フォナック補聴器からオーデオ ルミティ(Lumity)新発売!
2022年11月、世界最大の補聴器メーカーフォナックから新製品「ルミティ(Lumity)」シリーズが発売されました。ルミティには、騒がしい場所でのことばを聞き取りやすくする機能が搭載されています。喫茶店やショッピングモールなど、騒がしい場所での会話、複数の人との会話でお困りの方におすすめです。
2023年6月に防水機能を持つ「オーデオ ルミティ ライフ」、2023年9月に重度の難聴の方向け「ナイーダ ルミティ」と小児難聴用の「フォナック スカイ ルミティ」が加わり、ラインナップがさらに充実しました。ルミティシリーズの機能・機種・形状別の特徴をご紹介します。
ルミティシリーズには5つのデザイン
ルミティシリーズには5種類のデザインがあります。
◯定番の形状、小型で多機能な耳かけ型の「オーデオ」
◯よりスタイリッシュで、眼鏡と一緒でも安定して着けられる「スリム」
◯汗やプールの水にも耐えられる、より高い防水性能を持った「ライフ」
◯オーデオよりも取り扱いがしやすく。パワフルで重度の難聴にも対応できる「ナイーダ」
◯難聴のお子様向けに可愛いカラーとコンパクトな形状の「スカイ」
なおデザインごとに機能の特徴はありますが、同じルミティシリーズの同じグレードであれば、聞こえ方は同じです。
記事の前半では、ルミティシリーズの音質や聞こえ方の特徴を解説します。
デザインの特徴については記事後半で紹介します。
大事なのは、騒がしい環境での声の聞き取り!
ルミティシリーズは聞き取りに関する機能が従来より進化しました。
喫茶店やショッピングモールなど騒がしい環境で、言葉の聞き取りを助ける為の機能が搭載されています。難聴の方は、静かな環境で会話の聞き取りに困ることもありますが、特に喫茶店やショッピングモール、スーパーマーケットのような騒がしい環境で、人の声を聞きづらく感じます。
そんな時に会話の聞き取りを助けて、聞くための労力を少なくしてくれるのがオーデオ ルミティの「スピーチセンサー」「ステレオズーム2.0」そして「ダイナミックノイズキャンセル」という機能です。
360°から話し声の方向を検出する「スピーチセンサー」機能
フォナックによる調査では、私たちが人の声を聞くとき、およそ80%の音声は前から聞いており、20%の音声は後ろや横から聞いているという結果が出ました。
確かに私たちが日常生活を過ごすときには、ふとした時、横から知り合いに声をかけられることもありますし、そのまま並んで歩きながら話をすることもあるでしょう。
従来の補聴器では、騒がしい場所で人の声を聞くときには向かい合っている前提で、前方の声のみを聞きやすくする機能に重点を置いていました。しかし先に書いたとおり、会話は前からの音声のみとは限りません。
ルミティシリーズでは、360°の方向から人の声を検出する、スピーチセンサー機能が新しく搭載されました。これは騒がしい環境で人と話すときに、どの方向から声が届いているかを検出する機能です。
下の図では、左側にいる人が補聴器を使っています。右側の人が話し相手です。
話している人の方向を向いている時なら、旧来の補聴器でも問題ありません。
しかし、下の図のようなケースでは問題がおきてしまいます。顔を向けていない方向から話しかけられたときに、聞き取りづらくなってしまいます。
スピーチセンサーが搭載されたルミティは、360°方向の音声を常にモニタリングしています。そして人の声がどの方向から届くのかを検出します。
横方向から話し声が届いている場合、ルミティのマイクはその方向の音声をしっかり捉えます。
スピーチセンサーは、それ単独で機能しているわけではなく、このあとにご紹介するステレオズーム2.0など、雑音の中でことばを聞き取るための様々な機能と連動して働きます。
スピーチセンサーを含め、雑音の中で言葉を聞き取るための補助機能が働く仕組みは次のような流れになっています。
- 1)最も大きな会話音の方向、雑音レベル、音声と雑音の音圧の比、これら3点を常に把握。
- 2)左右の補聴器が通信して、上記の情報を左右で交換。より高精度に音環境をモニタリング。
- 3)モニタリングした音環境から、主なことばがどの方向から来ているか判定。
- 4)ことばの方向に基づいて、最も適切な指向性設定が起動。
ルミティは、ここまでの1~4を絶えず行って、補聴器を使っている人がアクティブに行動しても、また周りの環境が変化しても、それに合わせ自動で設定が切り替わります。
会話相手がいるのは正面だけではありません。どなたかとご一緒にお出かけするときは横並びに歩きます。多くの人と会話している場面では、横や斜めから話しかけられることもあります。そんな場面ではスピーチセンサー機能が活躍するでしょう。
※スピーチセンサ-機能を使うためには補聴器を両耳につける必要があります。
