シーメンス・シグニア補聴器の新製品2017″Signia Nx”


シーメンス・シグニア補聴器の新製品2017″Signia Nx”

2017年11月27日、世界シェア第三位の補聴器メーカー、シーメンス・シグニア補聴器から、新製品が発表されました。軽度難聴の方、とくに補聴器初心者の方に、特におすすめできる新機能が搭載されたのでご紹介します。

新製品の名前は、SigniaNx

新製品の名前は、SigniaNxシリーズです。前々シリーズは、Binax(Bx)シリーズとして2015年に発売、前シリーズはPrimax(Px)シリーズとして2016年に発売されました。およそ1年に一度のペースで新シリーズが発売されています。

今回は、3つのグレードが同時に発表されました。
SigniaNxシリーズのメーカー希望小売価格は
プレミアムグレード:7Nx 片耳510,000円、両耳1,020,000円。
アドバンスグレード:5Nx 片耳360,000円、両耳720,000円。
スタンダードグレード:3Nx 片耳270,000円、両耳540,000円。

なお補聴器は全メーカー共通して、中に入っているコンピュータのグレード(=価格)によって聞こえ方が変わります。変わるのは雑音の静かさ、人の言葉のハッキリ感などです。

補聴器の形については、耳に掛ける形の補聴器(RIC型、BTE型)が3種類、発表されました。


画像左から、取り扱いが簡単なBTE型、目立たない小型RIC型、電池が長持ちの中型RIC型です。

なお3種類の形状が発表されていますが、どれを選んでも、中に入っているコンピュータが同じなら、聞こえ方はほぼ同じです。補聴器の形状は、好みや取り扱いで選ぶのが良いでしょう。

発売日は1月下旬の予定です。

新製品のNxシリーズは、自分の声の違和感が激減!

通常、補聴器の新製品では「過去の補聴器で解決できなかった問題を解決します!」という新機能が発表されます。今回、SigniaNxシリーズでは「自分の声の違和感解消」が、もっとも大きなポイントです。

「自分の声の違和感解消」ってどういうこと?

これまでの補聴器では、軽度難聴の初心者が、はじめて補聴器を耳につけると「自分の声が、変わって聞こえる」「自分の声が遅れて聞こえる」「自分の声に違和感を感じる」などの問題が、一部のお客様にありました。
補聴器を付けたとき、自分の声がどんな風に聞こえるか試したい方は、指で耳の穴をふさいで「あー」と大きめの声で話してみて下さい。ご自分の声が変わって感じたと思います。

キーは低く、声は大きくなったのではないでしょうか?

軽度難聴の方が、これまでの補聴器を付けたときに感じる「自分の声の違和感」は、これに近くなります。

SigniaNxだと、自分の声の違和感はどうなるの?

SigniaNxシリーズでは、自分の声を録音してコンピュータに覚えさせることによって、自分の声と、それ以外の音を、自動で分離できるようになりました。この機能をOwnVoiceProcessingテクノロジー(以下、OVP)といいます。これによって、自分で自分の声の違和感を大幅に軽減できるようになりました。

実際に筆者はSigniaNxの最高級グレードを体験してきました。私自身は難聴ではありませんので、難聴者より自分の声の違和感には敏感です(※自分の声の違和感は、難聴が重くなるほど気にならなくなり、逆に聴力が良いほど違和感を感じやすい)。
実際にOVP機能のある補聴器に自分の声を録音させてもらい、自分の声を聞いてみました。過去の補聴器と比べて、まったく自分の声が変わらずに、周りの人の声はしっかり大きくなったように感じられました。

実際に体験して、驚きました。

SigniaNxの値段は?コスパは?おすすめなの??

OVP機能が搭載された補聴器で、一番お値打ちなのは、Pure3Nxです。メーカー希望小売価格は、片耳270,000円、両耳540,000円になります。

今回、筆者が体験した感想としては、雑音を抑えて、騒がしい場所で、言葉を聞き分ける機能が、過去の製品よりさらに強化されているように感じました。毎日、使う方にはおすすめです。
しかし会議だけに使うなど、用途が限定されている方には、ちょっと高いかも知れません。金額と効果、使う時間などについては、十分に試聴してから考えていただくのが良いと思います。

プロショップ大塚でNxシリーズを試聴開始時期(予定)

補聴器専門店プロショップ大塚では、おそくても3月中には試聴器をご用意できるよう頑張っています。試聴・体験できる体制が整いましたら、すぐにWebページ上でご紹介させていただきます。もう少しお待ちください。
なおSigniaNxシリーズの体験では、ご自分の声の録音が必要です。OVP機能が正常に動作するためには、防音室内で録音する必要があります。SigniaNxシリーズの体験の際には、広い防音室を用意している耳鼻咽喉科医院か、私たち補聴器専門店プロショップ大塚で試聴しましょう。
防音室で録音を行わないと、OVP機能は20%程度しか機能しない場合があります。

もっとお値打ちな補聴器を希望な方には、こちらもおすすめ

プロショップ大塚では、シーメンス・シグニア補聴器のお値打ち補聴器Pure1pxとPure2pxの試聴体験を、12月中旬から開始します。

メーカー希望小売価格はそれぞれ下記のとおりです。
Pure1px片耳140,000円、両耳280,000円
Pure2px片耳180,000円、両耳360,000円

シーメンス・シグニアは、新製品の開発が非常に早く、昔から高機能な補聴器を、お値打ちな価格で発売することが多いメーカーです。プロショップ大塚でも昔から「軽度難聴の補聴器初心者」のお客様には、おすすめすることが多いです。

シーメンス・シグニアの補聴器にご興味を持っていただいた方は、こちらのお値打ち補聴器も、ぜひ体験してみて下さい。


この記事は
私が書きました

大塚 祥仁

この記事は大塚祥仁が書きました

2006年から補聴器の仕事を始めました。もっとも確実に、よく聞こえる方法をご提供することが、私のミッションです。皆様によく聞こえる生活をお届けするため、毎日毎日、聴覚医学の論文を読み、デンマークやドイツの研究機関と連絡を取り、時には欧州へ勉強に行き、海外から研究者を招き勉強会を開催し、国内の社会人大学院へ通い修士号まで取ってしまいました。本Webページでは、補聴器、難聴、耳鳴りなどについて、確かな情報や最新の情報をお届けしていきます。ご相談の方は、お気軽にご連絡ください。

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