補聴器を両耳で使うメリット(片耳のデメリット) 左右の聴力が同じくらいの難聴であれば、補聴器を片耳だけで使うより、両耳で使った方が満足度が高いというデータがあります。とくに複数人での会話では、大きな差があります。 補聴器を両耳で使うメリット・デメリットをきちんと理解した上で、自分で選べれば、より納得して使うことができます。まずは補聴器を両耳で使うメリットをご紹介します。 ①両耳だと音の方向が分かりやすくなる。 人間は、左右の耳が同じくらいに聞こえる状態だと、音の方向が分かるようになっています。例えば右方向に音の発生源があれば、通常、右耳には大きく音が聞こえます。音の発生源から遠い左耳には小さく聞こえます。 こうして人は、左右の耳に入ってくる音の微妙な差で、無意識に音の方向を判断しているのです。 補聴器を片耳だけに着けた場合、この機能が正常に働かなくなり、音の方向は分からなくなります。補聴器 […]
私たち大塚補聴器は、補聴器の専門家として、
一人ひとりのお客様に合った補聴器を選ぶお手伝いをしています。
補聴器に関してよく読まれている記事をまとめています。
補聴器について
補聴器で「よく聞こえる」ようになるには、音に慣れていく“聴覚リハビリ”が欠かせません。私たちは、ご希望や聴力、生活環境に合わせて、無理のない補聴器選びをお手伝いしています。
このページでは、補聴器の選び方や補助金制度など、よくいただくご相談をまとめています。

補聴器は両耳か片耳か?それぞれのメリット・デメリット

キレイでカラフル、おしゃれな耳かけ型補聴器とイヤモールドのご紹介
見えてもキレイでカラフルな耳かけ型補聴器 耳かけ型補聴器は、耳にかける形の補聴器です。補聴器の本体と耳せんは、外から見えるチューブでつながります。 メーカーによるカラーバリエーション 最多17色から選べるシグニアの耳かけ型補聴器 シバントス社のシグニア補聴器は、カラーが豊富です。 ツートンカラーが楽しめる個性派のワイデックス ワイデックス社の補聴器はツートンカラーなのが、特徴的です。 同じブルーやレッドでも、シリーズによってまた一味違った色合いです。 超カラフル!フォナックのこどもカラー お子様専用なので、補聴器を着けていることがわかるように目立つ色が用意されています。こんなにカラフルな補聴器なら、着けていても楽しい気持ちになります。 あなただけのイヤモールドもおしゃれにできます 耳かけ型補聴器の先端に取り付ける耳せんは、既製品のゴム耳せんか、オーダーメイドの専用耳せん(イヤモールド)が選 […]

補聴器はおしゃれ、キレイでカラフルなRIC補聴器のご紹介
見えないけど、見えてもおしゃれなRIC補聴器 RIC補聴器は、小型で耳にかける形の補聴器です。補聴器の本体と耳せんは、細いワイヤーでつながっているだけなので、補聴器を着けていても目立ちません。補聴器の本体自体も小さく、耳の裏に隠れてしまいます。 キレイでカラフルなRIC補聴器 シグニアのアクセサリーと見間違うおしゃれな補聴器 シグニア補聴器から発売されたStyletto(スタイレット)は、補聴器を見たことある人でも補聴器だと気づかないかもしれません。 4時間のフル充電で28時間使用可能です。充電ケースだけでも4回分の充電可能なので小旅行でも安心です。 シグニア最新シリーズは、選べるカラーが10色! レッドやブルーも選べる個性派のワイデックス ワイデックスの補聴器はツートンカラーなのが、特徴的です。 他のメーカーには無い、レッドやブルーなど、インパクトの強い色もそろっています。 自分の肌の色 […]

補聴器のメンテナンスとクリーニング、補聴器の形に分けて説明します
補聴器を使ったら、毎晩、拭きましょう 補聴器は精密機器ですから、汗やホコリが内部に入ると故障の原因にもなります。音が小さくなったり、突然音が出なくなってしまうなどの症状が出ます。 とくに耳かけ型補聴器は、耳の後ろの汗のかきやすい位置に補聴器がくるので毎日拭くことをおすすめします。 補聴器は毎日、乾燥させましょう 補聴器に汗や湿気がしみ込むと故障の原因になります。故障を防ぐには、補聴器を乾燥させることが効果的です。どの形状の補聴器でも、毎日、補聴器用の乾燥ケースの中に入れましょう。一番のポイントは、電池カバーのフタは開けて、補聴器内部までしっかり乾燥させることです。 耳かけ型補聴器を、耳から外してスイッチを切り、乾燥ケースにしまうまでの画像付きの詳しい流れはこちら (BTE)耳かけ型補聴器を乾燥ケースにしまう | BTE耳かけ型補聴器のメンテナンス方法3種類 RIC耳かけ型補聴器を、耳か […]

