目立たない補聴器
今の補聴器の多くは、非常に小型化され身に付けても目立たないようになっています。
今の補聴器は目立たないものが主流
「補聴器を付けると、人に年をとって見られるのがイヤだ」という方はよくいらっしゃいます。
そのような声に対応するように、今の補聴器の多くは、昔の補聴器と比べると、非常に小型化され、身に付けても目立たないようになっています。
補聴器をつけている写真
こちらの写真2枚は全て、補聴器をつけている写真です。
この写真を見ていただくと伝わると思うのですが、通常の生活をすごす中であれば、気づかれる事も少ないのではないでしょうか。
左の写真の補聴器本体は「耳掛け型の補聴器」になります。
細いチューブの耳掛け形補聴器です。耳の後ろに補聴器本体が隠れ、細いチューブでつながった極小スピーカーが耳の穴に入ります。『RIC補聴器』『RITE補聴器』などと呼ばれるタイプです。
こちらの写真の補聴器本体は「耳穴型の補聴器」です。
メーカー各社で呼び方が若干変わりますが『CIC補聴器』『MC補聴器』などと呼ばれるタイプです。
昔ながらの補聴器とも比べてみましょう。
昔ながらの耳掛け型補聴器の写真
小型の耳掛け型補聴器の写真
小型の耳掛け型補聴器の写真
いかがでしょうか?
さらに補聴器をご覧になっていただき、出来れば補聴器をつけた状態を鏡で見ていただければ、本当に目立たないことを感じていただけると思います。
最近は小型の器種でもパワーが強い補聴器が登場
かつては目立たない補聴器は小型な分、パワーの弱い器種しかありませんでした。しかし2010年後半から目立たないほど小さくても、十分にパワーの強い補聴器がメーカー各社から発売されています。
今では重度の難聴を除き、ほとんどの方が目立たない補聴器を使えるようになりました。
2006年から補聴器の仕事を始めました。もっとも確実に、よく聞こえる方法をご提供することが、私のミッションです。皆様の耳に合った補聴器をお届けするため、毎日毎日、聴覚医学の論文を読み、デンマークやドイツの研究機関と連絡を取り、時には欧州へ勉強に行き、海外から研究者を招き勉強会を開催し、国内の社会人大学院へ通い修士号まで取ってしまいました。本Webページでは、補聴器と難聴について、確かな情報や最新の情報をお届けしていきます。ご相談の方は、お気軽にご連絡ください。
保有資格:認定補聴器技能者、医療機器販売管理者
★ Twitter はじめました。耳の話を真面目に書いてます! : @mimi_otsuka