補聴器は高い?不安な方へ|GシリーズAIという始めやすい選択肢

補聴器は高い?不安な方へ|GシリーズAIという始めやすい選択肢

補聴器は、最初から高額な器種を選ばなければならないものではありません。
スターキーのGシリーズAIは、片耳98,000円から選べる、初めての方にも検討しやすい補聴器です。
ただし、価格だけで補聴器を選ぶと、あとで「思っていた聞こえ方と違った」「使いにくかった」と感じることがあります。
大切なのは、価格だけでなく、聴力、生活環境、形状、調整、そして実際に試したときの納得です。
大塚補聴器では、いきなり購入を決めていただくよりも、まずはご相談と試聴体験を通じて「自分に合いそうか」を確認していただくことを大切にしています。

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この記事で分かること

  • ・GシリーズAIがどんな補聴器か
  • ・片耳98,000円から選べる理由と注意点
  • ・5つの形状とその違い
  • ・カラーバリエーションの基本情報
  • ・クラス、価格の基本情報
  • ・GシリーズAIが向いている人、慎重に比較した方がよい人
  • ・購入前に試して確認すべきポイント

スターキーのGシリーズAIは、
価格を抑えて始めやすい補聴器

GシリーズAIは、補聴器メーカー スターキーのエッセンシャルラインに位置づけられる補聴器です。

デジタル補聴器には、言葉の聞こえを助けるコンピュータが内蔵されています。GシリーズAIには、上位シリーズで使われているS1ニューロプロセッサーの機能を搭載し、日常で使いやすい基本性能と、始めやすい価格帯のバランスを取ったモデルです。

GシリーズAIは、「まず補聴器のある生活を試してみたい」という方にとって、最初に手に取りやすい 価格と基本性能のバランスを確認しやすい選択肢です。

スターキーという補聴器メーカーの特徴を詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考になります。
スターキー補聴器の特徴

補聴器はなぜ高く感じる?価格だけで不安になりやすい理由

補聴器には、片耳で10万円前後から選べるものもあれば、両耳で数十万円以上になる高機能モデルもあります。

価格の幅が大きいため、よく調べた方ほど、

「結局いくら必要なのか分からない」
「安い補聴器だと聞こえにくいのでは」
「お店に行くと高額な器種を勧められるのでは」

と不安になりやすいものです。

補聴器の価格は、主に次のような要素で変わります。

  • ・雑音の中での聞き取りを助ける機能
  • ・音質調整のきめ細やかさ
  • ・特殊な場面で使える専用プログラム
  • ・形状や出力
  • ・充電式か電池式か
  • ・スマートフォン連携などの便利機能

ただし、高い補聴器がすべての方にとって最適とは限りません。

静かな部屋で家族と話すことが中心の方と、仕事や外出先で複数人と話す機会が多い方では、必要な機能が違います。
補聴器全体の価格帯や相場を詳しく知りたい方は、こちらも参考にしてください。
補聴器の値段一覧と相場早見表

価格に不安があるときには、先に「自分がどの場面で困っているのか」を整理しておくのがおすすめです。必要のない高度な機能を搭載した過剰に高級な器種を選ばずにすみます。

GシリーズAIの
形状・クラス・カラー

GシリーズAIは、形状やクラスに複数の選択肢があります。

もし試聴を検討するなら、最初は形状について、デザインや見た目の好み、取り扱いや付け心地の観点で選んでいただくのがいいでしょう。

選べる形状は4種類です

形状 電源 特徴
RIC R
充電式 Gシリーズで唯一の充電式補聴器。防水にも優れています。1回の充電で、50時間使えます。
RIC 312
電池式 小型な補聴器ながら、最長160時間使用可能です。
BTE 13 P
電池式 RICタイプより本体は大きめで、扱いやす形状です。最長240時間使えます。
BTE 13 UP
電池式 パワーが必要な方におすすめの形状です。
形状 特徴

RIC R

Gシリーズで唯一の充電式補聴器。防水にも優れています。1回の充電で、50時間使えます。

RIC 312

電池交換式。小型な補聴器ながら、最長160時間使用可能です。

BTE 13 P

電池交換式。RICタイプより本体は大きめで、扱いやす形状です。最長240時間使えます。

BTE 13 UP

電池交換式。パワーが必要な方におすすめの形状です。

RICは3つの価格帯、BTEは5つの価格帯から選びます

GシリーズAIは、全部で5つのクラス(価格帯)があります。
クラスによって聞こえを補助する機能が変わってきます。

なお形状によって選べる価格帯(クラス)が異なります。
RICタイプで選べるのは、16・12・10の3クラスです。
BTEタイプでは、24・20・16・12・10の5クラスから選べます。

クラスが上がるほど、音の処理や聞き取りを助ける機能が充実します。
静かな場所での会話が中心なのか、外出先や複数人での会話が多いのかによって、必要な機能は変わります。

カラーは4色から選べます

GシリーズAIのカラーは、次の4色です。

  • ・ベージュ
  • ・グラファイト
  • ・シルバー
  • ・チェスナット

補聴器を初めて使う方は、「目立つのではないか」と不安に感じることがあります。
髪の長さによりますが、肌の色もしくは髪の色に合わせていただくと目立ちにくくなります。

