イヤホン型補聴器「Signia Active Pro/Active」が新登場!
2021年7月20日、補聴器メーカーSigniaより、新製品「Signia Active Pro」「Signia Active」が発売されました。これまでの補聴器とまったく異なるデザインになり、ワイヤレスイヤホンのような見た目です。
本格補聴器メーカーの製品としては、初めて充電式のレディメイド補聴器。
オーダーメイド補聴器とは異なり、販売店に在庫があれば、すぐに聞こえ方を体験することができます。
音質を決定する内蔵のデジタルアンプは、シグニアの最新Xperience(エクスペリエンス)チップを搭載。高機能で音質にも優れています。
補聴器が初めての方、比較的に若い方へおすすめ
Signia Activeは、聞こえづらさを少しだけ感じ始めたばかりの軽度難聴の方におすすめです。
まだ補聴器を使った経験のない方は、見た目を気にされて補聴器を使い始めることが遅れ、中等度の難聴まで聞こえを放置してしまうことがあります。
Signia Activeは、最近流行りのワイヤレスイヤホンと比べても、おしゃれなデザインだと思います。
身に着けるもののクオリティにこだわる方にも、ご満足いただけるはずです。
Signia独自の耳にフィットする耳せん
耳の穴の中は、人体の中でも特にデリケートな部分です。
イヤホンも補聴器も、耳せんの形状が一人ひとりの耳に合っていることはとても大切。また柔らかさにも好みがあり、これらがフィットしている時、長時間、耳に着けていてもストレスを感じない補聴器になります。
Signia Activeでは選べる耳せんが4サイズ×2種類あります。あなたの耳に合った、耳せんをお選びいただけます。
日本人の耳の形に合うよう、縦型の楕円形のデザインと、空気が通るベントによって、快適な着け心地を実現しています。
なお音質と着け心地を両立した、ベストな耳せんを自分で選ぶのは、なかなか難しいものです。耳せん選びについては、補聴器専門店プロショップ大塚にご相談ください。
大事なのは言葉の聞こえ、超広角センサーでいつでも快適
補聴器で大切なことは、聞き取りたい場面で、聞きたい言葉が聞こえることです。
Signia Activeは、通信販売と異なり、耳鼻咽喉科もしくは補聴器店で聴力測定を行い、聴力に合わせた音質の調整を行った上で販売される商品です。通信販売とは異なり、一人ひとりの耳の状態に合わせて調整します。
さらにシグニアの最新チップXperienceに搭載している超広角のセンサーが、360°の音を分析し、雑音を抑え、会話をより聞きやすくします。
私たち補聴器専門家の技術と、補聴器メーカーSigniaのテクノロジー、両面から聞こえを改善します。
手のひらサイズのポータブル充電ケース
Signia Active の充電ケースは、手のひらサイズでポケットに収まります。充電は、4時間でフル充電、26時間分使用出来ます。面倒な電池交換や、電池が途中で切れてしまう心配がありません。
また充電ケースは蓄電機能付き。充電ケースがあれば、3回分をフル充電出来ます。出張や小旅行の際にも便利です。
選べる2つのグレード
Signia Activeには、より高機能が搭載されているSignia Active Proと、基本的な機能が搭載されているSignia Activeの2つのグレードがあります。
より豊かな音色で聞きたい、騒がしい場所や反響するような場所でも快適に会話を楽しみたい方は、Signia Active Proがおすすめです。
どちらもオープン価格です。詳しくは店頭にお問い合わせください。
Bluetooth搭載だからワイヤレスイヤホンにもなります
Signia Active はBluetoothが搭載されています。
iPhoneなら通話や音楽・動画の音声を直接、Signia Activeで聞くことが出来ます。
androidの場合は、別売りのStreamLine Micと組み合わせることで、ストリーミング再生をお楽しみいただけます。
選べるカラーバリエーション
【監修】
補聴器専門店プロショップ大塚を運営する株式会社大塚の代表取締役。認定補聴器技能者、医療機器販売管理者。
たくさんの難聴の方々に、もっとも確実によく聞こえる方法をご提供することが私たちのミッションです。
監修においては、学術論文もしくは補聴器メーカーのホワイトペーパーなどを元にしたエビデンスのある情報発信を心がけています。
なお古いページについては執筆当時の聴覚医学や補聴工学を参考に記載しております。科学の進歩によって、現在は当てはまらない情報になっている可能性があります。
※耳の病気・ケガ・治療、言語獲得期の小児難聴や人工内耳については、まず医療機関へご相談下さい。