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世界初の2チップ搭載補聴器「Signia AX」が新登場!オーダーメイド耳あな型の充電式も

世界初の2チップ搭載補聴器「Signia AX」が新登場!オーダーメイド耳あな型の充電式も世界初の2チップ搭載補聴器「Signia AX」が新登場!オーダーメイド耳あな型の充電式も

追記 2022年11月22日に「Signia AXシリーズ」に新製品が追加されました。本記事は最新情報に更新済みです。

シグニア補聴器から新製品「Signia AX」が2022年2月22日に発売されます。世界初の2プロセッサ搭載補聴器になり、雑音と言葉を自然に分解する機能が大幅に向上される見込みです。
デザインはRIC耳かけ型とオーダーメイド耳あな型の2器種、どちらも充電式です。
オーダーメイド耳あな型の充電式は、スターキー社につづき、世界で2社目になります。

2プロセッサー搭載で、聴覚を拡張するように騒がしい環境での聞こえが変わる!

補聴器は日進月歩で進化しており、最近の補聴器は聴こえに関する多くの困りごとに対応できるようになっています。
その中で、今も多くの方が困りごとを感じ続けているのが「大きなグループでの会話」「騒がしい場所での使用」と「周りがうるさい環境下で会話するとき」です。

現在所有している補聴器の満足度

補聴器所有者421人へのアンケート結果 JapanTrak2018を参考に当社作成

新登場のSigniaAXは、Augmented Xperience(オーグメンテッド エクスペリエンス=拡張された体験)の略で、耳のいい人でも会話が難しくなるシチュエーションで聞こえを助ける機能が追加されました。

これまでの補聴器の限界

これまでの補聴器は1つのプロセッサーで音を処理しています。そのため言葉と環境音の分解・分析・言葉の強調に限界がありました。

旧来の補聴器でも周りが静かな場所なら問題はないのですが、周りが静かではない場所に行くと、補聴器のプロセッサーは言葉以外の環境音を下げることばかりにパワーを使ってしまいます。そうなると言葉をハッキリさせる機能に限界があったのです。

これまでの補聴器の処理

AXは人の言葉と周囲の音の”両方”がすっきり聞こえる

AXは2つのプロセッサーが搭載されることによって、音声と環境音をそれぞれのプロセッサーが別々に処理します。

最初に補聴器のマイクに入ってきた音を言葉と環境音を分離し、そこからは2つのプロセッサーが役割分担。
言葉をハッキリさせる担当、環境音を分析し雑音を適度に抑える担当に分かれます。

こうして適切に処理された音が、最後にミックスされることで、雑音のある環境下においても、言葉が明瞭に聞こえやすくなりました。

ダブルプロセッサー

モーションセンサー(Signiaでは耳あな型に初搭載!)であなたの動きを感じ取り、必要な音を察知!

モーションセンサーは、補聴器をつけている人の動き(歩く、走る、止まる、振り向く、下を向く等)を認識して、あなたに必要な音を届けてくれます。

たとえば一人でジョギングしている時、周りの環境音はほとんど必要ありません。自動車などの交通音で危険を察知できる範囲であれば、雑音が少ないことは良いことです。

別のシチュエーション、たとえばお友達と一緒に歩いて喫茶店に入店した直後はどうでしょうか。
混みあっている喫茶店はにぎやかですから、旧来の補聴器では雑音抑制が強く働き、言葉も聞こえづらくなってしまうことがありました。
このケースでもモーションセンサーを搭載したSignia AXなら「会話しながら、同時に歩きながら、にぎやかな場所へ移動した」と判定して、雑音を過度に抑制することよりも、言葉のハッキリさを維持する働きがあります。

ここで上げたシチュエーションはあくまで一部の例。
実際にはモーションセンサーが100パターンの状況の中から最適な音質を選び、自動で変化します。

自分の声を快適にする「OVP」機能

補聴器をつけてよく聞こえるようになって欲しいのは、人の話す声、テレビの音声、または音楽などです。

自分の声が大きく聞こえて欲しいという方はほとんどいません。

実は補聴器をつけると、自分の声も大きくなって聞こえます。
自分の口は、自分の耳の近くにありますから、耳に届く自分の声は意外と大きいものです。これは今までしっかり聞こえていなかった自分の声が、補聴器によって、正常に聞こえているだけなのです。