充電式補聴器のお手入れ・メンテナンス方法
充電式の補聴器は、メーカーによって部品や構造が異なり、それに合わせたメンテナンス方法が必要です。 充電池の種類は、リチウムイオン電池と銀亜鉛電池に分かれます。 リチウムイオン電池は携帯電話などにも使われており、一般的で高性能な充電池です。スマホの充電池と同じように、自分で交換することができません。銀亜鉛電池は、主に補聴器専用に開発された新しい充電池です。性能がリチウムイオン電池より少し劣りますが、自分で電池の交換ができます。 充電器の種類は、電極でつながる接触型と、非接触型に分かれます。 接触型の充電器には電極があり、そこが触れると電気が通って充電ができます。 非接触型の充電器には電極がなく、充電器に置くだけで充電ができます。 非接触型の充電器が最新式です。取り扱いが簡単で、電極がさびるなど故障の心配は少なくなりました。ただし、まだごく一部の補聴器メーカーからしか発売されていません。 銀亜 […]

BTE耳かけ型補聴器のメンテナンス方法3種類
自分で出来る補聴器のお手入れ。 補聴器を購入したあと、ご自分で補聴器のお手入れを定期的にすると、補聴器は長持ちします。 できれば毎日すること。 毎日クリーニングクロスで拭く 補聴器を拭くときは専用のやわらかい布(クリーニングクロス)、ティッシュペーパーを使いましょう。 ※ウェットティッシュは、アルコールが含まれているものだと、本体をいためてしまう恐れがあります。アルコールが入っていない赤ちゃん用でも水分が侵入してしまい故障の原因になります。 補聴器メーカーから専用のクリーナーシートが販売されています。気になる方は、プロショップ大塚までお問い合わせください。 耳にかける形の補聴器は、汗で汚れることがあります。できるだけ毎日拭いて下さい。 就寝時は補聴器を乾燥ケースにしまう。 補聴器は精密機器です。湿気や水気に弱いため、使わない時は乾燥させておきましょう。通常、補聴器を購入すると乾燥剤入りの専 […]

耳あな型補聴器のメンテナンス方法、3種類
自分で出来る補聴器のお手入れとクリーニング。 補聴器を購入してからは、ご自宅でも補聴器のお手入れをきちんと行うと補聴器がより長持ちします。 できれば毎日してほしいこと。 清潔に保つため、クリーニングクロスで拭く 補聴器を拭くときは専用のやわらかい布、ティッシュペーパーを使いましょう。 ※ウェットティッシュは、アルコールが含まれているものだと、本体を傷めてしまう恐れがあります。アルコールが入っていない赤ちゃん用でも水分が侵入してしまい故障の原因になります。 カーブして曲がっている部分の内側にとくに耳垢がたまりやすくなります。 就寝時は補聴器の乾燥ケースで保管する。 補聴器は精密機器であり、湿気や水気に弱いため、使わない時は乾燥させておきましょう。通常、補聴器を購入すると乾燥剤入りの専用ケースが、サービスで付いてきます。 補聴器を使わないときは、乾燥ケースの中で保管しましょう。 ①電池カバーを […]

RIC耳かけ型補聴器のメンテナンス方法3種類
自分で出来る補聴器のお手入れとクリーニング。 補聴器を購入したあと、ご自宅で補聴器のお手入れを定期的にすると、補聴器は長持ちします。 できれば毎日すること。 清潔に保つ、クリーニングクロスで拭く 補聴器を拭くときは専用のやわらかい布、ティッシュペーパーを使いましょう。 ※ウェットティッシュは、アルコールが含まれているものだと、本体をいためてしまう恐れがあります。アルコールが入っていない赤ちゃん用でも水分が侵入してしまい故障の原因になります。 耳にかける形の補聴器は、汗で汚れることがあります。できるだけ毎日拭いて下さい。 就寝時は補聴器を乾燥ケースにしまう。 補聴器は精密機器です。湿気や水気に弱いため、使わない時に乾燥させておきましょう。通常、補聴器を購入すると乾燥剤入りの専用ケースがサービスで付いてきます。 補聴器を使わないときは、乾燥ケースの中に保管しましょう。 ①まず電池のカバーを開け […]

