普通のマスクの外し方で、補聴器が外れる例 耳かけ型補聴器は、補聴器の本体が耳の上にのります。そのため、マスクの紐が補聴器に絡まってしまいうまく外せないことがあります。 補聴器が無ければ、マスクを外すとき、紐の下の方を持って、耳たぶから少しずらせば簡単に外れます。しかし、この方法だと耳かけ型補聴器は一緒に外れてしまったり、マスクの紐に絡んでしまいます。 よくあるマスクの外し方(失敗する例) ①マスクの下側の紐を引っ張る ②横、もしくは前方向にゴムを引っ張る ③マスクの紐にひっかかり、補聴器も外れてしまう 補聴器が外れないマスクの外し方(マスクを先に外します) マスクを外すとき、マスクの紐の上の方を持って、そのまま紐を上方向にずらすのがコツです。この方法だと耳かけ型補聴器は一緒に外れません。 補聴器が落ちないマスクの外し方 ①マスクの上の紐を持つ ②そのまま紐を上方向に引っ張る ③補聴器は外れ […]
私たち大塚補聴器は、補聴器の専門家として、
一人ひとりのお客様に合った補聴器を選ぶお手伝いをしています。
補聴器に関してよく読まれている記事をまとめています。
補聴器について
補聴器で「よく聞こえる」ようになるには、音に慣れていく“聴覚リハビリ”が欠かせません。私たちは、ご希望や聴力、生活環境に合わせて、無理のない補聴器選びをお手伝いしています。
このページでは、補聴器の選び方や補助金制度など、よくいただくご相談をまとめています。

マスクと補聴器を同時に使って、耳から外れる場合の対策

補聴器を医療費控除の対象とする方法と金額的メリット
医療費控除申請の流れ 1、補聴器相談医のいる耳鼻咽喉科を受診する 普通の耳鼻咽喉科を受診しても補聴器は医療費控除になりません。耳鼻咽喉科医師の中でも「補聴器相談医」という日本耳鼻咽喉科学会の認定を受けた医師に診てもらう必要があります。「補聴器相談医」の医師が在籍しているかは、日本耳鼻咽喉科学会のホームページから確認することができます。 参照:補聴器相談医名簿:一般社団法人 日本耳鼻咽喉科学会 ※上記の名簿を確認して、お近くの耳鼻咽喉科に「補聴器相談医」がいない場合は、ご近所の耳鼻咽喉科クリニックまたはお近くの総合病院に問い合わせてみて下さい。補聴器相談医名簿に載っていなくても、補聴器相談医が在籍または非常勤で勤務されてる場合があります。 補聴器相談医の先生のいる耳鼻科を受診する際には、最初から「補聴器を使ってみたいこと」「補聴器適合に関する診療情報提供書(2018)」を書いてもらいたいこと […]

補聴器の耳せんってオーダーメイドできるの?イヤモールドってよく聞こえるの?耳せんの種類、形、効果を解説
既製のゴム耳せんが合わない人は、イヤモールドで装着感や補聴器の音質が改善する可能性が高い 耳かけ型補聴器を使うのに欠かせないのが「耳せん」です。皆さんはどんな「耳せん」を使っていますか? はじめて補聴器を買った方なら、既製のゴム耳せん(以下、「ゴム耳せん」と書きます)が補聴器とセットになっていたでしょう。 実は、このゴム耳せんが原因で色々な問題が起こることがあります。人間は一人一人耳の穴の大きさや形が異なるので、人によっては既製の耳せんが合わないのです。 ゴム耳せんが耳のサイズに合わない方はさまざまな問題が出てきます 耳の穴が小さく、ゴム耳せんがきつい 補聴器を長時間使うと耳の中が痛くなります。 耳の穴が大きく、ゴム耳せんがゆるい 補聴器の音が外に漏れてピーピー音が周りに聞こえてしまいます。 耳の穴が鋭角にカーブしている 耳せんを力いっぱい奥に押し込んでも、すぐに抜けてきてしまいます。これ […]

キャッシュレス・消費者還元事業は補聴器も対象。しかも消費税は非課税!
2020年6月まで期間限定のキャッシュレス・消費者還元事業 キャッシュレス・消費者還元事業(キャッシュレス・ポイント還元事業)とは、10月1日の消費税増税にともない経済産業省が実施している施策です。 この事業に加盟した販売店で、お買い物するときにクレジットカードなどの現金以外のお支払い方法を選べば、お買い上げ金額の5%(もしくは2%)が、ポイントとして返ってくる制度です。クレジットカードの種類によっては、引き落とし金額が5%引きになることもあります。 還元率が5%になるのは、中小企業・小規模事業者だけです。コンビニなどの大企業での還元率は2%です。 (例1:普通のお買い物)5%還元のとなる中小企業の販売店で11,000円分(税込)のお買い物をすると5%にあたる550円分がポイントとなって還元されます。 (例2:補聴器のお買い物)5%還元のとなる補聴器専門店プロショップ大塚で300,000円 […]

