補聴器の紛失補償を知る|なくす前にできること・なくした後にすること

補聴器の紛失補償を知る|なくす前にできること・なくした後にすること

補聴器をなくしてしまったとき、多くの方がまず思うのは「戻ってくるだろうか」「また買い直しになるのだろうか」という不安です。補聴器は決して安い買い物ではありません。だからこそ、これから購入される方からも「もしなくしたらどうなるのですか」というご質問をよくいただきます。

補聴器メーカーの多くは、なくしたときのための仕組みを用意しています。購入した補聴器をなくしてしまったときに、決められた期間・回数の範囲内で、追加費用なしに同等の補聴器を作り直せる制度で、一般に紛失補償と呼ばれます。ただし、どの補聴器にも付いているわけではなく、条件はメーカーやモデルによってかなり違います。

この記事では、この紛失補償を中心に、なくしてしまった後にすることと、なくす前(購入前)にできることを順にご説明します。あわせて、故障したときの修理保証との違いも整理します。

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補聴器をなくしたら、まず何をする?

1. まずは心当たりを探す

意外に思われるかもしれませんが、なくしたと思った補聴器が身近な場所から見つかることは珍しくありません。ご相談いただいた方でも、ご自宅の中や、外したときにしまった衣類のポケットなどから見つかった例があります。

補聴器は小さく、色も目立たないものが多いため、床やソファの隙間、寝具の周りなどに落ちていても気づきにくいものです。まずは、最後に着けていた場所と、そこから移動した経路を思い返しながら探してみてください。

2. 購入した販売店に連絡する

探しても見つからないときは、補聴器を購入した販売店に連絡してください。

紛失補償が使えるかどうかは、購入した補聴器のメーカー・モデル・購入時期によって変わります。補聴器店では、その店で購入された補聴器であれば、保証や補償の内容を記録していることが多く、使えるかどうかをすぐに調べられます(なくした補聴器とまったく同じモデルが提供されるか、後継の同等品になるかは、メーカーの判断になります)。

3. 警察に遺失届を出す

紛失補償を利用するには、多くのメーカーで遺失届(落とし物の届け出)が必要です。今回ご紹介する6社は、いずれも手続きに遺失届を求めています。見つからないときは、警察署または交番に届け出てください。

遺失届を出すと、受け付けた証明として控えが渡され、そこに受理番号が記載されています。補聴器店では、この控えに書かれた警察署名と受理番号を、電話で読み上げてもらうか、来店時に持参してもらう形で確認します。

その後の手続きは、補聴器店が進めます。メーカーへの連絡も、補償による補聴器の手配も、店が行います。お客様にしていただくのは、次の4つです。

  • ・補聴器店に連絡する
  • ・遺失届を交番へ出し、控えを受け取る
  • ・遺失届の控えの内容を補聴器店へ伝える
  • ・用意できた補聴器を受け取りに行く

補償で交付される補聴器が店舗に届くと、店から連絡があります。手元に届くまでの目安は、数営業日から2週間程度です。

購入後、補聴器はどう守られるのか

紛失補償の話に入る前に、補聴器の保証全体を整理しておきます。「故障したとき」と「なくしたとき」では、対象になる制度が違うからです。ここを取り違えると、「保証があるはずなのに使えなかった」という行き違いが起きます。

故障したときは「修理保証」

補聴器が自然に故障した場合に、決められた期間内であれば無償で修理を受けられるのが修理保証です。メーカー各社が購入時から一定期間(おおむね2〜4年)を設定しています。保証期間が終わった後も、一定の負担額で修理を受けられる仕組みを用意しているメーカーもあります。

ただし、修理保証はあくまで「故障」に対するものです。落として壊した、水没させたといった、使う方の過失による破損は、修理保証の対象外とされているのが一般的です。

なくしたときは「紛失補償」

一方、補聴器をなくしてしまったときに対象になるのが紛失補償です。決められた期間・回数の範囲で、同等の補聴器を追加費用なしで提供する制度です。修理保証とは別枠で設定されており、条件も別に決まっています。

メーカーによっては、紛失だけでなく、盗難や、使う方の過失による破損まで含めて一つの制度でカバーしている場合があります。この「どこまでが対象か」も、後ほど見るようにメーカーによって違います。