店頭で実物を見ながら選ぶと、補聴器を装用した時の印象を確認しやすくなります。

GシリーズAIは、形状・クラス・カラーを組み合わせて選ぶ補聴器です。
次に、実際の価格を確認していきます。

GシリーズAIの価格|片耳98,000円から

GシリーズAIは、片耳98,000円から選べる補聴器です。

価格を見るときは、次の3つを分けて考えると分かりやすくなります。

  • ・補聴器本体の価格
  • ・選べる形状とクラス
  • ・充電器など、本体以外に必要な費用

GシリーズAIのクラス別本体価格

24※1 20※1 16 12 10
片耳価格 270,000円 220,000円 170,000円 130,000円 98,000円
両耳価格 540,000円 440,000円 340,000円 260,000円 196,000円
片耳価格 両耳価格
24※1 270,000円 540,000円
20※1 220,000円 440,000円
16 170,000円 340,000円
12 130,000円 260,000円
10 98,000円 196,000円

24・20クラスを選べるのはBTEだけ

GシリーズAIでは、上位クラスにあたる24クラスと20クラスはBTEタイプのみの展開です。
RICタイプは、16・12・10クラスからお選びいただけます。
RICタイプで、より良い音質をお求めの場合は、OmegaAIなどの別シリーズをご検討ください。

充電式RIC Rは、別途で充電器が必要です

充電式のRIC Rを選ぶ場合、補聴器本体とは別に充電器が必要です。

StarLink プレミアムチャージャー(バッテリー搭載) 26,400円


StarLink チャージャー 17,600円です。

合計費用を考えるときは?

補聴器を購入するときに必要な費用を検討するときには、次の点を分けて確認すると安心です。

  • ・補聴器本体の価格
  • ・片耳か両耳か
  • ・充電器の費用
  • ・必要なオプションの有無

安い補聴器と高い補聴器は、何が違うのか

補聴器の価格差は、主に機能差に関係します。
高いクラスほど、雑音の中での聞き取りを助ける機能や、音を細かく調整する機能が充実する傾向があります。
ただし、高い補聴器を選べば必ず満足できる、というものではありません。反対に、価格を抑えた補聴器がすべて不十分というわけでもありません。

大切なのは、生活の中でどの場面を重視するかです。

  • ・家族との会話が中心
  • ・テレビを聞きやすくしたい
  • ・仕事や会議で使いたい
  • ・外出先や飲食店で会話したい
  • ・スマートフォンとの接続も使いたい

必要な機能は、人によって違います。

価格差と機能差について詳しく知りたい方は、こちらも参考にしてください。
高い補聴器と安い補聴器、値段の違いとは?

大塚補聴器では、ご予算に不安がある場合、最初にそのままお伝えいただいて大丈夫です。必要以上に高い器種をご提案するのではなく、聴力と生活に合う範囲で、ご予算の中で最もよく聞こえる提案を心がけています。

日常で使いやすい基本性能|バッテリー・防水・AI・スマホ連携

GシリーズAIは、最高級モデルのフルスペックを求める方向けというより、日常で使いやすい基本性能を備えた補聴器です。
初めて補聴器を使う方にとって、特に確認しておきたいのは、バッテリー、防水・防塵、AIによる自動調整、スマートフォン連携です。

環境に合わせた聞こえ|AI自動調整

GシリーズAIには、AIによる音環境分析と自動調整の機能があります。
周囲の音環境に応じて、会話を聞き取りやすくする方向へ音の処理をサポートします。
上位シリーズで培われた高度な基本性能の一つです。

充電切れが心配な方へ|RIC Rは最長50時間

充電式モデルRIC Rのバッテリー持続時間は最長50時間です。
外出が多い方や、充電を忘れそうな方にとって、バッテリーの持ち時間は大切です。

汗や湿気が気になる方へ|IP68の防水・防塵性能

GシリーズAIは、IP68の防水・防塵性能を備えています。
補聴器は毎日身につけるものです。汗をかく季節、急な雨、湿気の多い環境などを考えると、水やほこりに強いと安心です。
ただし、IP68は完全防水という意味ではありませんので、温泉やプールで使える、あるいは海に入っても絶対に壊れない、ということではない点にはご注意ください。

水ぬれ保証を重視する方へ|対象はRIC Rのみ

RIC Rに限りますが、水ぬれ保証が付いています。
同じGシリーズAIでも、形状によってそれぞれ保証内容が異なります。
防水・防塵性能や各種保証の内容は、購入前にご確認ください。

スマホ通話をよく聞きたい方へ|Bluetooth接続

GシリーズAIはBluetooth接続に対応しています。スマートフォンの通話音声や音楽、または動画視聴の音声を補聴器で聞くことができます。
なおスマートフォンの器種によって、使える機能が異なる場合があります。スマートフォン連携を重視する方は、購入前に店頭にてご確認ください。