シーメンス・シグニア補聴器というブランドと「WS Audiology社」の関係
補聴器メーカーには企業名とブランド名があります。 現在、シーメンスという企業名の補聴器メーカーはありません。しかし補聴器ブランドとしては、シーメンス・シグニア補聴器という名称が存在します。 世界シェア3位の補聴器メーカーです。 いわゆるシーメンス補聴器は2015年以降、分社化や合併などにより社名とブランド名が変わっています。現在の社名は「WS Audiology社」です。この傘下に様々な補聴器ブランドがあり、そのブランドの一つがシーメンス・シグニア補聴器です。 これまでの歴史を簡単に解説します。 元々、シーメンス補聴器は、ドイツの大企業であるシーメンス社の補聴器部門でした。2014年9月に補聴器部門が分社化され、設立されたのがシバントス社です。このころからブランド名はシーメンスではなく、シーメンス・シグニア補聴器になりました。 その後、2019年3月1日に世界シェア6位(当時)のワイデック […]

最新補聴器の電池の減りが早い理由と対策
最新補聴器の電池の減りが早いのは本当? 本当です。2019年以降に発売された最新の補聴器は、その多くに通信機能が搭載されるようになりました。この通信機能は、補聴器を両耳に着けた場合、左右の補聴器が通信することで、より効果的に雑音を抑えることに役立ちます。 その他にも、スマホやテレビと補聴器が通信することで、電話や音楽、テレビ番組をより良いクリアな音質で楽しめるようになりました。 こういった良いことがある反面、通信のための電波の送受信に電力を消費することになりました。これはすべての補聴器メーカーに共通した傾向です。 なお、現在でも通信機能なし補聴器(小さな耳あな型など)は発売されています。こちらについては、電池の減りは今まで通りです。悪くなってはいません。 カタログより、さらに電池の減りが早い理由 補聴器メーカーのカタログに書いてある電池のもち時間は、実際の利用とは著しく異なる条件(JIS […]

高齢者の難聴と補聴器:いやがる理由を解決し、前向きな対策を始めよう!
高齢者の難聴とは? まずは、高齢者の難聴についておさらいしましょう。加齢によって起こる難聴は「加齢性難聴」と呼ばれ、50歳以上の人に多く見られます。耳の鼓膜のさらに奥にある聴覚細胞などが劣化することによって、聞こえにくさが生じます。特に、高音域(高い周波数)の音から聞き取りにくくなる傾向があります。 高齢者が補聴器をいやがる理由と最近の実情 難聴に悩む高齢者が補聴器をいやがる理由は何でしょうか。以下に、その主な理由と最近の実情を合わせてご紹介します。 (1) 難聴に対するコンプレックス、もしくは社会的なプレッシャー 難聴を含めた身体の機能の低下を“恥ずかしいこと” “情けなく、不甲斐ないこと” と感じてしまう高齢者は少なくありません。この場合ご自分の難聴を自覚しても、それを隠そうとします。しかし実際には、会話がかみ合っていないことで周りに難聴であることが知られることになります。ご本人は会話 […]

補聴器が故障する原因とまちがった取り扱い
”毎日”の勘違いした取り扱いが原因で、補聴器が故障する事例 補聴器を使っていて「音が小さくなったから調整してほしい」「急に音が聞こえなくなって壊れた」とご来店になるお客様がいらっしゃいます。お話をよく伺うと、毎日の取り扱い方法を勘違いされており、間違った取り扱いが原因で故障しているということが、まれにあります。 補聴器から音の出る穴が、耳垢で詰まったままになっている 補聴器は精密機器ですから、汚れが故障の原因にもなります。「音が小さくなった」「電池を変えても音が出ない、故障した」とご来店された方の補聴器をみると、耳垢で汚れていることが多いです。中には「購入してから一度も補聴器の掃除をしたことがない」と言われる方もいらっしゃいます。 音の出るところが耳垢で蓋をされたようになり、音が聞こえなくなってしまう 耳垢とは、耳の入り口から鼓膜までの耳穴(外耳道)の皮膚の垢が剥がれ落ちて、耳の中に溜まっ […]