「保証」と「補償」は意味が違う

細かいようですが、言葉の違いにも触れておきます。保証は「間違いがないと約束し、責任を持つこと」、補償は「生じた損失を補ってつぐなうこと」を指します。故障したときに無償で直すという約束は「保証」、なくした補聴器の代わりを提供して損失を補うのは「補償」にあたります。この記事でも、制度の中身に応じてこの二つを使い分けます。

ただし、実際の制度名はメーカーごとに異なり、「紛失補償」と書く会社もあれば「紛失・破損保証」と書く会社もあります。各メーカーの制度を名前で呼ぶときは、その会社の表記に従います。

「もう1台もらえる」制度ではない

ここが最も誤解されやすい点です。この制度は、なくした1台の代わりを作り直すものであって、手元の台数が増えるものではありません

たとえば両耳で使っている方が片方をなくした場合、提供されるのは、なくした片方の代わりです。「無料でもう1台増える」わけではありません。今回確認した6社は、いずれも「同等品を提供する」「新品もしくは同等製品を無償で提供する」といった形で、失った分の再取得として制度を定めています。なお、生産が終了したモデルの場合は、まったく同じ機種ではなく、後継のシリーズで同等の機能を持つ機種が提供されることがあります。「同等品」と書かれているのはこのためです。

もう一点、覚えておいていただきたいことがあります。この制度で新しい補聴器を受け取った後に、なくしたはずの補聴器が見つかった場合は、見つかった補聴器を回収させていただくのが一般的です。あくまで「なくした1台の代わり」なので、結果として2台が手元に残る形にはなりません。

メーカーによって、紛失補償はこんなに違う


ここからが本題です。6社(オーティコン、シグニア、スターキー、フォナック、リサウンド、ワイデックス)の紛失補償を見ていきます。対象の範囲も、期間や回数の数え方も、グレードの区切り方も、会社によって考え方が違います。ご自身の(またはこれから選ぶ)補聴器がどうなっているかを知る手がかりにしてください。

※以下の内容は2026年2月〜5月に発行された各社のカタログおよび保証書、メーカーへの確認に基づくものです。制度は改定されることがありますので、実際にご検討の際は購入店で最新の内容をご確認ください。

紛失補償が付いている機種、付いていない機種がある

まず知っておいていただきたいのは、すべての補聴器に紛失補償が付いているわけではないということです。

たとえばリサウンドでは、バリュークラスの機種には紛失・破損保証が設定されていません。フォナックでは、ベーシックタイプと、障害者総合支援法や助成制度に対応した機種は対象外とされています。ワイデックスでも、一部の器種は有償オプションに加入しない限り紛失補償が付きません。

一般に、上位グレードほど補償が手厚くなる傾向はありますが、単純な比例ではなく、グレードの区切りもメーカーによって異なります。

期間と回数は、メーカーとモデルで変わる

紛失補償が使える期間は、購入日からおおむね1〜4年の範囲で、モデルのグレードによって分かれています。回数も1回のみの場合と2回まで使える場合があります。メーカーごとに、主な内容をまとめます。

オーティコン(紛失保証)

  • ・対象モデルは購入日より2年または1年で、いずれも1回限り。2年になるのはジール1、インテント1・2、リアル1・2など、1年になるのはインテント3・4、リアル3、ルビー1・2などです。
  • ・費用は無償。
  • 2025年5月7日以降のご注文分から対象です。それ以前に購入された方は対象外ですのでご注意ください。
  • ・このほか、火災・盗難にあった場合の「お買上保険特約」(購入日より1年間)が別に用意されています。

シグニア(紛失保証)

  • ・上位クラス(7IX/5IX、7AX/5AX、7X/5X、7Nx/5Nx)は2年、3クラス系(3IX、3AX、3X)および7px/5pxは1年。いずれも1回に限り無料。

スターキー(紛失・破損保証)

  • ・Omega AI / Signature の上位クラス(24・20)は2年以内、16クラスとG Series AIは1年以内、いずれも1回まで。
  • ・ただしGenesis AI 12(耳あな型)は120日以内・1回までで、121日〜1年以内は29,000円での対応になります。
  • ・紛失だけでなく、盗難・天災・過失による破損も対象です。
  • ・費用は無償(期間・回数などの条件を満たす場合)。

