骨伝導とは鼓膜を通さず、骨を伝わって音が聞こえる人体の仕組み 近年、一般の方向けに「骨伝導」という仕組みを利用した骨伝導イヤホンや骨伝導補聴器が発売されています。一体、骨伝導とは何なのでしょうか? 人は「カタツムリ(蝸牛)」で音を聞いている 骨伝導の仕組みの前に、人間が音を聞く仕組みについて簡単に説明します。 私たちの身の回りで起こる様々な音は、空気の振動として耳に伝わります。この振動は耳の穴を通り、鼓膜を振動させることで耳の奥にある「蝸牛(かぎゅう)」という部分に届きます。蝸牛はその名の通りカタツムリのような形をしていて、音の情報を脳に伝える役割を担っています。 しかし人は耳の穴を使わずに音を聞くこともできます。それが骨伝導です。 骨伝導で音を聞くときの仕組み 「骨伝導(骨導とも)」は、耳の穴や鼓膜を使わず、耳周辺の骨を振動させて、その振動が蝸牛へと届く仕組みです。私たちは鼓膜ではなく、 […]
私たち大塚補聴器は、補聴器の専門家として、
一人ひとりのお客様に合った補聴器を選ぶお手伝いをしています。
補聴器に関してよく読まれている記事をまとめています。
補聴器について
補聴器で「よく聞こえる」ようになるには、音に慣れていく“聴覚リハビリ”が欠かせません。私たちは、ご希望や聴力、生活環境に合わせて、無理のない補聴器選びをお手伝いしています。
このページでは、補聴器の選び方や補助金制度など、よくいただくご相談をまとめています。

骨伝導イヤホン/骨伝導補聴器の仕組みとは?難聴になるの??

値段が安いオススメ補聴器ワイデックス社「MAGNIFY(マグニファイ)」
ワイデックス社の特徴はこちらをご覧ください。 補聴器メーカー「ワイデックス(WIDEX)」の特徴と合う人・合わない人 ワイデックス「MAGNIFY(マグニファイ)」の特徴・種類について マグニファイはワイデックス製品の中で、お安い補聴器シリーズです。形状は6種類あり、写真左からRIC充電型、RIC電池交換型、パワータイプ耳かけ型、標準耳かけ型、耳あな型のノーマルサイズ、スモールサイズです。 お値段:片耳 98,000円~両耳セット 270,000円 ・マグニファイは、ワイデックス補聴器が2021年7月に発売した、最新モデルのお値打ち価格補聴器です。 ・ワイデックス補聴器の小さな音や小さな言葉に対する感度が高いという特長をマグニファイも継承。 ・マグニファイは、従来のお値打ちモデル「ENJOYシリーズ」と比べ、一人ひとりの聞こえに合わせた調整機能が進化。今まで以上に幅広い聴力の方に合わせた調 […]

補聴器メーカー:オーティコンの特長
補聴器メーカー「オーティコン」ってどんな会社? オーティコンは1904年に設立された補聴器メーカーです。創業者のハンス・デュマント氏が、自身の妻の難聴を助けるために創業しました。長年「ピープル・ファースト」をテーマに掲げ、難聴の方の悩みを解決するために努力を重ねています。 デンマークに独自の研究所「エリクスホルム研究所」を設立し、補聴器メーカーとしては他社に先駆けて、耳だけでなく脳科学に着目した研究を行ってきました。 日本国内においても、九州大学、国際医療福祉大学と共同で、日本語に合う補聴器の音質を研究しています1)。海外メーカーで、日本語のためにこうした研究を行っているのはオーティコンだけです。 脳科学を活かしたオーティコン補聴器 脳が言葉を聴く働きを研究したBrainHearing オーティコンは、難聴の方がよりよく聞こえるために、耳だけでなく脳についても研究してきました。 人が音を「 […]

実耳測定による補聴器の調整【鼓膜面の音圧に合わせたフィッティング】
鼓膜面の音を実際に測定する実耳測定 人間の耳の穴の奥には、鼓膜があります。音が聞こえるということは、音が鼓膜に届き、鼓膜を振動させているということです。 よく聞こえるようにするためには、一人ひとりの聴力に合わせた”最適な音が鼓膜に届くこと”が大切です。 プロショップ大塚では、お客様一人ひとりに合わせた最適な音をお届けできるよう、鼓膜面の音圧を直接測定する実耳じつじ測定器(REM:Real Ear Measurement device)を導入しています。 実耳測定は、補聴器の調整技術として最先端のテクノロジーです。 鼓膜に届いている音を実際に測定しながら、補聴器の音質を調整することで、今まで以上にお客様一人ひとりの耳に合った補聴器をお届けできるようになりました。 当店では、シバントス社の実耳測定器「Unity3」を導入しています。 補聴器の調整が合っていない場合に生まれる不満足 補聴器は適切 […]

