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補聴器メーカー:オーティコンの特長


補聴器メーカー:オーティコンの特長

このたびプロショップ大塚では補聴器メーカー、Oticon(オーティコン)の取り扱いを始めました。オーティコンは脳科学の研究を活かし、業界をリードする最先端の補聴器を開発してきたメーカーです。2016年に発売された「Opn(オープン)」は、騒がしい場所でも違和感なく会話ができると評判で、2021年発売の「More(モア)」ではその特長がさらに進化しています。

補聴器メーカー「オーティコン」ってどんな会社?

オーティコンは1904年に設立された補聴器メーカーです。創業者のハンス・デュマント氏が、自身の妻の難聴を助けるために創業しました。長年「ピープル・ファースト」をテーマに掲げ、難聴の方の悩みを解決するために努力を重ねています。
デンマークに独自の研究所「エリクスホルム研究所」を設立し、補聴器メーカーとしては他社に先駆けて、耳だけでなく脳科学に着目した研究を行ってきました。
日本国内においても、九州大学、国際医療福祉大学と共同で、日本語に合う補聴器の音質を研究しています1)。海外メーカーで、日本語のためにこうした研究を行っているのはオーティコンだけです。

脳科学を活かしたオーティコン補聴器

脳が言葉を聴く働きを研究したBrainHearing

BrainHearing

オーティコンは、難聴の方がよりよく聞こえるために、耳だけでなく脳についても研究してきました。

人が音を「聴いて」いるとき、その音がどんなものか、実際に感じ取り、判断し、聞き分けているのは脳です。人がよりよく聞こえるようにするためには、耳だけでなく、耳と脳の働きの両方が大切というわけです。

オーティコンは、音を聴いているときの脳の働きを調べ、脳が「音を音として捉える」「意味のある音に集中する」「その音を言葉として認識する」などのプロセスを発見しました。この他にも補聴器を使って聞こえすぎることへの疲れ、耳のいい人が雑音の中で言葉が聞こえる仕組みなども研究しています。

これらの研究で発見された知見が、オーティコン補聴器の開発に活かされています。

ノイズの中でも言葉が聞き取れる補聴器

食事中に360技術だと人の声の拾い方がどうなるのか?

オーティコンの補聴器は、軽度から中等度の難聴の方にとって「レストランなど騒がしい場所での言葉の聞き取り」「騒がしい場所での複数人での会話などでの聞き取り」を得意としています。

活発に活動する高齢者のことをアクティブシニアと呼ぶことがあります。最近の高齢者は、軽い難聴があっても人と会う機会が多いものです。

軽い難聴の場合、困りごとの多くは「相手の声が小さい」ことではありません。軽い難聴の方が最初に困るのは「雑音が多い場所でだけ聞き取りにくい」というものです。

オーティコンは、この点に着目し、2016年に「Opn(オープン)」という補聴器を開発しました。Opnは、既存の補聴器とはまったく異なる技術で、言葉以外の雑音を強力に抑えることに成功。

既存の補聴器にも雑音の中で言葉を聞き取りやすくする機能はありますが「顔を向けている方向の言葉に特化する」という製品がほとんどです。
オーティコン「Opn」の技術は雑音がある場所で横や後ろなど、どの方向から話しかけられても大丈夫という点が画期的でした。

他メーカーと比べた時のオーティコン補聴器の効果

実際に「Opn」が開発された時、その効果を調べた調査結果は画期的なものでした。
騒がしい場所での聞き取り

上のグラフは“騒がしい場所での聞き取り”を研究室で再現し、Opnの効果を調査した結果です。調査に参加されたのは軽度から中等度難聴の方々。
Opn補聴器に搭載されている雑音抑制機能によって、昼時のレストランのようなかなりうるさい場所での言葉の理解度(明瞭度)が20%から75%と、劇的に改善しました。
補聴器の新製品が出たと言っても、これほど劇的な変化は私たち専門家の経験でも非常に稀なことです。

また別の調査では、もっと難しい環境での効果を調べたものがあります。
大変いじわるな検査なのですが、音声よりも大きな雑音がある中で、色々な方向のスピーカーから聞こえる言葉を聞き取り、しかも雑音の音量を少しずつアップさせて言葉が聞き取れる限界の雑音の音量を調べるというテストです。

雑音下にて、側方スピーカーからの音声了解度閾値

他社の同価格帯の補聴器とOticonのOpnを比較した結果、真正面の言葉の聞き取りについては同じ点数でしたが、横方向から話しかけられた場合には、周りの雑音が15%大きくなっても言葉を聞き取れるという結果でした。

イメージとしてはレストランでお友達何人かで食事をするときなどに、横に座った人の声が聞き取りやすくなることを想像してもらうと良いかと思います。この他、ご夫婦で横に並んで、散歩するときの会話を聞き取るときなどもメリットがあります。

これら2つの調査結果は、補聴器を使った人の満足度という主観ではなく、言葉の聞き取りの正答率などの客観的な調査結果です。いわゆる満足度アンケートと比べて、信頼できる評価と言ってよいでしょう。

なお、あくまで軽度から中等度難聴までを対象にした調査結果です。高度に進行した難聴で、同じ効果が得られるとは限りませんので、詳しくはご相談ください。

オーティコン補聴器が合いやすい人

私たちプロショップ大塚では、上記の研究結果やこれまでお客様へ補聴器を提供してきた経験から、以下に当てはまる方は、オーティコン補聴器が合いやすいと考えています。

当てはまる方なら、一度はオーティコンの補聴器を試していただくとよいでしょう。

・グループでお話をしたり、旅行や買い物に出かけることが好きな軽い難聴の人
・仕事で、5人~10人くらいの会議をすることが多い軽い難聴の人
・レストラン・ホテル等のホール業務で、お客様から話しかけられることがある人
・周囲の環境音が自然に聞こえ、かつ人の声をしっかり拾う補聴器が欲しい人

プロショップ大塚では、オーティコン補聴器のお貸出しによる試聴サービスを提供中。購入する前にぜひ実際の生活で体験してみて下さい!