正面からの声を聞きやすくする『ステレオズーム2.0』
ルミティシリーズは、新機能のステレオズーム2.0によって、正面の声を拾う力が今まで以上に強力になりました。
ステレオズーム2.0は、にぎやかな環境で会話に集中したいときに、横や後ろからの声や音を減らし、正面で話している人の声にフォーカスしてくれます。
ステレオズーム2.0はにぎやかな環境では自動的にONになるため、ご自身で操作する必要がありません。横や後ろの声を自動で強力に抑制して、正面の、非常に狭い角度の声だけを集中的に拾い上げてくれるのです。
従来の補聴器にも正面の音声を聞きやすくする機能がありましたが、ルミティでは機能が自動で働くときのタイミングと、正面から聞こえる声の明瞭さが改善されました。
※ステレオズーム2.0機能を使うためには補聴器を両耳につける必要があります。
横や後ろの騒音を抑える『ダイナミックノイズキャンセル』
ダイナミックノイズキャンセルは、スピーチセンサーとステレオズーム2.0を組み合わせて作動する機能です。騒がしい環境では、横や後ろからの騒音を抑え込んで、正面で話している人の声を自動的に聞き取り易くしてくれます。
ルミティより前に発売された『パラダイス』シリーズでは、ダイナミックノイズキャンセルが搭載されているのは最上位器種だけでした。しかし、ルミティシリーズでは上から二番目のグレードにも搭載され、より多くの方が活用できるようになりました。
フォナックならでは、PCでもスマホでもBluetoothでつながる補聴器
最近の補聴器には、スマホと連携する機能が搭載されています。ほとんどの補聴器メーカーから、iPhoneなどのスマートフォンと接続し、電話や音楽の音声が聞こえる補聴器が登場しました。ただし、フォナック以外のメーカーでは、基本的に直接接続できるのはiPhoneと一部のAndroidスマホのみです。パソコンと接続するためには、別売の中継機器が必要になります。
一方、フォナックの補聴器は、iPhoneでもAndroidでも、ほとんどのスマホと接続できます。またパソコンとも、中継機器を使わずに直接接続できるので、Web会議やYoutubeなどの音声も補聴器から非常に良い音で聞くことができます。さらにフォナックの補聴器は、スマホで通話する際にはハンズフリー通話が可能です。
補聴器のマイクで話し手の声を拾って、相手へ声が届きます。オーデオ ルミティでは、相手に届く音質が、さらに高音質になるよう改良がされました。仕事でWeb会議や電話を多用される方には、とくにおすすめの機能です。
自分の健康と補聴器を管理する無料のスマホアプリ
フォナックは、スマホ用の無料アプリを公開しています。
このアプリは、補聴器とスマホを接続することで、3つの機能が利用できます。
自分の健康を管理するヘルスケア機能
一日の歩行距離や歩数を補聴器でモニタリングし、アプリで確認できるようになりました。
音質、音量の調整機能
アプリでは、補聴器の音量や音質を自分好みに変更できます。
この記事で紹介した通り、オーデオ ルミティは周囲の環境に合わせて、言葉が聞き取りやすいよう、音量・音質が自動で変わる補聴器です。
しかし、人によっては自分のタイミングで、音質・音量を変えたいという方もいらっしゃいます。たとえばオーケストラで生の演奏を聞くときなどは、人の言葉を聞きとりたい時とは異なる音質が好まれることがあります。
雑音抑制、指向性の調整機能
アプリでは、周囲の雑音が気になるときに雑音抑制機能を強く設定したり、正面の人の声を聞きとるために横や後ろの声を抑える設定など、自分で選ぶことが出来ます。
フォナック ルミティのクラス別の機能
ルミティには4つのクラスがあり、上位のクラスになるほど、聞こえをよくするための補助機能が多く搭載されています。
クラスは、上から順番にL90、L70、L50、L30となっています。
なお補聴器の価格は、形状とクラスの組み合わせで決まりますので、実際の値段については記事後半で、形状別に価格表を記載します。
フォナック ルミティの機能表(クラス別)表
フォナック ルミティは、クラスによって機能および聞こえ方が変わります。
機能\クラス | L90 | L70 | L50 | L30 |
---|---|---|---|---|
スピーチセンサー | 〇 | ー | ー | ー |
ステレオズーム2.0 | 〇 全自動 | 〇 手動のみ | ー | ー |
ダイナミック ノイズキャンセル | 〇 | 〇 | ー | ー |
指向性チャンネル数 | 33 | 12 | 6 | 1 |
音質調整チャンネル数 | 20 | 20 | 16 | 12 |
モーションセンサー※ | 〇 | 〇 | 〇 | ー |
Bluetooth接続 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
