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補聴器の種類、耳あな型・耳掛け型・ポケット型の特徴

補聴器の種類、耳あな型・耳掛け型・ポケット型の特徴

補聴器にはいろいろな形状があり、それぞれ特徴があります。
極小サイズで目立たない耳あな型、ハイパワーな耳かけ型、最新の高機能なRICタイプ、取り扱いが簡単な充電式など。
耳の状態や使いたい場面、見た目のご要望や手先の器用さなどに合わせてお選びいただけます。

充電式の耳あな型(オーダーメイド)の特徴

耳の型を取り、一人ひとりの聴力に合わせて作るオーダーメイドの補聴器です。
世界でたった一つ、自分の耳にぴったり収まります。
外れて落としてしまう心配がなく、マスクやメガネ、帽子の邪魔になりません。

耳型を採取してからお作りするため、出来上がるまで1週間程度かかります。

オーダーメイド耳あな型補聴器の中でも充電式は電池交換が不要なので、取り扱いが最も簡単な形状です。
オーダーメイドなのでサイズというものはありませんが、充電式の場合、補聴器内部にリチウムイオンバッテリーを内蔵していることから、あまり小さく作ることができません。

なお充電式のオーダーメイド耳あな型補聴器は近年開発されたばかりで、製造しているのは一部の補聴器メーカーに限られます。

適応難聴度:

電池交換式の耳あな型(オーダーメイド)の特徴

オーダーメイドの耳あな型補聴器です。電源は補聴器専用のボタン電池です。

一人ひとりの耳の型を取って作ります。サイズは外からまったく見えない極小サイズ(IIC)から、高度難聴まで対応できる高出力で大きなものまでお選びいただけます。

電池の交換頻度は器種によりますが1~2週間に1度です。
旅行や出張の際、電池を忘れてしまっても旅先ですぐに電池を購入することができます。
充電式の補聴器と異なり、災害などによる長期の停電でも電池さえあれば使い続けられます。

  • オーダーメイド補聴器だけの特別な保証
  • オーダーメイドの補聴器は最初の制作で必ず耳にぴったり出来上がるとは限りません。オーダーメイドスーツの仮縫いのように作り直して改善することがあります。
  • そのため多くの補聴器メーカーは、オーダーメイド耳あな型補聴器に限定して、購入から90日程度は作り直しが何度も無料でできる保証をつけています。さらに作り直してもご満足いただけなかった場合に無条件の返品返金を保証しています。
【カナルサイズ】

適応難聴度:

【IICサイズ】

適応難聴度:

充電式の耳あな型(既製品)の特徴

既製品の耳あな型補聴器です。補聴器専門店やメガネ兼業店、通販でも取り扱われています。オーダーメイドの補聴器と異なり、店頭に試聴器が用意されていれば、お店ですぐに試せます。

耳せん部分はゴム状になっており、3種類ほどのサイズの耳せんが同封されています。

本体デザインは2種類に分かれます。
ワイヤレスイヤホンのように見える大型のものと、耳の穴の中にすっぽりと入って外からほぼ見えない小型のものです。
どちらも適応聴力の幅が狭く、軽度な難聴に特化しているのが特徴です。中等度以上の難聴では十分な効果が得られませんので、購入前のご試聴と効果の確認が必要です。

【カナルサイズ】

適応難聴度:

【極小サイズ】

適応難聴度:

電池式の耳あな型(既製品)の特徴

既製品の耳あな型補聴器です。主に通販または家電量販店で取り扱われています。

耳せん部分はゴム状になっており、多くの製品で2〜3種類のサイズの耳せんが同封されています。

適応聴力の幅が狭く、軽度な難聴に特化しているのが特徴です。中等度以上の難聴では十分な効果が得られません。ご自分の聴力が分からない状態でこちらを試したい場合には、取り扱い店の返品条件をしっかり確認してから注文すると良いでしょう。

