補聴器はどのぐらいで壊れるものですか?長持ちさせるにはどうしたらいいですか?


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補聴器はどのぐらいで壊れるものですか?長持ちさせるにはどうしたらいいですか?

補聴器は人の身体に直接触れる精密機械です。
そして電気で動いていますので汗・水・湿気などに弱く、金属部品が錆びると故障につながります。

補聴器の耐用年数は行政で決められており、耐用年数は5年になります。
ひとつの目安として、覚えておくと良いでしょう。
※補聴器の耐用年数は、自立支援法における補装具の給付を参考にしました。

5年間というのは、補聴器が機械として壊れるまでの目安です。
もちろん大切に使っていただければ、そのぶん長持ちします。
その大切にする方法と、長持ちする補聴器の選び方をまとめました。

補聴器を濡らさない・乾燥させる

補聴器は濡れると、金属部品が錆び故障の原因となります。
しかし身に着けていれば汗もかきます。
汗で補聴器が濡れてしまうような時は、こまめに早めに拭き取りましょう。

また寝ている間や、補聴器を外している時間には、強力な乾燥剤が付いた「補聴器用乾燥ボックス」に入れておきましょう。
補聴器の内部にある湿気を吸い取ることで、錆びを防ぐことが出来ます。

補聴器のお掃除

補聴器は耳の穴に直接入れる道具です。補聴器のスピーカーに耳垢が付着すると、音が聞こえづらくなります。
補聴器をきれいにするために、専用のブラシがありますので、定期的に(一週間に一度程度)補聴器についた汚れを落としていただければと思います。

オーバーホール(分解掃除)

前述の補聴器の乾燥やお掃除をすることで、補聴器の寿命は確実の伸びると思います。
さらに完全な状態で長く使っていただくには、定期的なオーバーホール(分解掃除)をお勧めします。
オーバーホールは、メーカーに補聴器を送って、補聴器を分解し、一つずつクリーニングしながら点検します。
お預かり期間は、10日前後です。この期間中、プロショップ大塚では代わりの補聴器をお貸出ししています。
自動車の車検に似ていますね。

オーバーホールの価格は、片耳1回につき、だいたい1万円程度です。
この時、故障箇所や劣化部品が見つかり交換になると、別途部品代が必要になります。

このオーバーホールはメーカー保証期間中は無料であることが多いです。ご購入時にご確認下さい。
保証期間が終わる前に、無料でオーバーホールをしておけば、お金をかけずに補聴器をより長持ちさせることができます。

買うときに故障しづらい補聴器を選ぶ

近年、補聴器の故障率は下がってきています。
これは防水の補聴器が増えてきたためです。なお防水と言っても完全防水ではありません。
汗が染みこみにくくなっています。

補聴器の防水性能は、メーカーのカタログに書いてあります。「IP68」などの表記です。
数字の右側の8が、防水性能を表しています。
なお数字の左側の6は、防塵性の高さを表しています。
数字が大きければ、大きいほど、水や汚れに強いということです。

補聴器購入の際、一つの目安になると思います。

買うときに修理可能期間を考えて、補聴器を選ぶ

最初に「補聴器の耐用年数は5年」と書きました。
これは、より詳しく書くと「補聴器の販売終了から5年間は、修理部品を在庫しておきなさい」と行政が決めているということなのです。
逆に言えば、補聴器の販売終了から5年経過したら、その補聴器は修理できないかも知れません。修理可能期間が終わってしまうということです。

これを可能な限り避けるためには、補聴器を購入する際、発売開始したばかりの最新モデルを選ぶと良いでしょう。
一般的に新製品の補聴器は、3年程度は店頭で販売されています。また新製品開発のペースが遅いメーカーでは、同じ補聴器を5年ほど販売し続けることもあります。

一つの補聴器をなるべく長く使い続けたい方は、補聴器を選ぶときに
1)新製品発売ペースの遅いメーカーを選び
2)補聴器の発売時期が新しいか確認して
3)防水の新製品を選ぶ。
この3つを確認して補聴器を選べば、長期間使い続けられる可能性が高くなります。
これに加えて、すでに紹介したお手入れを行っていただければ、同じ補聴器を10年程度は使い続けられるかも知れません。

補聴器の再調整

補聴器自体が壊れてず正常に機能していても、購入時点から年月が経過し、耳が遠くなってしまうと聞こえにくくなります。
このような場合、補聴器は「購入後にも調整」が出来ます。

プロショップ大塚でお買い上げいただいた補聴器については、購入後の調整を無料で行なっております。
他店で購入された補聴器についても、ご相談・調整を承っています。

他店購入品については、相談と補聴器の点検は無料。
調整については、補聴器一つ(片耳分)につき、最初の一回だけ調整料として10800円をいただいております。
最初の一回だけ調整料をお支払いいただければ、二回目以降の調整は無料となっております。

聞こえが悪くなったと感じたら、いつでもご来店ください。

補聴器はあわてて買わないで下さい。補聴器の無料貸出はこちら


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この記事は
私が書きました

大塚 祥仁

この記事は大塚祥仁が書きました

2006年から補聴器の仕事を始めました。もっとも確実に、よく聞こえる方法をご提供することが、私のミッションです。皆様によく聞こえる生活をお届けするため、毎日毎日、聴覚医学の論文を読み、デンマークやドイツの研究機関と連絡を取り、時には欧州へ勉強に行き、海外から研究者を招き勉強会を開催し、国内の社会人大学院へ通い修士号まで取ってしまいました。本Webページでは、補聴器、難聴、耳鳴りなどについて、確かな情報や最新の情報をお届けしていきます。ご相談の方は、お気軽にご連絡ください。

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