補聴器を使うと、耳鳴りはどうなるの?
【目次】
耳鳴りの原因は解明できていません
まず、耳鳴りの原因は、諸説ありますが、医学的にハッキリとは解明されていないようです。
諸説ある原因の仮説をいくつか書いてみます。
・脳の勘違い(慢性的な脳の誤作動。耳鳴りが癖になった状態)
・蝸牛の異常。(蝸牛とは鼓膜より奥にある器官です)
・自分の血流?の音が聞こえる。
・耳管狭窄などによる中耳の気圧異常。
また、耳が遠くなると、耳鳴りが出てくる場合もあるようです。
耳鳴りの対策を行う事で改善されることもあります
諸説ある原因に対して、どれが正しいかはっきりしないとは言っても、対策を行う事で改善する場合もあります。
やはり、まずは、医師に相談するのが大切だと考えます。
受診する病院としては、まずは耳鼻科だと考えられます。
他にも、
・内科
・心療内科
・特殊な整体(頭蓋骨、および顎関節の矯正が出来る)
などがあげられます。
原因が特定されていないため、対策も様々あるようです。
補聴器と耳鳴りの関係について
正しく調整された補聴器を使って、耳鳴りがひどくなったという話は、ほとんどありません。
ただし、補聴器の調整が今ひとつであったり、使い始めたばかりの方のごく一部において、
耳鳴りに影響が出ることもあるようです。
正直な話、この原因については不確実な部分がありますが、音が聞こえすぎることによるストレスや、
オーダーメイドの耳せんを使った際、形状が合っていなかったときに起こることが経験的にあり、
ほとんどが音の調整、もしくは耳せんの形を修正するなどで耳鳴りへの影響は解消されました。
逆のパターンとして、補聴器をつけている間、耳鳴りが気にならなくなったという事例もございます。
しかし絶対に改善されるというものでもなく、やってみないとわからないところがあります。
ですので、補聴器の試聴サービスなどを利用して、ご自分でお確かめいただくのがオススメです。
やはり私たちが日々感じることは、補聴器には正しい調整が必須で、お客様の不安・ストレスを
一つ一つ解消していくことが、よりよい聞こえに繋がっているのだということです。
聞こえの困りごとは、いつでも何でもプロショップ大塚へご相談下さい。