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【30人を前にプレゼンできた】営業マンのお客様、目立たない耳あな型補聴器を購入されました


【30人を前にプレゼンできた】営業マンのお客様、目立たない耳あな型補聴器を購入されました

本記事では、実際にプロショップ大塚で補聴器を試していただいた事例について、個人情報にあたる部分に一部改変を加えたうえで、ご紹介します。
「実際の補聴器店ではどのように相談・試聴ができるのか知りたい」という方向けに、補聴器で聞こえがどのように変わり、生活の質が上がったのか、説明します。

【目次】

大規模の会議でも良く聞こえ、同僚に気づかれない補聴器を作りました

聴力図
主訴

お客様の年齢は40代、営業部長として働くバリバリのビジネスマンです。
聴力は中等度難聴程度。
耳鼻科で聴力検査を受けた時に、補聴器の使用を勧められたそうです。その後当社のホームページの記事を見て、ご相談に来てくださいました。

ご希望の聞こえとしては、
・営業先や、新製品発表会でなるべく言葉を聞き逃したくない
という点を教えていただきました。

補聴器の見た目のご希望としては、
・一番目立ちにくいものが良い

これらの点を考慮し、『フォナック補聴器』の『バートB70 チタン』を
試していただきました。その結果、
・30人の集まる社外プレゼンで質疑応答ができた
・小さい補聴器なので、職場の同僚に着けているのを気づかれなかった

という感想をいただきました。

この方のご希望に合わせどのように補聴器を調整したのか、説明していきます。

「さらに仕事に打ち込むために、補聴器を使いたい」という気持ちをお聞きしました

打合せ中のビジネスマン

このお客様は、5年前の健康診断がきっかけで自身の難聴に気づいたとのことでした。その後近くの耳鼻科にて詳しい聴力検査を受け、医師から補聴器を使うことを勧められたそうです。
「最近会社で昇進し、上司との会議も多くなったのですが、言葉の端々が聞き取りにくく感じる事が増えてきて…」
「これからさらに上を目指して仕事をしていきたいのに、このままでは仕事に集中できない。補聴器で聞き取りやすくなると嬉しい」
という気持ちをお伺いしました。

【働く人の難聴は年収を下げる?補聴器で年収が上がる?】
  • 聞こえに不自由があると仕事の弊害が考えられます。営業や接客などの仕事の場合、お客さまの声が聞きとりにくくなる等、直接の影響が考えられます。それ以外の職種でも会議や雑談などで、ちょっとした話を聞き逃し、他の人が知っている情報を自分だけが知らない…ということが起こりえます。
  • 補聴器はあなたの仕事上でどのように役立っていますか?

  • 日本補聴器工業会が2018年に発表したJapantrak2018のアンケート調査によると、仕事で補聴器を使っている人の93%が「補聴器が仕事で役立っている」と答えているとが分かりました。また、「補聴器所有者は、補聴器の装用を通して、高い報酬を得ている」と考えていることも分かりました。補聴器で年収が上がるとまでは言えませんが、難聴による年収への悪影響を防ぐ効果はあるかも知れません。参照:Japantrak2018|日本補聴器工業会

現在の聞こえの状況を確認しました

初回の相談では、既往歴(耳について、どんな病気にかかったかなど)をお伺いしました。
・中耳炎などの耳の病気にかかったことはない。
・10年位前から聞こえづらさを感じていた。

当店での聴力測定の結果、このお客様の聞こえの程度は「中等度難聴」の範囲に該当しました。

この方の聞こえの状況(オージオグラム)を簡単にご説明します。

オージオグラムの詳しい説明をご覧になりたい方は、以下のリンクに進んでください。
もう難聴?聴力検査の結果を自分で読んでみよう

まずこの表の見方ですが、難聴ではないラインは、20という数字にあります。
一般的に、このラインよりも上に聞こえのラインがある人は、難聴でないとされています。
健聴者のオージオグラム

次に、このお客様の聞こえの状況を見てみましょう。
中等度オージオグラム

このように検査結果の聴力ラインが、「20の健聴ライン」を下回っていると難聴です。聴力ラインが図の下にいくほど、難聴が進行していることを表しています。

このお客様の難聴の特徴としては、高い音色の音が聞き取りにくいため、近い距離の会話であっても言葉の子音を間違えたり(「た」→「か」)、聞き逃したりすることがあります。