フォナック ルミティは、クラスによって機能および聞こえ方が変わります。
機能\クラス | L90 | L70 | L50 | L30 |
---|---|---|---|---|
スピーチ センサー | 〇 | ー | ー | ー |
ステレオ ズーム2.0 | 〇 自動 | 〇 手動 | ー | ー |
ダイナミック ノイズ キャンセル | 〇 | 〇 | ー | ー |
指向性 チャンネル数 | 33 | 12 | 6 | 1 |
音質調整 チャンネル数 | 20 | 20 | 16 | 12 |
モーション センサー※ | 〇 | 〇 | 〇 | ー |
Bluetooth | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ルミティシリーズ、5つのデザイン
ルミティシリーズには見た目の好み、着け心地、取り扱いの簡単さのご希望などに合わせて選べる5つのデザインがあります。
汗や水に強い!オーデオ ルミティ ライフ
オーデオ ルミティ ライフの特徴はその防水・防汗性能にあり、屋外での運動や趣味をお持ちの方におすすめできる、タフな補聴器です。
通常、補聴器の防塵・防水性能はIP〇〇という形で示されます。
IPはInternational Protectionの略で、電気製品の防水・防塵性能を表す規格です。2003年に国際電気標準会議(IEC)によって定められました。
1桁目がちりやほこりの侵入を防ぐ防塵性能を 0 ~ 6 の数字で表しています。
2桁目は、防水性能を 0 ~ 8 で示しています。
オーデオ ルミティ ライフは、防塵性能・防水性能ともに規格上の最高であるIP68を取得しています。
今までも故障対策として、IP68(規格上最高のもの)の補聴器は発表されていました。同じIP68でも、今回発売されたオーデオ ルミティ ライフの防水性能は、これまでの防水補聴器の多くを上回るものになりました。
具体的には海水浴のような塩水、温泉のような特別な成分が入った湯水でも防水性能が維持されます。もちろんフィットネスジムのプールや、汗をかく運動も大丈夫です。
「補聴器をつけたまま、もっと色々なところに行きたい」「安心して補聴器を使いたい」という補聴器を使う方の期待に応えた補聴器になっています。
ライフ専用充電器「ライフチャージャー」「チャージャーケース GO」
ライフの充電器は「ライフチャージャー」「チャージャーケース GO」の2種類から選べます。
チャージャーケースGOは、充電するだけでなく、充電器の中に電池が入っており、電力を蓄えることができます。自動車や電車の中など、コンセントの無い場所でも補聴器を充電することができます。
メーカー希望小売価格
クラス | L90 | L70 | L50 | L30 |
---|---|---|---|---|
片耳価格 | 682,300円 | 502,300円 | 372,300円 | 267,300円 |
両耳価格 | 1,350,300円 | 990,300円 | 730,300円 | 520,300円 |
メーカー希望小売価格
クラス | 片耳価格 | 両耳価格 |
---|---|---|
L90 | 682,300円 | 1,350,300円 |
L70 | 502,300円 | 990,300円 |
L50 | 372,300円 | 730,300円 |
L30 | 267,300円 | 520,300円 |
スリムなデザインとフィット感!フォナックスリム
オーデオ ルミティ ライフと同日に発売になるのがフォナックスリムです。デザイン性とつけ心地の両立をめざし、今までのフォナック補聴器とは全く違う新形状の補聴器が誕生しました。おしゃれな補聴器を探している方におすすめの補聴器です。
スリムなデザインと左右別々『7°』の違いでさらなるフィット感
フォナックスリムは今までのフォナック補聴器からは大きく離れたデザインです。
見た目の新奇さだけではなく、その独自の形状により着け心地や安定感も増しています。
・よりスリムにスタイリッシュになったデザイン
フォナック補聴器の従来機種と見比べた時、まず目につくのは本体の形状です。人間工学にもとづいた形状は、従来の一般的な耳掛け型補聴器と比べて、非常にスリムでスタイリッシュになっています。
・『7°』の角度で頭と耳にフィット
フォナックスリムは左耳用と右耳用で、別々の専用デザインになっています。補聴器本体部分と、耳の中に入れるスピーカー部分『レシーバー』をつなぐ部分を左右別に『7°』の角度をつけています。
今までの補聴器は左右ともにまっすぐレシーバーが繋がっていました。フォナックスリムは『7°』の角度をつけることにより、耳の後ろにより自然にフィットするようになりました。
