自分にピッタリの補聴器ができあがるまで
納得いく補聴器を手に入れるためには、きちんとした手順を踏む必要があります。
さあ、あなただけのとっておきの補聴器をつくりましょう。
※これは一般的な補聴器購入までの流れです。詳細はお店によって異なります。
ただし、それぞれの手順に意味があります。もし以下の手順と比べて省略されていたり、
内容に納得がいかない場合にはお店の方としっかり話し合うことが大切です。
1.カウンセリング
どんなときに不便を感じるのか、どういう音が聞こえにくいのかなど、
ご自身の現在の聞こえの状態をできるだけ詳しくお店の人に伝えましょう。
また、補聴器に関する疑問や不安なども、遠慮なく相談してください。
2.聴力測定
専用の聴力測定機器やコンピューターを使用して、補聴器のフィッティングのために純音聴力測定と言葉の聞き取りテストを行います。
ここで調べた情報が、これからの補聴器選びのプロセスのベースになります。
3.補聴器の選択
聴力測定の結果を踏まえたうえで、ご自身の聴力や目的に合った最適な補聴器を選びます。
当店には60種類の試聴用の補聴器をご用意してあります。
4.フィッティング
スタッフが、一人ひとりの聴力の状態に合わせて、補聴器の音域や音質、出力など、きめ細かな調整を行います。
使う人に合わせて、しっかりとフィッティングができていないと、デジタル補聴器の持っている性能は十分に発揮されません。
5.試聴
実際に補聴器をつけて音を聞いてみます。静かな場所だけでなく、色々な環境で人の声や音がどう聞こえるかお試しください。
当店ではご購入前に補聴器を3ケ月の無料貸し出しサービスを実施しています。
お客様がご納得できるまで補聴器をゆっくりと選んでください。
6.ご購入
気に入った補聴器が見つかったら、いよいよ購入です。
補聴器は、一人ひとりの聴力や耳の形に合わせてつくるので、その場ですぐ持ち帰ることができるわけではありません。
通常、補聴器の製作にはおよそ1週間かかります。
7.アフターフォロー
補聴器をご購入後も、いろいろな環境での聞こえを確かめながら、さらに調整を重ね、満足のいく補聴器に仕上げていきます。
少しでも気になることや不具合があったら、すぐにお店に相談しましょう。
*補聴器は適切なフィッティングや調整により、その効果が発揮されます。しかし、装用者の聞こえの状態によっては、その効果が異なる場合があります。
ご購入後も安心のサービスがあります。
2006年から補聴器の仕事を始めました。もっとも確実に、よく聞こえる方法をご提供することが、私のミッションです。皆様の耳に合った補聴器をお届けするため、毎日毎日、聴覚医学の論文を読み、デンマークやドイツの研究機関と連絡を取り、時には欧州へ勉強に行き、海外から研究者を招き勉強会を開催し、国内の社会人大学院へ通い修士号まで取ってしまいました。本Webページでは、補聴器と難聴について、確かな情報や最新の情報をお届けしていきます。ご相談の方は、お気軽にご連絡ください。
保有資格:認定補聴器技能者、医療機器販売管理者
★ Twitter はじめました。耳の話を真面目に書いてます! : @mimi_otsuka