この検査結果からは「会議で、距離2メートルほど離れた上司の声はよく聞こえないだろう」ことが分かります。

プロショップ大塚では、測定結果を説明する際に、お客様の困りごとを踏まえた、わかりやすいご説明を心がけています。なお、お客様の困りごとと測定結果の両方が、どのような補聴器がお客様に向いているのかの判断材料になります。

『補聴器を使っていることを、絶対に見つかりたくない!』という明確なご要望

聴力測定が終わった後、『どんな補聴器なら着けたいと思いますか?見た目や取り扱い、期待する効果など、何かイメージをお持ちなら教えてください』とお客様にお聞きしました。

お客様の希望は
①1カ月後に、30人が集まる社外プレゼンがある。質疑応答をするので、会話の細かい部分まで聞き取れる補聴器が欲しい。
②取引先の相手にハンデを悟られたくないのでできるだけ小さく、目立たないものが良い。

お客様の仕事内容について詳しくお伺いしたところ、営業や交渉はもちろん、同僚との雑談の中でも、少しの聞き間違いがあると仕事に支障が出るため、会話の細かい部分まで聞き取れる補聴器が欲しいということでした。
また補聴器の見た目については、他の人に見られたくない!というご要望がありました。

一般的に補聴器を使用する方は、自分のストレスを少しでも和らげるために、家族や親密な友人には補聴器を着けていることを伝えるケースが多いです。ただ、仕事の訪問先で初対面の人と話す場合には、自分が難聴であると分かると相手を不安にさせてしまうのでは?という気持ちがあるようです。私たちもそのお気持ちを大切にして、補聴器を作成しました。

お客さまのご希望に合う補聴器の選定と、調整。

①会話の細かい部分を聞き取れるよう補聴器を選びました。

補聴器メーカーの選定について少し説明します。
前提として、補聴器はメーカーごとに聞こえ方(音質)にそれぞれ特徴があります。
例えば、
・離れた場所での、小さい声の聞こえに優れているメーカー
・離れた場所の声は拾いにくいが、その分雑音抑制に優れているメーカー
といった具合です。

私たちは、特定のメーカーではなく、数あるメーカーの中からお客様に一番合うメーカーの補聴器を選定し、試していただきます。このお客様の場合は、小さい(細かい)言葉の聞き取りを重視していることから、この点に優れたフォナック補聴器を選定しました。
フォナック補聴器の特徴は、記事の下部にてまた説明します。

②小さく目立ちにくい補聴器にこだわりました。

バートBチタン
小さくて目立ちにくい補聴器を、というお客様のご要望に対し、『フォナック補聴器』の『バートB70 チタン』をフィッティングしました。
この補聴器は世界で唯一、チタン素材で作るオーダーメイド補聴器です。チタンは強い強度をもっているため、既存のアクリル素材の耳あな型補聴器より小さく作ることができます。

バートBチタン装用した姿

中にすっぽりおさまっているので外からは見えません。

③補聴器の効果を確かめる「言葉のききとり検査」を行いました。

スピーチオージオグラム

言葉の聞こえを確かめるために、『語音検査』という検査を行いました。
この検査でことばの正答率の測定を行い、補聴器の効果があることを確認してから、補聴器を販売しました。
語音検査の結果は%で表されます。
このお客様の場合、最小の言葉の聞こえが60%→90%に改善したため、
『補聴器の効果がはっきり出ている』と私たちは判断しました。

実際にお仕事で試していただいたご感想

30人の集まる社外プレゼンで質疑応答ができた

社外プレゼン

補聴器を作って1週間ほど経つ日に、重要な社外プレゼンが控えていました。
一通りプレゼンを終えたあと、その内容に対して厳しい質問が浴びせられる中で的確に答えなくてはいけないという大変難しい状況です。しかし、お客様からは是非そこで補聴器を役立てたいというご希望を伺っていました。
私たちも心配しながら結果を待っていましたが、結果は大成功。
補聴器を着けることで、質問が聞こえなかったらどうしようという不安がなくリラックスしてプレゼンに臨むことができ、「質問の内容がちゃんと聞こえたので、落ち着いて返事ができた」とおっしゃいました。