この独自形状により、メガネを掛けたままでも安定して使うことができます。「メガネをつけているからか、今までの補聴器では不安定な感じがする」とお悩みのお客様はぜひお試しください。
フォナックスリム専用!充電器も新デザインに
補聴器の充電器もフォナックスリム用に新しくなりました。薄型の充電器はデザイン性だけではなく、コンパクトで場所をとりません。
補聴器を入れる部分には磁石が搭載されており、補聴器をしっかりと保持してくれます。充電器に上手くはまっておらず、いざつけようとしても充電できていなかった……という失敗を防いでくれます。
4つのカラーバリエーション
フォナックスリムは形状だけではなく、カラーにもこだわりがあります。
カラーは4種類、洗練された2トーンカラーのデザインです。お好みのカラーをお選びいただき、毎日の生活で気持ちよくご使用ください。
メーカー希望小売価格
クラス | L90 | L70 | L50 | L30 |
---|---|---|---|---|
片耳価格 | 683,400円 | 503,400円 | 373,400円 | - |
両耳価格 | 1,350,300円 | 990,300円 | 730,300円 | - |
メーカー希望小売価格
クラス | 片耳価格 | 両耳価格 |
---|---|---|
L90 | 683,400円 | 1,350,300円 |
L70 | 503,400円 | 990,300円 |
L50 | 373,400円 | 730,300円 |
L30 | – | – |
標準デザインのオーデオ ルミティ、少しお安くなります。
上で紹介したフォナックスリムは、デザインの最新モデルですが、標準デザインのオーデオ ルミティも好評です。聞こえ方に関してはフォナックルミティとほぼ同じですが、お値段が少しお安くなり、お求めやすくなっています。
カラーは、エレクトリックグリーン、カリビアンパイレーツ、プレシャスピンクの3色が追加され、合計11色の中からお好みのものをお選びいただけます。
メーカー希望小売価格
クラス | L90 | L70 | L50 | L30 |
---|---|---|---|---|
片耳価格 | 660,400円 | 480,400円 | 350,400円 | 245,400円 |
両耳価格 | 1,305,400円 | 945,400円 | 685,400円 | 475,400円 |
メーカー希望小売価格
クラス | 片耳価格 | 両耳価格 |
---|---|---|
L90 | 660,400円 | 1,305,400円 |
L70 | 480,400円 | 945,400円 |
L50 | 350,400円 | 685,400円 |
L30 | 245,400円 | 475,400円 |
高度・重度難聴用のナイーダ ルミティ
高度・重度難聴用に、パワーが強い耳掛け型の「ナイーダ ルミティUP(電池交換式)」「ナイーダ ルミティRP(充電式)」が登場。
ナイーダ ルミティUPとナイーダ ルミティRPのカラーは、どちらも8色よりお選びいただけます。
重度の難聴の方にもお使いいただけるナイーダ ルミティUP
重度難聴の方に人気のナイーダに、最新のルミティチップを搭載したナイーダ ルミティUPが登場。大型の675電池を採用しているので、バッテリーが長持ちします。
100dB以上の大きな音までしっかり出せるので重度難聴の方におすすめです。
メーカー希望小売価格
クラス | L90 | L70 | L50 | L30 |
---|---|---|---|---|
片耳価格 | 624,000円 | 444,000円 | 314,000円 | 245,400円 |
両耳価格 | 1,248,000円 | 888,000円 | 628,000円 | 418,000円 |
メーカー希望小売価格
クラス | 片耳価格 | 両耳価格 |
---|---|---|
L90 | 624,000円 | 1,248,000円 |
L70 | 444,000円 | 888,000円 |
L50 | 314,000円 | 628,000円 |
L30 | 209,000円 | 418,000円 |
充電式の耳掛け型として最大級のパワーを誇るナイーダ ルミティRP
これまで充電式の耳掛け型補聴器は、メーカー各社から登場していますが、高度難聴にはパワー不足な器種がほとんどでした。一部の高度な難聴の方は、充電式の補聴器が選べなかったのです。
ナイーダ ルミティRPは、補聴器メーカーの上位6ブランドの充電式補聴器の中で、トップクラスのパワー※になっています。高度難聴で、これまで充電式の耳掛け型を諦めていた方にも新しい選択肢が登場しました。
※フォナック、オーティコン、シグニア、スターキー、リサウンド、ワイデックス各社のテクニカルインフォメーションによる。最大音響利得において1位、最大出力音圧で2位、当社調べ。