補聴器をいやがる/つけたがらない高齢者が「難聴じゃない!」と言い張る理由
補聴器をいやがるのは”難聴の受容”が難しいから。 一般的な高齢者は、難聴で困っている自覚があれば、補聴器を使うことを検討します。困っている自覚が強いほど、補聴器に積極的です。しかし難聴で困っている自覚があっても、なお補聴器をいやがる高齢者がいます。 高齢者が「自分は難聴である」という自覚を持つことと、難聴の自覚があっても「難聴の事実を受け容れられない」心理は、別のことです。個人差はありますが、高齢者の気持ちの中で「難聴を認めたくない」という感情は、とても強力です。 たとえば家族が「補聴器を使って欲しい!」と希望している場合、ご本人に難聴の自覚が無い場合と、自覚があっても難聴の事実を受け容れられない場合では、補聴器の薦め方を変えた方が良いでしょう。 今の自分を、そのまま受け容れることを”受容”といいます。難聴を受容できない高齢者の心理とは、どのような状態でしょうか。 自分の難聴に気づいても、 […]

高齢者が補聴器をいやがる/つけたがらない理由は、本人に困っている自覚が無いから!?
難聴によって困る場面が多い人ほど、補聴器をすぐ使います 加齢とともに進行する難聴は、視力の衰えなどとは異なり、自覚しにくいものです。話しかけられたことに気づかなければ、本人に困っている自覚が生まれません。難聴は、本人より先に、家族や友人が難聴に気づくことも多いのです。 本人が難聴を自覚するには、会話が聞き取れないなどの具体的な困る経験が必要です。 日々の生活の中で、人と会って会話することが多ければ、難聴による困難さを感じる機会も多くなり、おのずと積極的に補聴器を使おうと考えます。 この逆に、人と会ったり、会話する場面が少なければ、難聴による困難さに気づきにくくなります。本人に困っている自覚が無ければ、もちろん補聴器を使おうとは考えません。 難聴の高齢者が困難さを実感する場面について、ご紹介します。こういった場面が、どれくらいあるでしょうか? 日々の生活で難聴だと困る場面(よくある状況) 難 […]
よく読まれている記事
フォナック補聴器が新製品「インフィニオ スフィア」を発表。AI専用チップ搭載で、騒音下での聴覚の新境地を目指す
オーデオスフィア インフィニオは、音声と雑音を分離する専用AIチップを搭載した世界初の補聴器 フォナックの新製品「オーデオ インフィニオ スフィア」は、音の増幅や雑音抑制を効果的に行うため、2種類のコンピュータチップを搭載しました。 ERAチップは、旧来の補聴器からあった機能をさらに進化させ、サウンド・クオリティの進化、スマホやテレビとの接続性の向上が図られています。 インフィニオ スフィアから初めて搭載されるDEEPSONICチップは、AIによる言葉と雑音の分離だけに特化した専用チップです。 近年、AIとDNNを用いた補聴器はメーカー各社から登場していますが、完全にAI雑音抑制に特化した専用チップを搭載した補聴器は、インフィニオ スフィアが世界初。 10 dBのS/N比改善という強力な効果が報告されており、騒音下での言葉の聞き取りの大幅な改善が期待できます。 オーデオ インフィニオ スフ...

補聴器を買うべき?買わないべき?補聴器を始めるタイミングについて
難聴の自覚と、困っている自覚は別のこと。 私たち、大塚補聴器へご相談に来るお客様には2つのパターンがあります。ご本人の意思で来店する場合と、ご家族の強い勧めで来店する場合です。 ご自分の意志で相談に来る方は軽度難聴が多く、また補聴器がすぐに活躍する。 ご本人が自分の意志で来店される方の多くは、具体的な困りごとを持っていらっしゃいます。 例えば 「仕事で上司やお客様の言葉が聞き取れない」 「ダンスや音楽の習い事で先生の話がハッキリしない」 「お芝居を観に行ったときに、ステージから遠くてセリフが分かりにくい」 「病院の診察で、医師の声がハッキリ聞き取れない」 などです。 またご家族に連れてこられる方と比べると、平均60歳代と若く、軽い難聴である場合が多いのです。みなさん「まだ補聴器は早いかも知れないけど、ちょっと困るから話を聞いてみたい」と言って、ご相談にいらっしゃいます。 こういったお客様の...

キャッシュレス・消費者還元事業は補聴器も対象。しかも消費税は非課税!
2020年6月まで期間限定のキャッシュレス・消費者還元事業 キャッシュレス・消費者還元事業(キャッシュレス・ポイント還元事業)とは、10月1日の消費税増税にともない経済産業省が実施している施策です。 この事業に加盟した販売店で、お買い物するときにクレジットカードなどの現金以外のお支払い方法を選べば、お買い上げ金額の5%(もしくは2%)が、ポイントとして返ってくる制度です。クレジットカードの種類によっては、引き落とし金額が5%引きになることもあります。 還元率が5%になるのは、中小企業・小規模事業者だけです。コンビニなどの大企業での還元率は2%です。 (例1:普通のお買い物)5%還元のとなる中小企業の販売店で11,000円分(税込)のお買い物をすると5%にあたる550円分がポイントとなって還元されます。 (例2:補聴器のお買い物)5%還元のとなる補聴器専門店プロショップ大塚で300,000円...
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