自分で音質を操作したい方へ|My Starkeyアプリ

GシリーズAIは、専用アプリ「My Starkey」に対応しています。
スマートフォンから音量を調整したり、プログラムを切り替えたりできるため、補聴器本体を直接触らずに自分で音質を操作できます。

GシリーズAIが向いている人・慎重に検討した方がよい人

GシリーズAIは、始めやすい価格帯と基本性能のバランスが特徴です。
一方で、すべての方に最適な補聴器というわけではありません。向いている方と、慎重に検討した方がいます。

GシリーズAIが向いている人

GシリーズAIは、次のような方に向いています。

  • ・初めて補聴器を検討している方
  • ・いきなり高額な補聴器を選ぶことに不安がある方
  • ・まずは日常で使いやすい基本性能を重視したい方
  • ・価格と機能のバランスを見ながら選びたい方
  • ・RICタイプやBTEタイプを比較しながら決めたい方
  • ・実際に試してから判断したい方

特に、「補聴器を始めたいけれど、最初から高額な器種を選ぶのは不安」という方には、候補に入れやすい補聴器です。

慎重に検討した方がよい人

一方で、次のような方は、GシリーズAIだけで決めず、上位シリーズや他の補聴器も含めて検討した方が安心です。

  • ・完全に目立たない超小型補聴器をお探しの方
  • ・マスクやメガネの邪魔にならない耳あな型をお求めの方
  • ・騒がしい場所での会話が多い方
  • ・仕事で聞き取りの負担が大きい方
  • ・会議や複数人での会話を重視したい方
  • ・より細かな音質調整を求める方
  • ・補聴器の聞こえに対する希望がはっきりしている方
  • ・重度の難聴などで、出力や装用方法を慎重に確認する必要がある方

価格を抑えられることは大きな魅力ですが、必要な機能を削りすぎると、生活の中で困る場面が残ることがあります。
「GシリーズAIで十分か」ではなく、自分の生活に合うかどうかを確認することが大切です。
GシリーズAIが合う方もいれば、別の補聴器の方が合う方もいます。専門店で相談する意味は、いくつかの補聴器を試聴して聞き比べて、その違いを一緒に確認できることにあります。

補聴器選びで失敗しないために|器種より大切な調整と試聴

補聴器は、器種を選んで終わりではありません。

同じ補聴器でも、調整によって聞こえ方は変わります。聴力に合わせて音を調整し、実際の生活で使いながら、必要に応じて少しずつ合わせていくことが大切です。
初めて補聴器を使う方は、無理に大きな音を入れればよいわけではありません。
生活の中で聞こえ方を確認しながら、少しずつ音質を合わせていき、慣れていくこともあります。
補聴器の調整について詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
補聴器の調整って重要?調整回数や料金を解説!

大塚補聴器では、補聴器を選ぶときに、次の点を一緒に確認します。

  • ・聴力の状態
  • ・どの場面で聞こえに困っているか
  • ・家族との会話、仕事、外出などの生活環境
  • ・補聴器の形状や操作のしやすさ
  • ・ご予算
  • ・実際に試したときの聞こえ方

価格や機能表だけでは、自分に合うかどうかは判断しきれません。
補聴器は、生活の中で使う道具です。だからこそ、店頭で相談し、実際の生活で試しながら判断することが大切です。

まずは相談・試聴から|3か月無料貸出で実生活の中で確認できます

GシリーズAIが自分に合うかどうかは、カタログや価格表だけでは分かりません。
家族との会話、テレビの音、外出先の音、仕事や趣味の場面など、実際の生活で使ってみて初めて分かることがあります。
大塚補聴器では、補聴器を実生活の中で試してから判断できる3か月無料貸出を行っています。
補聴器の3か月無料貸出について

「まだ購入を決めていない」
「相談だけでもよいのか不安」
「高い補聴器を勧められそうで心配」

そのような段階でも大丈夫です。

まずは、聴力や生活の困りごと、ご予算を一緒に確認するところから始められます。
ご予算に不安がある場合は、最初にそのままお伝えください。必要以上に高い器種を前提にするのではなく、聴力と生活に合う候補を一緒に整理します。
GシリーズAIが合う方もいれば、別の補聴器の方が合う方もいます。大切なのは、急いで決めることではなく、納得して選ぶことです。
いきなり購入を決めなくても大丈夫です。まずは、試してから考えるという進め方があります。

もちろん相談だけでも大丈夫です。無理に急がず、納得できる補聴器選びを一緒に進めていきましょう。


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大塚補聴器を運営する株式会社大塚の代表取締役。認定補聴器技能者、医療機器販売管理者。

たくさんの難聴の方々に、もっとも確実によく聞こえる方法をご提供することが私たちのミッションです。
監修においては、学術論文もしくは補聴器メーカーのホワイトペーパーなどを元にしたエビデンスのある情報発信を心がけています。

なお古いページについては執筆当時の聴覚医学や補聴工学を参考に記載しております。科学の進歩によって、現在は当てはまらない情報になっている可能性があります。

※耳の病気・ケガ・治療、言語獲得期の小児難聴や人工内耳については、まず医療機関へご相談下さい。

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