耳かけ型補聴器 [RICタイプ]の特徴

小型で目立たない形状で、世界で最も多く流通している種類です。
本体と耳せんは細いワイヤーでつながっていて、本体部分を眼鏡のツルのように耳の上にかけて使います。
Bluetoothが搭載されている器種が多くスマートフォンとつないで、電話で相手の声を聞くことができるモデルも多いです。充電式と電池交換式の2種類があります。充電式は普段の取り扱いが簡単です。電池交換式は充電を忘れる心配がなく、電池が切れたときでも比較的簡単に入手することが出来ます。

耳せんは聴力などに応じてゴムでできた既製品の「イヤチップ」とオーダーメイドの「カスタムモールド」が選べます。

イヤチップを使っていると十分に耳の穴をふさげず、すき間から雑音が入ってきてしまうことがあります。この場合は補聴器の雑音抑制機能が完璧には発揮されません。

聴力によってはカスタムモールドを作ることで、聞こえが大きく改善することがあります。

【イヤチップ利用時】

適応難聴度:

【カスタムモールド利用時】

適応難聴度:

耳かけ型補聴器 [BTEタイプ]の特徴

比較的大きく、外から見える種類の補聴器です。その大きさのおかげでハイパワーな部品を内蔵している器種が多く、高度・重度難聴に対応できます。もちろん軽い難聴でもご利用いただけます。
耳掛け型の種類は、その大きさから取り扱いの簡単さを期待される方が多いです。しかし実際に使ってみるとカナルサイズのオーダーメイド充電式耳あな型の方が取り扱いが簡単です(手指の状態によります)。
耳あな型と比べた時の特徴は、補聴器を落としてしまった時に紛失しにくいことです。耳あな型の補聴器と比べて、あまり転がらないためテーブルの下やソファーのすき間に入り込んでしまうことが少なく、落としても目立つので見つけやすく、紛失される方が少ない傾向にあります。
耳せんについてはイヤチップという既製品とイヤモールドというオーダーメイド品が選べます。聴力によってはイヤモールドを作ることで、聞こえが大きく改善することがあります。
電池交換式と充電式の2種類があり、取り扱いは充電式の方が簡単です。

【イヤチップ利用時】

適応難聴度:

【イヤモールド利用時】

適応難聴度:

ポケット型補聴器・集音器の特徴

ポケット型の補聴器・集音器です。
本体にマイクが内蔵されており、有線のイヤホンを耳に入れて本体をポケットに入れたり卓上に置いて使います。

聴力の適応範囲としては重度の難聴までご利用いただけますが、一部のメーカーをのぞき、ポケット型補聴器・集音器は新製品の開発があまり進んでいません。会話に役立つ距離はおよそ1~2メートルほどが上限です。

全種類の補聴器の中で値段が安いこと、ボリュームを自分で操作しやすいことが特徴です。

適応難聴度:

補聴器の種類におすすめはあるのか?

補聴器の種類はそれぞれに特徴があり、人によって合う種類が異なります。
耳かけ型は手軽に試せますが、マスクやメガネを同時に使うと邪魔になります。
耳あな型ならマスクやメガネをお使いの方でも煩わしさが少なく、着け心地もいいというメリットがあるものの、耳の型を取ってオーダーメイドする必要があるため、気軽に試聴できません。

自分に合った種類を知るためには体験してみるのが確実です。
試聴体験には耳かけ型と耳あな型のどちらも選べる当店にご相談下さい。

当店では、耳掛け型補聴器の無料試聴を最長90日間、オーダーメイドの耳あな型補聴器でも最長60日間の試聴サービスを提供しています。



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補聴器専門店プロショップ大塚を運営する株式会社大塚の代表取締役。認定補聴器技能者、医療機器販売管理者。

たくさんの難聴の方々に、もっとも確実によく聞こえる方法をご提供することが私たちのミッションです。
監修においては、学術論文もしくは補聴器メーカーのホワイトペーパーなどを元にしたエビデンスのある情報発信を心がけています。

なお古いページについては執筆当時の聴覚医学や補聴工学を参考に記載しております。科学の進歩によって、現在は当てはまらない情報になっている可能性があります。

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