メーカー希望小売価格
クラス | L90 | L70 | L50 | L30 |
---|---|---|---|---|
片耳価格 | 657,650円 | 477,650円 | 347,650円 | 242,650円 |
両耳価格 | 1,302,650円 | 942,650円 | 682,650円 | 472,650円 |
メーカー希望小売価格
クラス | 片耳価格 | 両耳価格 |
---|---|---|
L90 | 657,650円 | 1,302,650円 |
L70 | 477,650円 | 942,650円 |
L50 | 347,650円 | 682,650円 |
L30 | 242,650円 | 472,650円 |
お耳の小さい子供向けに作られた最大音響利得・最大出力音圧はナイーダと変わらず。スカイ ルミティ
スカイ ルミティは、まだ耳の小さなお子様向けに開発された子ども専用の補聴器です。大人用の補聴器を子どもの小さな耳に着けると重く負担になってしまいますが、スカイは子どもの耳にフィットするように作られているので、お子様への負担が軽く出来ます。
スカイの本体サイズは小さく作られているのですが、音量・パワーは十分強力なもので、高度・重度の難聴にも対応できる性能を持っています。
お子様が補聴器を好んで付けてくれるように、カラーバリエーションも豊富です。42パターンのカラーから好きな色の組み合わせを選べます。
お子様向けに開発されていますが、子ども専用というわけではなく、耳の小さな大人の方にもご利用いただけます。
スカイを含むフォナックの一部商品には、子どもの聞こえを応援する「子ども割引制度」があります。値引き額は対象商品のグレードによりますが、およそ20%前後の割引になります。
メーカー希望小売価格
クラス | L90 | L70 | L50 | L30 |
---|---|---|---|---|
片耳価格 | 561,650円 | 408,650円 | 297,650円 | 208,650円 |
両耳価格 | 1,110,650円 | 804,650円 | 582,650円 | 404,650円 |
メーカー希望小売価格
クラス | 片耳価格 | 両耳価格 |
---|---|---|
L90 | 561,650円 | 1,110,650円 |
L70 | 408,650円 | 804,650円 |
L50 | 297,650円 | 582,650円 |
L30 | 208,650円 | 404,650円 |
メーカー希望小売価格
クラス | L90 | L70 | L50 | L30 |
---|---|---|---|---|
片耳価格 | 528,000円 | 375,000円 | 264,000円 | 175,000円 |
両耳価格 | 1,056,000円 | 750,000円 | 328,000円 | 350,000円 |
メーカー希望小売価格
クラス | 片耳価格 | 両耳価格 |
---|---|---|
L90 | 528,000円 | 1,056,000円 |
L70 | 375,000円 | 750,000円 |
L50 | 264,000円 | 328,000円 |
L30 | 175,000円 | 350,000円 |
ライフスタイルにあわせて、自分にピッタリな補聴器を
ルミティシリーズはライフスタイルやお困りごとにあわせて、デザインや機能を選ぶことができます。補聴器を使う方の『これができるといいな』『こうなると安心だな』という想いに寄り添ったラインナップです。
当店ではフォナック ルミティシリーズのほかにも、様々なメーカーの補聴器を試聴することができます。ご自身のライフスタイルにぴったりな補聴器を見つけましょう。
コミュニケーションにお困りの方に寄り添える仕事を目指し、2012年に言語聴覚士免許取得。8年間の病院勤務にて聴覚障害の領域などを担当。難聴の方の聞こえを改善するため、補聴器を専門にして働きたいと考え、2020年プロショップ大塚に入社。耳鼻咽喉科での勤務経験を活かし、さまざまな情報や知識を分かりやすくお届けすることを心がけています。
保有資格:言語聴覚士
【監修】
補聴器専門店プロショップ大塚を運営する株式会社大塚の代表取締役。認定補聴器技能者、医療機器販売管理者。
たくさんの難聴の方々に、もっとも確実によく聞こえる方法をご提供することが私たちのミッションです。
監修においては、学術論文もしくは補聴器メーカーのホワイトペーパーなどを元にしたエビデンスのある情報発信を心がけています。
なお古いページについては執筆当時の聴覚医学や補聴工学を参考に記載しております。科学の進歩によって、現在は当てはまらない情報になっている可能性があります。
※耳の病気・ケガ・治療、言語獲得期の小児難聴や人工内耳については、まず医療機関へご相談下さい。