フォナック社のお値打ち補聴器「ヴィータス+」シリーズ
ヴィータス+は、そのお値打ちな値段にも関わらず、補聴器本体のコンピュータはフォナックの新モデルを搭載しています。またオーダーメイド耳あな型のヴィータス+は、超小型に作ることが可能になり、補聴器を着けていることが周りの人に分かりません。過去のお値打ち補聴器である「フォナック バセオ」「フォナック タオ」より、性能・聞こえ方について様々な点で優れています。
「ヴィータス+」シリーズには、3つの種類
ヴィータス+には、耳あな型のヴィータス+、RIC耳かけ型のヴィータス+、標準耳かけ型のヴィータス+の3種類があります。この3種類は、形状と見た目、電池のサイズなどは異なりますが、言葉を聞き取るための基本的な機能は同じものです。
耳あな型の「ヴィータス+」
極小サイズもお得な価格でつくることができます
耳あな型のヴィータス+は、耳の型を取って制作するオーダーメイド品です。制作する際には、耳の穴の形、指先の器用さ、聴力に合わせて、補聴器の形状が決まります。
上記の中で、一番小さいサイズの耳あな型補聴器をIIC(=invisible in canal)と言います。このIICサイズは、外からまったく見えなくなるため、invisibleつまり透明という名前がついています。
IICサイズの補聴器は、補聴器メーカー各社から発売されていますが、フォナックは本当に小さなサイズで作れるメーカーです。IICの補聴器は付けていても、まったく目立ちません。
2022年7月現在、フォナックから発売されているIICサイズの補聴器の中で、一番安い器種が「ヴィータス+」です。お値段は片耳134,400円、両耳セット201,600円です。
もちろん、ほかのサイズも小さなものから重度難聴にも対応したパワーのあるものまで選ぶことが出来ます。
耳かけ型のRICタイプの「ヴィータス+」
耳かけ型のRICタイプは、片耳123,900円です。
近年、もっとも多くの人に選ばれているのが、RICタイプです。RICタイプは着け心地が快適で、外からはほとんど見えません。また聴力に応じて、スピーカー部品のみを変更することが出来ます。つまり購入後に難聴が進行しても、補聴器を買い替える必要がありません。スピーカー部品は10,000円前後ですから、補聴器を長期に使いたい方におすすめです。
はじめて補聴器を始める50歳~60歳代の方、また少しだけ困る場面が出てきた軽度難聴の方におすすめしています。
耳かけ型の標準タイプの「ヴィータス+」
耳かけ型の標準タイプは、片耳123,900円です。
耳かけ型標準タイプは、その大きさで大・中・小と3種類あります。3種類とも共通で、手先の器用さに自信がない方におすすめです。
RICタイプと異なり、すべての電子部品が耳の後ろに装着されるプラスチック製の本体に入っています。本体と耳せんは、外から見えるチューブでつながります。
低周波数から高周波数まで、幅広く音を出すことができますし、最大音量も大きいのが特徴です。重度難聴の場合、ほとんどの方が、このタイプを選びます。RIC補聴器より目立ちますが、本体が大きいので、取り扱いが簡単です。取り扱いが簡単な補聴器がご希望の方におすすめしています。