「難聴が認知症の原因に!?」中日新聞ゲンキのヒントに掲載された記事をご紹介します
2018年2月9日(金曜日)の中日新聞の月に一回発行される大人世代向けの特集誌ゲンキのヒントに
プロショップ大塚の記事を掲載していただきました。
聴力は年齢とともに落ちてきていると、自分では下がっていることになかなか気が付きません!
耳の聞こえが悪くなっていないかをチェックできるポイントが書いてあります。
皆さん、チェックしてみてください。
難聴が認知症の原因に!?あなたの「聴力」総チェック!
2017年7月、権威ある医学誌で「認知症の最大の要因」と発表されたのが、意外にも「聴力」。聴力は脳の広い範囲に影響を与えるため、ひとたび問題が出ると「脳が委縮」しやすいことが明らかになってきたのです。
実は60代でも2~3割、高齢者全体では3人に1人が「耳の機能の低下」が隠れていると言われています。しかも厄介なことに、日常会話などには問題がないことがほとんどで、自分ではなかなか気づけません。
自分の「耳」を徹底チェック!
自分の聞こえは大丈夫なのか?早期発見チェック!
聴力は、多少落ちても自分ではなかなか気づけない場合が多いものです。普段の会話などでは、例え聞き逃していても、脳が文脈から推測して内容を補足してくれるからです。そこで、耳の聞こえが悪くなっていないかを確かめる、早期発見のためのチェックポイントを紹介します。
1、ふいに声をかけられると聞き取りづらい
ふいに声をかけられた時は、相手の口の動きや表情などを見ていないため、脳の補足機能が働きづらくなります。このような時に聞き取りづらいと感じる場合は、聴力が落ちている可能性があります。
2、名前(加藤と佐藤など)をよく聞き間違える
「か」や「さ」などの子音は母音と比較して音が高い傾向にあります。聴力は高い音から聞きづらくなることが多いので、このような聞き間違いが多く発生します。
3、小声は聞き取りづらいが大声は異常に響く
耳は音量の調節もしています。耳の機能が落ちてくると音量調節がうまくできず、大きな音がより大きく響いてしまうことがあります。
これらのポイントはあくまで目安です。しかし、これらが頻繁に起こって生活に不便を感じるようなら、一度「耳の専門家」に相談してみましょう。
聴力と脳を守るために補聴器が有効
聴力と脳を守るためには、「補聴器」が有効です。実は補聴器は、ただ音量を上げる装置ではなく、「高い音が聞こえにくい人の場合は高い音だけ、低い音が聞こえない場合は低い音だけを補助する」
装置です。従って補聴器は、その人の症状にあわせて調整を繰り返すことが欠かせません。調整が正しくできていないと「うるさくて使えない」などと逆効果になってしまうこともあります。
補聴器の利用を検討する場合は、まず「耳の専門家」に相談しましょう。
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