジャーを借りて、実物を持参すると説明しやすくなるでしょう。

情報保障に関する法律

令和4年5月25日に「障害者による情報の取得及び利用並びに意思疎通に係る施策の推進に関する法律」(いわゆる、障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法)が公布・施行されました。

すごく簡単にまとめると、要点は3つです。

〇障害者は社会の一員であって、彼らが様々な活動に参加するために情報を得ること、情報を利用すること、情報を発信すること、そしてスムーズに意思疎通ができることはすべて大切。

〇努力義務だけど、国、地方公共団体、事業者、国民それぞれに責務を定めます。

〇障害の有無に関係なく、意思疎通の取り組みは障害がない方にも役立つので、みんなで頑張ろう。

法律の内容は至極まっとうで、当たり前な内容だと思います。

情報のアクセシビリティについては、学校や先生を含めた、みんなが責務を負っています。前向きに協力してくれる自治体、学校、事業者は徐々に増えている途中です。

ロジャーについても、遠慮なく色々な人に相談することをおすすめします。

勤務先の会社からの助成(経費として稟議が通る可能性)

ここまで、いわゆる助成について紹介してきました。

しかし昔から身体障害者を採用している企業では、コミュニケーションを円滑にしたり、事故を予防するために有効な機器は、経費として認められてきました。

自動車メーカーの部品を製造する株式会社デンソーが、新卒のろう者を積極的に採用して、工場内で手話コミュニケーションが普通に行われている様子は、かつてNHKなどの番組で紹介されていました。

ろう者採用は、何十年も前からの取り組みだったそうで、音声によるコミュニケーションよりも手話コミュニケーションが大切だったため、今のようにビデオ会議が一般的になる前から、社内ではビデオ会議用の設備が備わっていたそうです。

また別の例として、当社のお客様で中堅規模の建築会社で現場監督(※経営者ではなくサラリーマンです)が会社の経費で補聴器をお求めになったケースがあります。

上司が建築現場での事故を心配して、ご本人に強く勧め、補聴器を全額会社経費で購入させました。上司の方によると「万一、耳が遠いことで事故を起こした場合の損害額と比べれば、補聴器代くらいなら十分に元が取れる」と考えたそうです。

会社が投資回収というクレバーな判断で、ロジャーシステムや補聴器を購入する事例は昔からあったのです。

近年は、先にご紹介した通り事業者へ情報へのアクセシビリティに関する責務が法律で定められました。
情報保障に関する意識が高い大企業は経費でのロジャー導入を検討しつつあります。
中小企業でも会議での聞こえが重要となる職種では、会社の経費でロジャーシステムを購入してくれた事例が実際にあります。
資金のある企業は、会社規模の大小に関係なく、投資に見合うメリットが感じられれば経費として認めてくれるようです。

新しいパソコンや書籍など、仕事に必要な備品を稟議書で経費申請するのと基本的には同じです。
一度ロジャーシステムについても経費申請してみると、意外とあっさりと認められるかも知れません。
自治体の助成金が使えない場合は、所属している勤務先にも相談してみましょう。

ロジャーの試聴やご質問、お見積りは当社までお問い合わせください

ロジャーはうまく使いこなすと、お仕事や学校、介護などの役に立つ、便利な機器です。
公的な補助や会社からの助成金をもらうためには、実際に使用してロジャーの効果を説明したり、資料や見積りの提出を求められることがあるかと思います。

当店ではロジャーの試聴、レンタルだけでなく、助成金に関する相談も承っております。お気軽にご相談ください。


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補聴器専門店プロショップ大塚を運営する株式会社大塚の代表取締役。認定補聴器技能者、医療機器販売管理者。

たくさんの難聴の方々に、もっとも確実によく聞こえる方法をご提供することが私たちのミッションです。
監修においては、学術論文もしくは補聴器メーカーのホワイトペーパーなどを元にしたエビデンスのある情報発信を心がけています。

なお古いページについては執筆当時の聴覚医学や補聴工学を参考に記載しております。科学の進歩によって、現在は当てはまらない情報になっている可能性があります。

※耳の病気・ケガ・治療、言語獲得期の小児難聴や人工内耳については、まず医療機関へご相談下さい。

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