フォナック(紛失・盗難・全損時リニューアルサポート)

  • ・プレミアム・アドバンスクラスは2年間、その他は1年間。
  • ・両耳で購入された場合でも、無償になるのは1台分までです。
  • ・費用は無償(100%保証)。

リサウンド(紛失・破損保証)

  • ・プレミアム9は2年・2回、ハイグレード7は2年・1回、スタンダード5/ベーシック4は1年・1回。
  • ・紛失だけでなく、過失による破損も対象です。
  • ・費用は無償。

ワイデックス(紛失補償)

  • ・グレード(440/330/220)と、有償オプションの有無で変わります。たとえば440は、オプションなしで3年・1回、オプションありで4年・2回。
  • ・費用は無償(保証書に「無償にて」と記載)。

紛失補償を利用する際の費用は、いずれのメーカーも無償です。ただし、これは補償が使える条件(期間・回数)を満たしている場合の話で、条件を過ぎている場合は通常の購入となります。

「両耳ともなくしたら?」回数の数え方が違う

ここは、最も誤解が生じやすく、そして最も大切な点です。「1回まで」と書かれていても、その「1回」が何を指すかは、メーカーによって違います(以下は2026年2月〜5月時点の各社への確認によるものです。定義は変更されることがあります)。

大きく分けると、次の3つの考え方があります。

片耳につき1回(または2回)と数える … 左右それぞれに回数が割り当てられる考え方です。右耳で1回使っても、左耳の分は残っています。ワイデックス、スターキー、シグニア、リサウンドがこの数え方です。

両耳・片耳を問わず通算1回と数える … 補償を使えるのは全体で1回だけ、という考え方です。オーティコンがこれにあたります。たとえば、右耳をなくして補償を使った後、別の日に左耳をなくしても、2回目は使えません。ただし、両耳を同時になくした場合は、両耳分が無償で提供されます。

両耳で購入していても、無償になるのは1台分まで … フォナックはこの形です。

同じ「1回」という言葉でも、意味がこれだけ違います。両耳で補聴器をお使いの方にとっては大きな差ですので、ご自身の補聴器がどの数え方なのかを知っておくと安心です。

参考:故障したときの「修理保証」

紛失補償と混同しやすいので、参考として修理保証(故障時の無償修理)についても触れておきます。これは紛失とは別の制度です

各社とも、購入時から一定期間(おおむね2〜4年、グレードにより異なる)の無償修理を設けています。リサウンドの「新ほっとシステム」(購入から4年目まで、1回40,000円を上限に超過分を請求しない)や、ワイデックスの「あんしん修理」(購入後4年間、1回最大2万円の負担で修理可)のように、保証期間の終了後も一定の負担で修理できる仕組みを持つメーカーもあります。

なお、修理保証は本来「故障」への対応ですが、メーカーによっては、破損・盗難・水濡れ・全損などを別枠の補償(前述の紛失・破損保証など)でカバーしている場合があります。どこまで対応してもらえるかはメーカーによって異なりますので、詳しくは購入店にご確認ください。修理に関する詳しいご説明は、補聴器を故障・紛失したらおよび購入後のアフターフォローのページもご覧ください。

今お使いの補聴器の補償を確認しておく

ここまで各社の違いを見てきて、「では自分の補聴器はどうなのだろう」と思われた方も多いと思います。

紛失補償の条件は、保証書に記載されている場合もあれば、記載がない場合もあります。「ご購入から2年以内に1度限り」といった記載があるメーカーもあれば、保証書に何も書かれていないメーカーもあり、購入時期によっても異なります。ですので、ご自身の補聴器の紛失補償の有無や条件を正確に知りたい場合は、購入された販売店にお問い合わせいただくのが確実です。

なぜ確認をおすすめするのか。その理由がわかる、こんなご相談がありました。

「まさか、次はないなんて」――4度目の紛失をされたTさん

90代の男性、Tさん(仮名)。奥さまとご一緒に補聴器をお使いです。ある日、屋外でテニスをされている最中に補聴器を外し、そのまま紛失されました。実は、なくされたのはこれが4度目

以前は別の販売店で買った、紛失補償の付いていない補聴器をお使いで、2度なくして、そのつど通常価格で買い直されていました。その経験があったので、今回の補聴器を選ぶときは、紛失補償が付いているかどうかも考えて機種を決めていました