オーティコンのおすすめ補聴器

プロショップ大塚がおすすめするオーティコンの補聴器を紹介します。
なお、先に紹介したノイズの中での聞き取りを助けてくれる機能は、補聴器の値段に比例して強く働きます。

歴史を変えた補聴器「Opn」の耳あな型

BrainHearing

Oticon_Opn_耳あな

左よりIIC、CIC、カナル、ハーフ、フルサイズ

先に紹介した、ノイズの中で聞き取りやすくする機能を初めて搭載した補聴器が、Opn(オープン)シリーズです。2016年に耳かけ型が発売され、補聴器の歴史を変えるほどの性能によって、大変な人気が出ました。2018年にはOpnシリーズの耳あな型も発売。3)

Opnシリーズはグレードによって「Opn1」「Opn2」「Opn3」の3つがあり、価格も違います。プロショップ大塚での価格は200,000円~。
Opnシリーズは発売されてから少し年数が経過していることもあり、発売当初よりお値段が下がって、お求めやすい価格になっていることもおすすめポイントです。

プロショップ大塚では、オーダーメイド耳あな型補聴器のレンタルサービスを実施しています。詳しくは下記リンク先をご覧ください。

最新補聴器「More」の充電式RIC

Oticon_More
Oticon_More_PC
Oticon_More

「More(モア)」は、2021年に発売されたオーティコンの最新シリーズです。
先に紹介したOpnシリーズの特長を受け継ぎ、より自然に、会話の聞き取りを助ける機能が強化されています。
オーティコンによる調査では、少し大きい雑音がある状況下での音声が、Opnに比べ15%理解しやすくなったという結果でした。4)
さらにOpnから進化した点として、補聴器内部にAI機能を搭載。1200万以上の音環境を内部のAIが記憶していますから、さまざまな場面で周囲の音と人の声をバランスよく調整してくれます。

当社でのMoreの販売価格は片耳272,000円~です。Opn同様、Moreの中にも3つのグレードがあり、価格に比例して性能が変わります。
どのグレードにも充電式があるので、電池交換が難しい高齢の方でも、安心してお使いいただけます。

小児用補聴器Opn Playシリーズ

Oticon_Opn_Play各サイズ

左より ミニRITE、ミニRITE T、ミニRITE R(充電)、耳かけ型

「Opn Play(オープン プレイ)」は小児用の補聴器で、Opnシリーズより後に発売されており、性能はOpnシリーズを上回ります。
お子さんが使いたくなるよう多くのカラーが用意されています。

Oticon_Opn_Play_BTE_カラー

選べるカラーは12色

また電池の誤飲を防ぐためのチャイルドロック、電池の残量がわかるLEDライトなどが搭載。これらの機能は子供だけでなく、補聴器の管理を他の人に任せている高齢の方にもおすすめです。

Opn Playには2つのグレードがあり、当社での販売価格は片耳216,000~円です。

オーティコンのデメリットや苦手なこと

あなたに合った補聴器を見つける方法

補聴器メーカーは数多くあり、それぞれに特長があります。
聞こえに関する困りごと・聴力・ご予算・見た目のご希望や指先の器用さなどは一人ひとり皆さん違います。ご自分に合った補聴器を見つけるために、ぜひ私たちプロショップ大塚に、よく聞こえるためのお手伝いをさせて下さい。

私たち補聴器専門店プロショップ大塚では、世界で主要な補聴器メーカー全6社の補聴器を取り扱っております。全メーカーの補聴器が試聴サービスの対象です。

もちろん相談だけの方も大歓迎です。聞こえに関する困りごとがありましたら、お気軽にご相談ください。

参考文献

1)日本語の特性を考慮した補聴器のフィッティング理論VAC-J開発に関する研究報告
2)Pushing the noise limit|オーティコンホワイトペーパー(英語)
3)OpenSound Navigator™ for Oticon Opn Custom Instruments|オーティコンホワイトペーパー(英語)
4)オーティコン モア クリニカルエビデンス|オーティコンホワイトペーパー(日本語)


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鈴木 達也
【認定補聴器技能者】

音楽大学を卒業後「音に関わる仕事がしたい」「お客様一人ひとりと向き合える仕事がしたい」と思い、補聴器業界に入りました。補聴器で皆様の生活が豊かになり、毎日が楽しくなることが私の喜びです。難聴で困っている方のお役に立つため、毎日聴覚の専門書や論文を読み、医師主催の勉強会等にも積極的に参加しています。当サイトでは聴覚・補聴器分野の専門的な情報を、皆様にわかりやすい形でお伝えします。ご質問がありましたら、お気軽にご連絡ください。

保有資格:認定補聴器技能者


補聴器専門店プロショップ大塚を運営する株式会社大塚の代表取締役。認定補聴器技能者、医療機器販売管理者。
耳鼻咽喉科医師と協働で、補聴器マガジン「イチから始める補聴器フィッティング」をnote上に毎月執筆。

たくさんの難聴の方々に、もっとも確実によく聞こえる方法をご提供することが私たちのミッションです。Webページを公開する際の監修には万全を期しています。
なお古いページについては聴覚医学や補聴工学の進歩によって、過去には正しいとされていたことが変わっている場合がございます。古い情報については発見次第、即修正するよう心がけております。

※言語獲得期の小児難聴や人工内耳、耳の病気・ケガ・治療は医療機関へご相談下さい。

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