しかし補聴器を使い始めたばかりの時には、自分の声が大きく不快に感じてしまうこともあります。

自分の声の不快さや違和感を解消するために開発されたのが、OVP機能(Own Voice Processing)です。

OVP機能は、補聴器を調整する際に、自分の声を補聴器に録音します。その録音データをもとに、補聴器の中のコンピュータが、あなたの声を識別し、自分の声だけは増幅しないよう瞬時にコントロールしてくれます。

※OVP機能は、Pure AXのみ搭載。

うるさい場所での会話を強力に助ける「ビーム指向性」

軽い難聴が始まったとき、最初に困りごとを感じることの一つが「周りがうるさい環境での聞こえ」です。これに効果が見込まれるのが指向性マイクロフォンなどと呼ばれる機能で、その中でも特に有効なものが「ビーム指向性」です。

ビーム指向性機能は、左右の補聴器がお互いに通信することで、合計4つのマイクが連動して機能します。この4つのマイクによって、音がどちらの方向から入ってくるか、角度を正確に分析し自分が顔を向けている方向の声だけにフォーカスします。

Signia AXは、どんな環境でもすべての機能が協調して言葉の聞き取りをサポート

Signia AXは、優れたマイクの性能によって周りの音環境を判定します。

次にモーションセンサーによって補聴器を使っているあなたが動いているか、じっとしているのか、座っているのか立っているのかなどを判定します。

そしてOVP機能によって、あなたが話している最中か、それとも黙っているのかも判定。

ここまででSignia AXは、求められている理想の音を推測します。

さらに両耳間指向性機能などによって真正面の人の声と、環境音を分離。

ダブルプロセッサーによって人の声と環境音をそれぞれ別々に処理。人の声は言葉がハッキリするように、環境音は不自然でも不快でもないように。

分離して別々に処理された人の声と環境音が、最適なバランスでミックスされて、補聴器のスピーカーからあなたの耳に届けられます。

のSigniaAXさまざまな機能

SigniaAXのデザイン。耳かけ型も耳あな型も充電式だから取り扱いカンタン!

SigniaAXシリーズには、様々なデザインの補聴器があります。
耳あな型の「Insio Charge&Go AX」と、耳かけ型には「Pure Charge&Go AX」「Styletto AX」「Pure 312 AX」という1+3で、4つのデザインがラインナップ。

シグニア初!オーダーメイドの充電式耳あな型「Insio Charge&Go AX」

Insio-AX補聴器と充電器のセット

メガネやマスクの邪魔にならない耳あな型は、長引くマスク生活の影響もあり、急激に人気が高まっています。電池交換の手間もなく、充電器に置くだけで充電できるので簡単です。

Signiaでは、既製の充電式耳あな型「Signia Active」がすでに発売されています。しかし、既製品はどうしても適応聴力に制限があるので、軽度難聴の方向けで、聴力が合わなくて諦めた方もいました。

Insio Charge&Go AXは、オーダーメイドですから、自分の聴力と耳の形に合わせたピッタリに作ることができます。高度難聴まで対応しています。
見た目はスタイリッシュなワイヤレスイヤホンのようですが、自分の耳の穴に合わせて作るので、安定感のある着け心地です。補聴器としてだけでなくワイヤレスイヤホンのように、スマホからの通話や音楽を楽しむこともできます。

Insio-AXの着用イメージ(ITC)

ワイヤレスイヤホンのような見た目、定番のITCサイズ




Insio-AXの着用イメージ(ハーフサイズ)

より安定感のある着け心地ならハーフシェルサイズ

Insio-AXのカラーバリエーションイメージ

カラーは2色、ブラックorベージュのワンカラー

人気のRIC型充電式がさらに便利に!「Pure Charge&Go AX」「Styletto AX」

PureCharge&Go_Styletto

RICの充電式は2デザインから選べます。スタイリッシュな形状の「Styletto AX」はシンプルなデザイン。「Pure Charge&Go AX」は前シリーズのSignia Xと比べて、さらにスリムになりました。また今回のAXから充電ケースが2種類あり、選べるようになっています。