今回は補償の対象。遺失届を出していただき、手続きを進めました。奥さまが流れをご存じだったこともあり、スムーズでした。

ただ、その補償は1回限り。お渡しのとき、こうお伝えしました。「紛失補償があって、よかったですね。でも補償が使えるのは一回だけですから、次は買い直しになってしまいますよ。気をつけてくださいね」。Tさんは、たいへん驚かれたご様子でした。何度でも使えると思っていらしたのです。

このように、補償が付いていること自体はご存じでも、回数や期間まで正確にご存じない方は少なくありません。 なくしてから知るよりも、今のうちに確認しておくほうが安心です。

なくす前(購入前)にできること


ここからは、これから補聴器をお求めになる方に向けた内容です。購入の段階でできる備えがあります。

買うときに「紛失補償の有無・条件」も確認する

補聴器を選ぶとき、多くの方は聞こえ方や形、価格を基準に考えます。そこに、紛失補償の条件も判断材料に加えていただくことをおすすめします。

先ほどのTさんの例は、まさにこれにあたります。以前に紛失を繰り返された経験から、機種を選ぶ段階で紛失補償の有無を考慮し、結果として、なくされたときの費用の負担を抑えられました。

具体的には、次の点を販売店にご確認ください。その機種に紛失補償が付いているか。付いている場合、期間は何年で、回数は何回までか。その回数は片耳ごとか、両耳あわせてか。紛失だけでなく、破損や盗難も対象になるか。この4点が分かれば、備えとしては十分です。

有料の延長保証という選択肢

メーカーによっては、購入時に追加料金を払うことで、保証の期間や回数を延長できるサービスを用意しています。今回確認した6社のうち、紛失補償に関わる有料の延長保証があったのは、ワイデックスとスターキーの2社です。

ワイデックス「1年延長保証・紛失補償」 … 片耳30,000円、両耳60,000円(いずれも非課税)。修理保証が1年延長され、紛失補償が1回分追加されます。たとえば440グレードの場合、加入しないと紛失補償は3年・1回ですが、加入すると4年・2回になります。

スターキー「スターキーケア(プラス1年延長保証)」 … 片耳20,000円、両耳40,000円(いずれも非課税)。無償修理保証・紛失破損保証などがそれぞれ1年延長されます(紛失・破損保証は最大3年間)。

いずれも加入できるのは補聴器本体を購入するときのみで、後から追加することはできません。また、両耳で購入される場合は両耳分そろえて加入する必要があり、片耳分だけの加入はできません。スターキーの延長保証は、加入後の解約・返金ができない点にもご注意ください。

購入時にしか加入できない仕組みですので、「なくすかもしれない」と少しでも不安がある方は、購入を決める段階で検討しておくことをおすすめします。

加入している保険を確認する

メーカーの制度とは別に、すでにご加入の保険で補聴器が対象になる場合があります。 火災保険や自動車保険などに付帯する携行品損害の特約や、動産総合保険がこれにあたります。対象になるかどうか、また補償の内容は契約によって異なりますので、加入されている保険会社や代理店にお問い合わせください。

なくして探している間、どうする

紛失補償の手続きを進めている間や、まだ見つかるかもしれないと探している間、補聴器のない状態が続くことになります。この期間をどうするかも、実際には大きな問題です。

当店では、最長3ヶ月の無料試聴サービスをご用意しています。もともとは、補聴器をご購入いただく前に、ご自身の生活の中で試していただくためのサービスですが、補聴器をなくされた方が、探している間の代わりとしてお使いいただくこともできます。

この期間を使って、なくした補聴器を探しながら、同時に「見つからなかった場合はどうするか」を考えることができます。慌てて決めるのではなく、落ち着いて検討していただけます。

なお、この試聴サービスは当店のサービスであり、メーカーの紛失補償とは別のものです。 紛失補償は、なくした補聴器の代わりを作り直すメーカーの制度です。試聴サービスは、その手続きの間や、これからの検討期間に補聴器を試していただくための、当店の仕組みです。