まったく同僚に気づかれなかった

耳あな型補聴器を使用して1週間後、実際に使った感想をお聞きしました。
「いやあ、職場ではまったく気づかれませんよ。手元の資料を見るときに部下が私の横に近づいたことがあってヒヤヒヤしましたが、気づかれなかったです。」

ご購入いただいた補聴器のブランド、特徴について

その後約1ヵ月半の試聴期間の後、『フォナック補聴器』の『バートB70 チタン』をご購入いただきました。フォナックは、世界1位のシェアを持つメーカーであり、言葉の聞こえ・デザイン・使い勝手の全ての要素で優れた製品を生み出しています。

フォナック補聴器のおおまかな特徴は、以下の通りです。

・離れた場所や多人数の会議での聞こえは、ワイデックス社に次いで2番目に優れています。
・耳あな型補聴器の大きさは、スターキー社に次いで、2番目に小さく作れます。
・補聴器を使った時のピーピーというハウリング音は、GNリサウンド社に次いで2番目に静かです。

『フォナック補聴器』について詳しく知りたい方は、以下のリンクをご覧ください。
補聴器メーカー「フォナック」の特徴

ご購入を決めた理由を教えていただきました。

今回ご購入を決めていただいた理由をお聞きしたところ、
・最初予想していたよりも、言葉がはっきり聞こえるようになった
・自分の理想通りの小さい補聴器を作ってもらえた

以上の理由を教えていただきました。

アンケートにて「理想に近い補聴器を作ってもらえた」というお声を頂きました。

Q1:どうやって当店を見つけましたか?

A:ホームページ

Q2:当店にご相談になる前には、どんな事でお悩みでしたか?

A:同僚や取引先とのコミュニケーションに不安を感じていました。

Q3:当店での対応(補聴器の調整、接客、聴力測定など)はいかがでしたか?

A:時間と手間をかけ、丁寧に対応していただきました。

Q4:他にも補聴器の販売店がある中で、何が決め手となって当店でご購入いただけたのでしょうか?

A:調整の技術、分かりやすい説明。

Q5:実際に補聴器をお使いになってみていかがですか?素直なご感想をお聞かせください。

A:理想に近い補聴器を作ってもらうことができました。
ありがとうございました。
アンケート

補聴器を使って3ヵ月後、感想を伺いました。

「気のおけない同期には、私の難聴について少しずつ話しています。そうしたら一人、同じように難聴で補聴器を使っている者がいたんです!だけど彼の補聴器は、私の物ほど小さくはなかったですね。」

「最初は仕事で使うための補聴器と考えていたけど、家でも家族との会話も増えてきた気がする。やっぱり“聞こえる”、っていいですね。家族のために仕事も今まで以上に頑張っていきますよ!」

このお客様の場合、お仕事だけではなく、プライベートでも補聴器が助けてくれたようです。私たちは、『毎日補聴器を使い続けていただくこと』を一つの目標にしています。そのためには何よりも、まずお客様の困りごとを一緒に受け止め、二人三脚で解決策を見つけていくことが重要だと考えています。

ここまで記事をお読みいただき、ありがとうございます!
これからも、色々なケースの事例を取り上げて、記事を掲載する予定です。
ご質問・ご感想がありましたら、お問い合わせフォームよりお願いします。


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この記事は
私が書きました

この記事は大塚祥仁が書きました

大塚 祥仁
【認定補聴器技能者】

2006年から補聴器の仕事を始めました。もっとも確実に、よく聞こえる方法をご提供することが、私のミッションです。皆様によく聞こえる生活をお届けするため、毎日毎日、聴覚医学の論文を読み、デンマークやドイツの研究機関と連絡を取り、時には欧州へ勉強に行き、海外から研究者を招き勉強会を開催し、国内の社会人大学院へ通い修士号まで取ってしまいました。本Webページでは、補聴器、難聴、耳鳴りなどについて、確かな情報や最新の情報をお届けしていきます。ご相談の方は、お気軽にご連絡ください。

保有資格:認定補聴器技能者、医療機器販売管理者

★ Twitter はじめました。耳の話を真面目に書いてます! : @mimi_otsuka

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