補聴器はどこで買うのが良い?お店選びのポイント
補聴器はどこで買えるのか? まず補聴器はどこで買えるのでしょうか?大きく分けると次のようになります。 ・補聴器専門店 ・病院(一部の耳鼻科にある補聴器専門外来) ・メガネと補聴器の兼業店 ・電気店、家電量販店 ・デパート ・通販ショップ ・薬局やドラッグストアからの訪問販売 など 補聴器を購入できる場所は様々あります。自分にピッタリな補聴器を買うためには、あなたの聴力を正確に調べることでき、あなたがよく聞こえるように音質を調整できるお店を選ぶことが大切です。 補聴器をどこで買うのかは、とても大切な選択 補聴器は購入するお店によって、同じ値段・同じ器種を購入しても聞こえ方が変わってきます。これは聴力を調べる検査機器や検査室、補聴器の音質・音量を調整する方法などがお店によって異なるためです。 耳の聞こえや耳の形は一人ひとり異なります。補聴器は、一人ひとりに合わせて調整して、初めて本来の性能が発 […]

補聴器の月額レンタル利用者様の声:急に夫が入院!先生の話を私が聞かなくちゃ!
今回ご紹介するのはご主人が急に入院されて、主治医との会話に困るようになった鈴木さま(仮名)70歳。 鈴木さまが補聴器の月額レンタルを選んだエピソードをご紹介します。 脳梗塞で倒れた夫の病状を聞きたいのに 「私、今まで何でも夫に頼っていたんです。それが急に夫が入院することになって・・・」 そう語っていただいたのは、補聴器レンタルサービスを利用中の鈴木さまです。 「これまで何でも夫に相談してきたんです。私、決めるのが苦手な性格で。3,000円の電気ケトル1つ買うのも主人に相談してたんです」 そんな頼りにしていたご主人がある日、脳梗塞で倒れてしまいました。 幸いにも鈴木さまが一緒にいる時だったので、すぐに救急車を呼んで病院へ行き、そのまま手術になりました。 「手術中は主人がどうなってしまうんだろうと不安で、もう何も考えられませんでした。 近所に住んでいる息子がかけつけてくれて。あの時、息子が横に […]

耳にぴったり!オーダーメイド補聴器のメリットと特徴
耳の型を取って作る、世界に1つだけのオーダーメイド補聴器 オーダーメイド補聴器は、耳の型を取って作成します。補聴器店では認定補聴器技能者という有資格者が専用の印象剤を耳に注入して型を取ります。 出来上がった耳型は、補聴器メーカーの工場へ送られ、また別の技術者が一つ一つ丁寧に作ります。 最近では、3D耳型スキャナー「オトスキャン」を使い、耳の中に印象剤を入れなくても耳の型を取れるようになりました。これまで耳の手術をした方などは補聴器店で印象剤を入れる耳型採取は出来ませんでしたが、オトスキャンの登場で「オーダーメイド補聴器が作れる!」とお喜びいただいています。 オーダーメイド補聴器のメリット、4つ ①耳にかけないのでマスクやメガネに干渉しない 2020年以降、感染予防対策のため、マスクをつける生活がずっと続いています。耳かけ型補聴器はマスクの紐に干渉するので外れやすく、これまでより耳あな型補聴 […]

充電式補聴器メーカー比較
ここ近年、補聴器は充電式タイプが増えています。従来の電池式は電池交換の手間があり面倒に思う方もいました。また、いつ電池が切れるか分からないという不安が解消されるなど、使い勝手の良さで人気を得ています。 充電式タイプは、メーカーにより仕様が異なります。この記事では、プロショップ大塚がお取り扱いしているメーカーの充電式タイプを補聴器の形状別にご紹介していきます。(2021年4月時点での最新シリーズでご紹介します。) 耳あな型の充電式はスターキーだけ マスクやメガネに干渉しないオーダーメイドで作成する耳あな型補聴器で、充電式が発売されているのはスターキーだけです。聴力や使いやすさに合わせて、大きさも3種類選べます。 器種名 充電方式 充電池バッテリー内蔵 フル充電時間 急速充電時間 バッテリー交換時期 リビオAI/リビオ 接触型 あり(3回分) 3.5時間充電で23時間 30分の充電で4.5時間 […]