3ヶ月無料試聴サービスについて詳しく見る

なくす前も、なくした後も、まずはご相談ください


補聴器をなくしたとき、どうすればよいかをご自身だけで判断するのは難しいものです。紛失補償が使えるかどうかは、メーカー・モデル・購入時期によって変わりますし、手続きにも順序があります。当店には、言語聴覚士11名、認定補聴器技能者16名が在籍し(2026年6月時点)、補聴器をお使いの間に起きるさまざまなことについて、ご相談を承っています。

紛失は、どなたにでも起こりうることです。中には、なくしたこと自体を、ご家族に言い出しにくいと感じる方もいらっしゃいます。

補聴器をなくしたことを家族に言いにくいと感じている方へ ――Kさんのこと

80代後半のKさん(女性)が、補聴器を購入から1ヶ月ほど経ったころ、予約なしで来店されました。いつもは豪快に笑う方で、仲の良いご主人といつも一緒に来店されるのですが、その日はとても申し訳なさそうにお店へ入ってきて、第一声は細い声で「補聴器をなくした」でした。その日は、とても口数が少なく、苦笑いされていました。

Kさんが気にされていたことの一つは、ご主人に買ってもらった補聴器を無くしたことを、ご主人やご家族に知られることでした。

Kさんの場合、補償があることを知らなかったので、すごく落ち込んでいらっしゃったのですが、私どもの方から「紛失補償付きの補聴器ですから、大丈夫ですよ」とお伝えしました。しかし、それでも「せっかく買ってもらったのに無くしたなんて、家族には言えない」とのことでした。
私たちは、お客様がお話しになりたくないことを、無理にうかがうことはありません。また、ご利用いただいたサービスやご購入の商品について、秘密にしたいことは、もちろん秘密にしております。

Kさんのときは、まず補償が使えることをお伝えし、遺失届を出していただくことなど、具体的な手順をご説明しました。また新品が届くまでの間、聞こえに困らないよう、ご家族に注意されないよう、代わりの補聴器もお貸出しさせていただきました。
やるべきことがはっきりしたころには、表情が少し和らいだように見えました。

慌てているとき、気が動転しているときは、やるべきこと・できることがはっきりすると安心できます。当店では、順序立てて進めることもお手伝いさせていただいています。

まとめ

最後に、この記事の要点を整理します。

なくしてしまったら … まず心当たりを探す。見つからなければ購入した販売店に連絡し、警察に遺失届を出して、その控えの内容を販売店に伝える。メーカーとのやり取りや補償の手配は販売店が行います。

紛失補償とは … なくした補聴器の代わりを、決められた期間・回数の範囲で、追加費用なく作り直せる制度です。台数が増える制度ではありません。すべての機種に付いているわけではなく、期間・回数・対象範囲はメーカーとモデルによって異なります。特に「1回」の数え方(片耳ごとか、両耳あわせてか)は違いが大きいので、ご自身の条件を確認しておくと安心です。

購入前にできること … 機種を選ぶ段階で、紛失補償の有無と条件も判断材料に加えてください。有料の延長保証は購入時にしか加入できません。加入中の保険が使える場合もあります。

探している間 … 当店の3ヶ月無料試聴サービスを、探している間の代わりとしてお使いいただけます。

補聴器の紛失についてのご相談は、お近くの店舗またはメールにて承っています。ご来店をご希望の方は来店予約を、まずはお問い合わせという方はメールでのご相談をご利用ください。機種ごとの違いについてはメーカー各社の比較もあわせてご覧ください。

※本記事に記載した各社の補償内容は、2026年2月〜5月発行の各メーカーカタログ・保証書、およびメーカーへの確認に基づいています。制度の内容は改定されることがあります。最新の内容は購入店または保証書でご確認ください。
※お客様の事例は、個人が特定できないよう、詳細や背景情報に変更を加えています。


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大塚補聴器を運営する株式会社大塚の代表取締役。認定補聴器技能者、医療機器販売管理者。

たくさんの難聴の方々に、もっとも確実によく聞こえる方法をご提供することが私たちのミッションです。
監修においては、学術論文もしくは補聴器メーカーのホワイトペーパーなどを元にしたエビデンスのある情報発信を心がけています。

なお古いページについては執筆当時の聴覚医学や補聴工学を参考に記載しております。科学の進歩によって、現在は当てはまらない情報になっている可能性があります。

※耳の病気・ケガ・治療、言語獲得期の小児難聴や人工内耳については、まず医療機関へご相談下さい。

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