旅行や出張にも持っていける「ポータブル充電ケース」
AX用ポータブル充電ケース

このポータブル充電器は蓄電機能付きなので、充電器だけで4回分フル充電が可能です。
もう一つは、充電しながら乾燥・除菌ができる便利な「ドライ&クリーン充電器」
ドライ&クリーン充電器

RIC型の電池式「Pure 312 AX」

Pure-312-AX

「Pure 312 AX」は前Xシリーズの比べ、電池寿命時間が+10時間増えました。

AXシリーズは5つのクラスからお選びいただけます。

補聴器の価格は、見た目よりも補聴器に内蔵されるコンピュータの性能つまり聞こえ方で変わってきます。
AXシリーズは、5つのクラスがラインナップ。

実際にAXシリーズから補聴器を選ぶときには、好みのデザインと、必要な性能、それぞれ選択していただき器種決定となります。

クラス別の機能表
機能\クラス75321
ダブル
プロセッサー
モーション
センサー
OVP機能*1
ビーム指向性*2
スピーチ
フォーカス

360°

前後
音質調整の
チャンネル数
4832241616
突発音抑制
風雑音抑制
*1 OVP機能は両耳耳かけ型のみ対応,*2 両耳装用時のみ対応
クラス別のメーカー希望小売価格
(すべてのデザイン・形状で共通です)
クラス片耳価格両耳価格
7AX580,000円1,160,000円
5AX410,000円820,000円
3AX260,000円520,000円
2AX210,000円420,000円
1AX160,000円320,000円
※充電式の補聴器の場合、別途、充電器代44,000円(税込)がかかります。補聴器は非課税です。
クラス別の機能表
  機能 \ クラス   7  5  3  2  1 
ダブルプロセッサー
モーションセンサー
OVP機能*1
ビーム指向性*2
スピーチフォーカス
360°

前後
音質調整のチャンネル数4832241616
突発音抑制
風雑音抑制
*1 OVP機能は両耳耳かけ型のみ対応,*2 両耳装用時のみ対応
クラス別のメーカー希望小売価格
(すべてのデザイン・形状で共通です)
 クラス   片耳価格    両耳価格  
7AX580,000円1,160,000円
5AX410,000円820,000円
3AX260,000円520,000円
2AX210,000円420,000円
1AX160,000円320,000円
※充電式の補聴器の場合、別途、充電器代44,000円(税込)がかかります。補聴器は非課税です。

SigniaAXは活発に活動される方、管理の手間が少ない補聴器をお求めの方におすすめ

ご紹介した通り、Signia AXの機能は、外に出かけて人に会う機会があるすべての方におすすめです。

また外に出かける機会が少ない方にとっても、充電式のオーダーメイド耳あな型補聴器は、取り扱いが最も簡単なデザインです。

補聴器の電池交換が難しい方、細かい物の管理をできるだけ避けたい方、シンプルな取り扱いの補聴器をお求めの方には充電式耳あな型のInsio Charge&Go AXが特におすすめです。

RIC型、耳あな型ともに、試聴体験サービスをご利用ください。

登場したばかりの新製品Signia AXですが、プロショップ大塚ではRIC耳かけ型、オーダーメイド耳あな型、どちらも試聴体験サービスを行っています。

軽度難聴の方にはRIC耳かけ型がおすすめです。
お若い方もしくは中等度難聴の方にはオーダーメイド耳あな型をおすすめしております。

聞こえの相談だけをご希望の方も大歓迎です。遠慮なくお問合せ下さい。


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補聴器専門店プロショップ大塚を運営する株式会社大塚の代表取締役。認定補聴器技能者、医療機器販売管理者。

たくさんの難聴の方々に、もっとも確実によく聞こえる方法をご提供することが私たちのミッションです。
監修においては、学術論文もしくは補聴器メーカーのホワイトペーパーなどを元にしたエビデンスのある情報発信を心がけています。

なお古いページについては執筆当時の聴覚医学や補聴工学を参考に記載しております。科学の進歩によって、現在は当てはまらない情報になっている可能性があります。

※耳の病気・ケガ・治療、言語獲得期の小児難聴や人工内耳については、まず医療機関へご相談下さい。

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