補聴器店の選び方、取扱商品が全然違う!
あなたが欲しい補聴器を取り扱っている補聴器店を選ぼう 補聴器を取り扱っているお店は、メガネ店、家電店、量販店、ドラッグストアなど様々あります。 しかし補聴器には種類があり、それぞれ取り扱っているお店(業態)がまったく異なります。フルオーダーメイドな補聴器が必要な時に、家電店に行っても取り扱いがありませんし、通販と同じような5,000円の格安品が欲しい時に専門店へ行っても、取り扱っていません。 補聴器は価格だけ見ても、片耳数千円の簡易な補聴器から、50万円以上のフルオーダー品まで、種類がとても多いです。 自分が欲しい補聴器の種類によって補聴器店の選び方は変わります。 この記事では補聴器の種類と、それを取り扱っている補聴器店をご紹介します。あなたが補聴器を買うときの参考にして下さい。 補聴器は大きく分けて3種類。簡易な既製品からフルオーダーメイドまで 補聴器には、大きく分けて3種類あります。 […]

【Q&A】イヤモールドを着けているのに、なぜ補聴器からハウリングが起こるの?
回答:圧迫感があっても、耳とイヤモールドの間に隙間が出来ている可能性はあります。補聴器内部の故障で、ハウリングが起こることもあります。これらの他に、イヤモールドにひびが入っていたり、イヤモールドと補聴器の接続箇所に隙間があってもハウリングの原因になります。 質問者さんは、すでに補聴器をお持ちの方で、ハウリングについてお悩みのご様子です。 この記事では質問の中にあるハウリングとイヤモールドについての簡単な説明と、ハウリングが起こる4つの原因について解説します。 ハウリング(ピーピーという雑音)について 補聴器を使用していると、補聴器から「ピー」とか「ジー」という音が聞こえることがあります。 この現象はハウリング、もしくはフィードバックと呼ばれています。ハウリングは補聴器に限らず、カラオケやホテルのセミナー会場など、マイクとスピーカーがあれば、どこでも起こりうる現象です。 スピーカーから出た音 […]
よく読まれている記事

難聴の原因になるメニエール病とこれに対応した補聴器について
メニエール病って、どんな症状? 原因は? 再発するの? メニエール病は、めまいを伴う耳の病気で、難聴の原因にもなります。初期の主な症状は、世界が回って感じる回転性のめまいと、片耳の難聴・耳鳴り・耳の閉塞感があります。ほとんどの人は、なんの前触れもなく症状が起こり、吐き気を伴うこともあります。 めまいは発作的で、10分から数時間ほど持続します。この時間の間は立っていることもままならず、じっと横になっていることしかできません。 数時間ほど経過すると一時的な難聴や耳鳴りの症状はおよそ回復します。しかし発作を何度か繰り返すと、少しずつ聴力が低下していきます。 メニエール病の原因は、ストレス? メニエール病が発症する原因は、まだ解明されていません。 しかし、メニエール病にかかりやすい人の傾向は分かってきており、具体的には30~50歳代の女性が多く発症すると言われています。 そのため、メニエール病にか...
補聴器から変な音がしても、音源が分かると安心する話
原因不明の音源はどうするの? 基本的に補聴器で久しぶりに音が聞こえても、不快でなければ(耳のいい人が聞こえている音なら)聞こえることは良いことです。 でも、まれに「なんの音か分からないけど、音が聞こえて気になる!」という訴えをいただくことがあります。音源が見つけられないと気になってしまうんですよね。 今まで一番難しかった音源探し 今までで一番難しかったのは「いつもじゃないけど、定期的にゴーって音が聞こえる。かなり大きいけど1~2分で止まる。洗濯機や食器洗い乾燥機は動かしてない。いつも時間が決まってる」というもの。 お話をうかがっても音源が分からず、補聴器にも異常なく、ご自宅までうかがって10分ほどしたら分かりました。 音源は新幹線の走行音でした。 在来線も並走しているんですが、そっちは補聴器のノイズキャンセリングのおかげでまったく気付かず、でも新幹線の音は線路が近いこともあって聞こえていた...

2025年:補聴器メーカー各社の特徴と評判、上位6社を徹底比較
補聴器の人気メーカーの比較と特徴 補聴器は一人ひとりの聴力を測定して、耳の状態に合わせて音質を調整するものです。しかしメーカーごとに調整で変えられない特徴があります。本記事では調整で変えられない特徴や評判を比較していきます。 多くの補聴器メーカーは、製品ブランド名と会社名が異なります。 本記事では、ブランド名を表記しています。なおカッコ内には国内の販売代理店ではなく、製品開発元の社名を記載しました。 オーティコン オーティコンは、北欧のデンマーク王国に本社を置く補聴器メーカー「デマント社」が展開する補聴器ブランドです。 オーティコンの補聴器は「Brain Hearing(脳で聴く)」をコンセプトに開発されています。デマント社は、耳だけでなく脳についても独自に研究を行い、その結果を活かして補聴器を開発しています。 2016年に発売されたOpn(オープン)シリーズから、他社とはまったく異なった...
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