OTC補聴器とは
OTC補聴器は、聴力検査なしで販売できる補聴器 OTCは、Over-the-Counterの略で、お店でテーブルにつかず、お店の人と立ったままやりとりするということです。 OTC補聴器とは遠回しな表現ですが「聴力検査なし、専門家のサポートなし」という意味です。 日本を除く、ほとんどの先進国では、補聴器の販売について強力な規制やルールがあります。これらの規制のため補聴器を販売するには、専門家による聴力検査や補聴器の音質調整などのサポートが義務になっています。これらのルールを守らず、補聴器を販売することは犯罪になります。 日本は先進国の中では、昔から補聴器に関する規制が少なく、聴力検査などを行わない通販の補聴器が合法になっています。amazon.jpでも、補聴器と検索すると、通販用の補聴器が数多く見つかります。 アメリカでは、2020年からOTC補聴器の販売ができるようになります 昔から日本で […]

集音器(PSAPs)と補聴器の違い
合法な補聴器と、脱法の集音器(薬機法について) 補聴器は、薬機法(正式名称:医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)で定められた医療機器です。この薬機法の中で「身体に装着して、難聴者が音を増幅して聞くことを可能とすること。」(管理医療機器の別表2、361番および362番)と決められています。日本では厚生労働省などによって、効果と安全性について、管理されています。 これに対して、集音器は医療機器として必要な厚生労働省などによる管理や規制を受けていません。効果と安全性が確かめられていないということです。 普通の補聴器は、販売員による聴力検査と音質調整がセット 普通の補聴器は、一部のメガネ店や補聴器専門店で販売されています。普通の補聴器は一人一人の聴力に合わせて、音質を調整できるように作られています。通常、補聴器の販売価格には、聴力検査と補聴器の調整のサービス料が含まれて […]
よく読まれている記事

よくある補聴器の失敗要因、トップ5とは?
よくある失敗例 TOP5 1、店員があなたの話をよく聞いていない、理解できていない 2、補聴器を調整する技術や設備がないお店で買ってしまった 3、正しい聴力測定を受けていない 4、補聴器をつけた時の効果を”客観的な方法”で確認していない 5、補聴器を使っても出来ないことの説明を受けられなかった 一つずつ、チェックしていきましょう。 チェック1:店員は、あなたの話をよく聞いてくれましたか? 販売する人が、あなたの困りごとを解決しようと思ったら、あなたの困りごとをしっかりと把握し、理解しなければいけません。 そして難聴による困りごとや症状は、個人差が大きいため、店員はあなたの状態や状況も詳しく知る必要があります。 たとえば、最初の相談で、どんな質問をされるかによって、どこまであなたのことを理解しようとしているかがわかります。 店員からご確認させていただく、よくある質問としては 「最近、聞こえな...

初心者のための補聴器の選び方・買い方
目立たない補聴器と、取り扱い簡単な補聴器。希望にあった補聴器の<形の選び方> 補聴器には目立たない補聴器、取り扱いが簡単な補聴器など、様々あります。目立たない補聴器は、形が小さくなります。取り扱いが簡単な補聴器は、形が大きくなります。補聴器には、一般的には4つの形があり、それぞれに良いところがあります。 また特殊な補聴器についてもご紹介します。 小型耳あな型補聴器 小型耳かけ型補聴器 耳かけ型補聴器 箱型補聴器 外から見えない小型耳あな型補聴器(IICタイプ) 世界で、もっとも目立たない種類の補聴器で、スポーツなど活発に楽しむ方が、好んで選ばれます。2010年に販売が開始されたもので、形状の種類としては最新型です。 汗に強く、ジムなどでスポーツしながら補聴器を使いたい方にはぴったりです。またゴルフや釣りなど風が吹く環境で、余分な風の音が入りにくくなっています。 ただし形状が小さく、取り扱い...

高齢者が補聴器をいやがる/つけたがらない理由は、本人に困っている自覚が無いから!?
難聴によって困る場面が多い人ほど、補聴器をすぐ使います 加齢とともに進行する難聴は、視力の衰えなどとは異なり、自覚しにくいものです。話しかけられたことに気づかなければ、本人に困っている自覚が生まれません。難聴は、本人より先に、家族や友人が難聴に気づくことも多いのです。 本人が難聴を自覚するには、会話が聞き取れないなどの具体的な困る経験が必要です。 日々の生活の中で、人と会って会話することが多ければ、難聴による困難さを感じる機会も多くなり、おのずと積極的に補聴器を使おうと考えます。 この逆に、人と会ったり、会話する場面が少なければ、難聴による困難さに気づきにくくなります。本人に困っている自覚が無ければ、もちろん補聴器を使おうとは考えません。 難聴の高齢者が困難さを実感する場面について、ご紹介します。こういった場面が、どれくらいあるでしょうか? 日々の生活で難聴だと困る場面(よくある状況) 難...
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